菌活辞典

ビタミンB群
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きのこには、三大栄養素である糖質やタンパク質、脂質の代謝に働きかけてくれるビタミンB群が豊富に含まれています。美肌や疲労回復にもひと役買ってくれるので、女性や育ちざかりの子どもにとって、心強い味方と言えるでしょう。
ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、ナイアシンとビオチン、パントテン酸という8種類のビタミンの総称です。

エネルギーづくりにはビタミンB1が必須

きのこに多く含まれるビタミンB群といえば、まず、糖質の代謝に働きかけるビタミンB1が挙げられます。ビタミンB1は、摂取したカロリー(燃料)を燃やす着火剤の役割を果たす栄養素。このビタミンが不足すると、糖質をうまくエネルギーに変えることができなくなるため、余った糖質が体内で脂肪として蓄積され、肥満を引き起こします。肥満の人は便秘がちなので、腸が荒れ、肌も荒れやすい傾向に。ダイエットと美肌、両方の面からぜひとも摂取しておきたい栄養素の1つです。

別名“美容ビタミン”と呼ばれる ビタミンB2

脂質の代謝に働きかける栄養素がビタミンB2です。ビタミンB2は、「美容ビタミン」と呼ばれているほど美容効果が高いといわれている栄養素。お肌のターンオーバー周期を整え、皮膚や粘膜を正常に保つほか、脂質の代謝にも働きかけてくれます。脂質の代謝異常は口内炎や湿疹、皮脂トラブルを原因とした肌荒れなどの症状を引き起こすので、美容効果を期待したい方は積極的な摂取を心がけましょう。

疲労回復にも力を発揮!

疲労回復にダイレクトに働きかけてくれる栄養素といえば、疲れの原因といわれている“乳酸”が身体にたまるのを防いでくれるビタミンB1が挙げられます。ビタミンB1には、炭水化物を燃やしてエネルギーに換える働きもあるので、意識的に摂取をすることでエネルギーの産生を助け、疲労感やだるさ、イライラ、運動機能の低下といった症状を引き起こすのを防いでくれます。ビタミンB1は、豚肉に多く含まれている栄養素ですが、霜降りひらたけやエリンギ、ブナピーといったきのこ類にも多く含まれています。健康的で美しい身体を手に入れるためにはビタミンB群の摂取が欠かせませんが、ビタミンB群は水溶性の栄養素。体内に蓄えておくことができないため、毎日意識的に摂取することが大切です。

筋肉づくりに欠かせない、ビタミンB6

筋肉の材料となるのは、肉や魚などのタンパク質です。これらのタンパク質を、筋肉などの新しい細胞に生まれ変わらせるプロセスで必要になるのがビタミンB6です。タンパク質を多く摂ったら、ビタミンB6も多く摂る、というイメージを心がけましょう。
さらに、ビタミンB6はお肌や粘膜の健康維持にも役立っています。

きのこのビタミンB群が効果を発揮、きのこのキキメ

今おすすめのきのこレシピ

きのことチキンの美肌パワー サラダ

ブナシメジは美容ビタミンと呼ばれる「ビタミンB2」が豊富。ビタミンB2は、夏の紫外線でダメージを受けた肌の回復力を高めてくれます。また、トマトのリコピンやグレープフルーツに含まれるビタミンCには抗酸化作用があり、きのことのW効果で紫外線対策をすることができるボリューム満点のサラダです。

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