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菌活辞典

GABA
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GABAとは、近年、抗ストレス作用をもつことで注目されている神経伝達物質で、γ-アミノ酪酸のことをいいます。ヒトがストレス状態に陥ると大脳を中心に興奮が高まりますが、神経細胞の興奮を抑制し、ストレス状態を緩和してくれます。GABAを多く含む食品は、きのこの他、発芽玄米、トマトなどが有名です。

イライラを抑えて、リラックス効果をもたらす

GABAには、ストレスや運動により興奮状態になった時に、神経細胞の興奮を抑えることでストレス状態を緩和してくれます。寝つきがよくなり深い睡眠がとれたり、免疫力の低下を防ぐといった動物実験の結果が報告されていたりとうれしい効果がたくさんあるのです。

食品からGABAをとるなら、断然きのこ!

実は、私たちの体内にも存在するGABAですが、食べ物からも摂取できることが分かっています。その代表ともいえるのがきのこ。特に多いのがブナシメジブナピーです。その量は、ブナピーで乾燥100gあたり0.58g、ブナシメジで0.34g。きのこには、ビタミンやミネラルだけでなく、このGABAもたっぷり含まれているのです。きのこを常備菜としてストックしておくと、ストレスによる悪影響を日常的に防いでくれるので、ストレスを感じた時は、きのこ料理を食べてみてはいかがですか?

≪参考文献≫
・藤林真美,神谷友康,高垣欣也,森谷敏夫,GABA経口摂取による自律神経活動の活性化,日本栄養・食糧学会誌 第61巻第3号,2008,129-133
・新発見!昼間に摂取したGABAがその日の睡眠の質を改善,ギャバ・ストレス研究センター,2020-11-18
・ギャバの抗ストレス作用による免疫力の低下抑制効果,ギャバ・ストレス研究センター,2020-11-18
・日本きのこ学会 第16回大会(岩本和子、橋田瑞穂、福田泰久、寺下隆夫、白坂憲章{近畿大・院農、大阪府大・農})