はもきゅう (京都)
炎暑のさなか、都大路にくり広げられる祇園祭は京都の夏の行事の中でも、華とも言える祭りです。その祇園祭を「はも祭り」とも呼ぶくらい、はもは京都の夏には欠かせないものです。はもは「食む」「咬む」が語源と言われ、切り落とされた首だけでも咬みつくという生命力の強い魚で、瀬戸内海で獲れたものを、昔は海から遠い京都まで運んでもなお生きていたそうです。はもは骨だらけの魚で、「骨切り」という技術も手間もかかる下ごしらえが必要なことと、産地が遠いこともあって、関東では長いこと食べられませんでした。雅やかな日本の故郷の味をどうぞ。
材料4人分
-
ブナピー
100g
-
焼きはも
200g
-
きゅうり
2本
-
ごま
少々
-
しょうが
少々
-
しょう油
適量
-
【A】しょう油
大さじ1・1/2
-
【A】みりん
大さじ1・1/2
-
【A】酒
大さじ1/2
-
【A】砂糖
大さじ1/2
つくり方
-
ブナピーは石づきを切り、小房に分けてさっと茹でる。はもは焼いてあるものを用意し、もう一度、【A】でつけ焼きをして、さいの目よりやや大きめに切る。
-
きゅうりは板ずりして薄い小口切りにし、薄い塩水に放してしんなりさせてさっと洗って水気を絞る。
-
(1)、(2)を混ぜて皿に盛り、ごまとしょうがのせん切りをのせ、酢じょう油を添える。
素敵な賞品をGetしよう!