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菌活コラム

待ってろ夏!菌活ダイエットで“ラク痩せ”

2022.06.01
待ってろ夏!菌活ダイエットで“ラク痩せ”

6月は本格的に暑い日も増え、肌の露出も多くなるため、ダイエットを意識する人も多いのではないでしょうか。また、初夏から梅雨へと天候も大きく変化する時期のため、体調管理にも注意が必要です。本格的な夏がやってくる前に、しっかり身体を整えて、夏を楽しむ準備をしましょう!

INDEX

・ダイエットで気をつけたい食事量の目安とは?
・きのこは優秀なダイエット食材!
・梅雨シーズンに陥りやすい『気象病』に気をつけて
・腸を整えて夏本番に備えよう!
・腸活に欠かせない食物繊維のチカラ

ダイエットで気をつけたい食事量の目安とは?

ダイエットをするなら、運動と合わせて食事も見直して、身体の内側から“痩せ体質”を作るのが理想的。いくら運動を頑張っても、食べすぎてしまえばなかなか結果が出ないのは仕方がないこと。そうならないためにも、ダイエットをする時に気をつけたい食事量の目安を覚えておきましょう。

ダイエット中は、朝3・昼4・夜3の割合で食べるのがおすすめです。追い込みたい人は朝5・昼3・夜2でもOKですが、どんなダイエット法でも「無理なく続けられること」が一番のポイントとなるため、まずは朝3・昼4・夜3から始めるのがいいでしょう。
中には朝食をとる習慣がない、という方もいるかもしれませんが、朝食には体温を上げ痩せやすい身体を作る効果もありますので、少しずつでも朝食を食べる習慣をつくれるよう意識していきましょう。

菌活コラム6月

きのこは優秀なダイエット食材!

また、すぐにお腹が空かないようにすること、カロリーを抑えることも大事なポイント。特に夕食の量を減らす場合は、お腹が空いて眠れなくなってしまった…といった身体のリズムを崩すことがないように、腹持ちが良く低カロリーな食材を選ぶことが重要です。おすすめは、きのこや海藻類、鶏胸肉など。特にきのこは、低カロリーに加えて、脂質はほぼゼロ、食感があるためかさ増しにもなり、様々な食材とも相性が良いのでダイエット食材として取り入れやすい点が大きな魅力。さらに、きのこには糖質を燃焼させるビタミンB1が豊富に含まれているため、ダイエットをサポートしてくれる食材としても効果が期待できます。

菌活コラム6月

梅雨シーズンに陥りやすい『気象病』に気をつけて

夏に向けて心身ともにアクティブになる反面、6月は梅雨特有の天候で疲労感や不調を感じやすい時期。「どんよりとした天気のせいで身体も心もスッキリしない」と感じる方も多く、こうした症状は『気象病』『低気圧不調』などと呼ばれることもあります。

梅雨時期に起こりやすい不調は、気圧の変化や日照時間、寒暖差によって自律神経に乱れが生じることが原因。通常、気圧が変化すると耳の奥の内耳(ないじ)がそれを感知し、脳の自律神経に働きかけて身体全体を調整しています。例えば、気圧が下がると身体にかかる圧力が減少するため血管の拡張が起こるのですが、自律神経の働きによって、その変化に対応して血管が収縮し、うまくバランスをとることができます。
しかし、気圧の変化が激しかったり、天候不順で日中に太陽の光を浴びる時間が短くなったり、寒暖差やエアコンの使用が始まったりと身体にかかるストレスが増えることで、自律神経がコントロールしきれずに乱れてしまうと、頭痛や肩こり、むくみや冷え、下痢などの症状が引き起こされてしまいます。

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こうした不調を感じたら、自律神経を落ち着かせるよう、深呼吸やストレッチを行なって心身をリラックスさせたり、軽いジョギングで自律神経のスイッチの切り替えを促したりするのもおすすめですし、食事から、自律神経の集まる「腸」を整えることもおすすめです。

腸を整えて夏本番に備えよう!

運動や体操に加えて、毎日の食事も不調対策には不可欠!特に多くの自律神経が集まっており、心身の健康の要となっている「腸」を、きのこなどに豊富な「食物繊維」によって整えることで、不調改善や免疫アップを図ることができます。

腸では精神の安定や安心感を与えてくれる、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが作られています。また、自律神経も多く集まるため、腸内の環境を整える事が体や心の不調を取り除く第一歩になると考えられます。

菌活コラム6月

また腸は人体最大の免疫器官と言われ、免疫に関わる細胞の約70%が腸に集中しています。そして、腸の免疫機能の維持に重要な役割を果たしているのが、100兆個以上も存在するとされる腸内細菌です。この腸内細菌は、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割の割合で維持されており、このバランスを保つことが免疫機能の維持・向上につながります。しかし食生活の乱れやストレスにより腸内環境が乱れると、悪玉菌が増殖し、免疫機能の低下や便通以上、肌荒れ、老化の促進、発がん、アレルギー、高血圧、糖尿病のリスクが高まるなど、様々な悪影響を及ぼします。

腸活に欠かせない食物繊維のチカラ

腸内環境を良好に保つには、食生活を整え善玉菌を増やすことが重要。そこで必要になってくるのが食物繊維なのです。食物繊維は便通を促すだけでなく、善玉菌のエサになり腸内細菌のバランスを整えてくれます。食物繊維を含むきのこを積極的に食べることで善玉菌を増やし、腸内環境を整えて全身の不調を改善していきましょう。

腸を整えることは、栄養素の吸収を高めたり、老廃物の排出を助けたり、腸でのビタミン・ホルモン合成を正常化させたりと、代謝を高めて痩せやすい身体づくりにも繋がります。気候も身体の調子も変わりやすい季節ですが、ヘルシーで身体に負担のない食生活や、腸内環境を意識することで、キレイで元気に夏本番を迎える準備をしていきましょう!

6月のおすすめ菌活レシピ

profile

池田 正典(いけだ まさのり)

群馬大学医学部 卒業
医療法人雨宮病院 副院長

小林 樹広(こばやし みきひろ)

理学療法士
医療法人雨宮病院 リハビリテーション部 副部長

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