たこ飯(兵庫県)
風土や気候が生んだ独特の産物を材料に、その地方の風習や工夫から発した調理法で作られてきた郷土料理を紹介します。素材が生きる素朴なおいしさです。「たこ飯」兵庫県たこの好物である海老、蟹、貝類が豊富な瀬戸内海でとれるたこはおいしく、中でも春先に出る「木の芽たこ」と呼ばれる200〜400gの小だこは身がしまっていて一番美味であるといわれています。たこ飯は地元の漁師たちが船の上で、取れたての自慢のたこをぶつ切りにしてお米と一緒に炊き込んだのがはじまり。炊き込んだご飯ににじみ出た、たこの色とうま味が旬を感じさせてくれます。
材料4人分
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マイタケ
200g
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米
3合
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昆布だし
600ml
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たこ
200g
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にんじん
30g
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ごぼう
70g
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酒
大さじ2
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薄口しょう油
大さじ1・1/2
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みりん
大さじ1
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塩
小さじ2/3
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みつ葉
少々
つくり方
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米を洗い、昆布だしにつける。
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ゆでたこの場合は、さっと熱湯を通す。生たこの場合は塩もみして洗い、そぎ切りにする。
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マイタケは食べやすい大きさに手で裂く。にんじんはせん切り、ごぼうはささがきにして酢水に漬ける。
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(1)に(3)を入れ、調味して炊く。
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沸騰したら蓋をあけ(2)を入れ、再び蓋をして炊きあげる。
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盛り付けて、熱湯で湯がいたみつ葉を天盛りにする。
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