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菌活コラム

菌活でお酒をもっとヘルシーに!イベントシーズンのアルコールケアの秘訣

2024.12.23
菌活でお酒をもっとヘルシーに!イベントシーズンのアルコールケアの秘訣

12月も残りわずかとなり、忘年会にクリスマスとイベントが目白押しで、お酒を飲む機会も増えているのではないでしょうか。
また、お酒を楽しく飲みたいけれどむくみや栄養バランスの乱れなど、健康や美容への影響が不安…と感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかしお酒は、適量を守ったり食べ合わせを工夫したりすることで上手に付き合うことができます。
そこで今回は、お酒を楽しみながら美容や健康も維持するための食事のコツをご紹介します。

INDEX

お酒は悪?アルコールのメリット・デメリット

お酒は適量を守った正しい飲み方であれば、いくつものメリットがあります。
ここでは意外に知られていなかった、お酒を飲むメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

お酒を飲むメリット

正しい量を守った飲酒は、血行を促すことで身体を温めたり、疲労物質の排出を促したり、代謝を高めたりする効果があります。
また「理性の座」と呼ばれる大脳新皮質の働きを抑制し、感情や食欲など本能的な部分を司る大脳の働きを活発化させることで、気持ちが開放的になってストレス発散になったり、食欲が増したりする効果も期待できます。

お酒を飲み過ぎることによるデメリット

お酒を飲むと、体内ではアルコールの分解や排出が行われ、内臓の働きが活発になります。適量であればデメリットは少ないのですが、 “飲み過ぎ”になると内臓の働きが追い付かず、老廃物・毒素の蓄積につながってしまいます。
特に、アルコールが分解される際に発生する「アセドアルデヒド」は毒性が強く、吐き気や頭痛を引き起こし、二日酔いの原因にもなるため注意が必要です。
またアルコールは興奮や覚醒、緊張を促す「交感神経」を活発にさせて睡眠の質を悪くさせるデメリットもあります。

アルコールケアには菌活がおすすめ!その理由とは

様々なメリット・デメリットのある「お酒」ですが、日々「きのこで菌活」を意識することで、身体への負担を軽減し、より健康的にお酒を楽しむことができます。
そこで、菌活の詳しい仕組みや、おすすめの理由をご紹介します。

肝臓での代謝や解毒をサポートする「オルニチン」が豊富

アルコールの代謝・解毒を行う主な器官が「肝臓」です。きのこには、この肝臓の働きを助ける「オルニチン」がシジミの約5~7倍も含まれています。
さらにオルニチンには、疲労回復や睡眠の質向上といった働きもあり、イベントシーズンを楽しむ身体を応援する栄養素でもあります。

「食物繊維」がアルコールの吸収を緩やかに&腸を整える

食物繊維は腸に長く留まる性質があり、アルコールの吸収を緩やかにする効果が期待できます。また、アルコールの摂取により一時的に腸内環境も乱れやすくなりますが、食物繊維には腸を整える効果も期待できます。
きのこには食物繊維が豊富に含まれており、お酒を飲むときに一緒に食べることで、アルコールの身体への負担を軽減すると共に、腸を整えることで老廃物を排出しやすい身体をつくることができます。

アルコール分解を助ける「ビタミンB1」を補える

アルコールを摂取すると、アルコールを分解するために体内の「ビタミンB1」が大量に消費されてしまいます。ビタミンB1がエネルギー代謝や疲れケアにも不可欠な栄養素のため、不足するとだるさの原因にも。きのこは、「ビタミンB1」を効率よく補うことができるので、お酒を飲むときや、その前後にとることがおすすめです。

さらにお酒をヘルシーに!菌活とセットで行いたい飲酒時のコツ3選

最後に、きのこで菌活とセットで習慣にしておきたい、飲酒量を上手にコントロールする正しい飲み方や、生活習慣のコツをご紹介します。

お酒の種類ごとの適量を知っておく

お酒を健康的に楽しむためには、種類ごと適量を知ることも大切です。以下は、厚生労働省の推奨する1日当たりの適量(純アルコールで約20g程度)です。

ワイン 小グラス2杯の200ml
ビール 500mlの1缶
焼酎 100ml
ウィスキー 60mlダブル
日本酒 1合弱
チューハイ 350m 1缶

ただし、アルコールによる影響には個人差があり、その時の体調等によっても変わりますので、適量を参考にしながら自分の飲酒量や頻度を決めることが大切です。

食事やおつまみと一緒にお酒を楽しむ

空腹時は胃がからっぽのため、お酒を飲むとあっという間にアルコールが吸収されてしまいます。そのため、お酒を飲むときには食事やおつまみを用意しましょう。おすすめは、アルコールケアに役立つ「きのこ」を使ったお料理です。きのこは電子レンジで数分加熱するだけで食べられるので、サラダや麺にトッピングするのも良いですね。
また、肉や魚類、大豆製品に含まれる「タンパク質」は、「アセドアルデヒド」の分解を助けるため、タンパク質の豊富な食材をあわせるのもおすすめです。
食事やおつまみを合わせることで、飲み過ぎを防止したり、身体への負担を軽くすることができます。

水分とセットで飲む

アルコールには利尿作用があるため、身体が脱水症状になることも。水やお茶を一緒に飲むことで脱水を防ぐとともに、血中アルコール濃度を下げることで身体への負担を軽減します。また、水分は胃の中のアルコール度数を下げたり、アルコールを分解する際に必要な水分を補給する役割もありますので、健康的にお酒を楽しむことにつながります。

忘年会や年末年始などお酒を飲む機会が多いこの時期。イベントシーズンをアクティブに過ごすためにも、アルコールの正しい飲み方や種類ごとの適量を理解し、日々の食事ではきのこで菌活を習慣にしながら、楽しく健康的な年末年始を過ごしていきましょう。

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