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菌活コラム

梅雨時期のむくみは美容の大敵!すっきりボディを目指すインナーケア

2024.06.10
梅雨時期のむくみは美容の大敵!すっきりボディを目指すインナーケア

気温が上がり薄手の洋服を着る機会が増えるこの時期。夏を目の前に、ダイエットにより一層気合が入る方も多いかもしれません。
一方、じめじめ・ムシムシとした梅雨特有の気候は、さまざまな原因でいつもよりもむくみが出やすく、「顔がパンパンに張って大きく見える…」「足が太く見える…」といった悩みを感じる方も。

そこで今回は、ダイエットの大敵である「むくみ」について、梅雨の時期にむくみが出やすい原因や、スッキリ感を取り戻すインナーケアをご紹介。むくみと一緒にどんよりとした気分もリセットして、夏に向けた身体を準備していきましょう。

INDEX

・梅雨時期のむくみはなぜ起こる?よくある原因とは
 ①気温の急激な変化によるもの
 ②運動不足によるもの
 ③水分不足によるもの
 ④食生活の乱れによるもの
・体内の余分な水分や老廃物をオフ!食事で美味しくスッキリと
 ①体内の余分な塩分とともに水分の排出を助ける「カリウム」を摂る
 ②自律神経の集まる「腸」を整える「食物繊維」を摂る
 ③正しく水分補給をする
 ④うま味成分を活用して塩分の摂取を控える
・今月のおすすめ菌活レシピ

梅雨時期のむくみはなぜ起こる?よくある原因とは

からりと晴れている日はあまり感じないのに、梅雨時期になると「むくみ」やすくなるのはどうしてなのでしょうか?まずはその原因を詳しく見ていきましょう。

①気温の急激な変化によるもの

不安定な気候から雨の日が多くなる梅雨時期。雨の日の身体は晴れの日に比べて、

・寒暖差や気圧差から体内調整を担う自律神経が乱れる
・大気中に湿気が多くなることから身体が冷えやすくなり血流が低下する

という状態になります。

血流はそもそも、むくみの原因となる余分な水分や老廃物を追い出す役割があります。自律神経の乱れや冷えによって血流が低下し、これらの余分な水分や老廃物が体内に溜まることでむくみが起こります。

②運動不足によるもの

梅雨時期は雨で外出する機会が減ったり、屋外での運動ができないため、運動量が減りやすくなります。

適度に身体を動かすことで血管拡張作用や血行が良くなることが期待でき、体内の余分な水分や老廃物が排出されてむくみにくい身体に繋がります。

③水分不足によるもの

梅雨時期は晴れている日よりも気温が低く、またムシムシした気候のせいで水分をとる量が減りやすいといわれています。

むくみの原因は「体内の余分な水分」のため、「むくんでいる時に水分が足りていないの?」と思うかもしれません。しかし、水分をとることで血流が良くなるため、それによりむくみの原因となる余分な水分や老廃物を流すことができるので、むくみが気になる時は適度な水分摂取を心がけてみましょう。

④食生活の乱れによるもの

先ほどもご紹介したように、梅雨時期は自宅で過ごす時間が増えることで、ついつい食生活が乱れがちになることも。スマホやテレビを見ながらお菓子を食べたり…と、むくみの原因となる「糖質過多」「塩分過多」につながりやすくなります。

特に塩分を過度に摂ってしまうと、体内に水分を溜め込みやすくなるため、慢性的なむくみを引き起こします。食事の時間を決めたり、間食はナッツなどの糖質・塩分の少ないものを選んだりして、家で過ごすときも食事を工夫していきましょう。

体内の余分な水分や老廃物をオフ!食事で美味しくスッキリと

これらの原因から梅雨時期に出やすい「むくみ」は、マッサージや運動、入浴など外側からのケアによって血流をよくすることで軽減することができます。
しかし、身体は食べたものから作られるため、食事からしっかりと栄養素を摂り、内側からのインナーケアを組み入れることでむくみにくい身体を作る意識も大切です。

では、どのような食事や栄養素が効果的なのでしょうか?
梅雨時期のむくみケアのために今日から始めたい、効果的なインナーケアについて詳しく見ていきましょう。

①体内の余分な塩分とともに水分の排出を助ける「カリウム」を摂る

むくみケアに欠かせない栄養素のひとつが「カリウム」です。カリウムは体内の余分な水分を排出したり、筋肉の正常な働きに関わったりする栄養素。汗とともに失われやすいため、汗をかくことの多くなるこの時期は特に注意してとりたい栄養素です。

カリウムが豊富な食材は、
・きのこ類
・野菜、フルーツ全般
・イモ類
・海藻類
・豆類
があげられます。利尿作用を促してむくみの原因となる余分な塩分・水分を排出するほか、カリウムは不足するとだるさなど夏バテ症状を引き起こすため、今の時期からしっかりとるようにしましょう。

②自律神経の集まる「腸」を整える「食物繊維」を摂る

梅雨時期に乱れやすくなる自律神経は「腸」と密接な関係があります。そのため、自律神経の集まる「腸」を整えることが自律神経を整える近道です。
また、食物繊維は体内に溜め込まれた老廃物を排出させたり、腸内環境を整えることで腸内細菌がつくり出す「短鎖脂肪酸」を増やしたりする効果が期待できます。短鎖脂肪酸にはダイエットのサポートや免疫力を高める効果が期待できるため、夏を前に身体を整えたいこの時期にぴったりです。

食物繊維の豊富な食材は、
・きのこ類
・海藻類
・根菜類
・豆類
があげられます。中でもきのこは食物繊維の含有量が多いことに加えて、菌類特有の食物繊維を含むことから、腸内環境を整える効果が高いことや、きのこを日常的に食べることで短鎖脂肪酸を増加させるという実験結果が得られています。

③正しく水分補給をする

むくみ予防のためも「こまめ」な水分摂取がおすすめです。水を一気に飲んでしまうと、腎臓に負担がかかったり、かえってむくみを引き起こしたりしてしまいます。

また梅雨時期はじめじめ・ムシムシとした気候で冷たい水を飲む頻度が増えるかもしれません。しかし、冷たい水は身体を冷やすことで血流が悪くなり、冷えやむくみにつながるため、常温か冷たすぎない飲料を摂るようにしましょう。
ポイントとして、
・喉が渇いていなくてもこまめに摂る
・噛むようなイメージでゆっくりと飲む
・常温水、白湯を飲む
があげられます。また、他の栄養素と一緒に摂った方が水分の吸収率も上がるため、食事の時に一緒に飲み物を飲んだり、汁ものを追加したりといった工夫も効果的です。

④うま味成分を活用して塩分の摂取を控える

梅雨時期に限らず、むくみケアには塩分を控えることも効果的です。「日本人の食事摂取基準」では、1日の塩分摂取目安は男性の場合で1日7.5g程度・女性で1日6.5g程度といわれていますが、実際はこの基準を上回っている方が大半といわれています。

食事の塩分を減らすためには「うま味成分」の豊富な食材を活用することがおすすめです。うま味成分を活用することで料理の味が濃く感じるようになるため、塩分や糖分を減らすことができます。

うま味成分が豊富な食材として鰹節や昆布などが有名ですが、先ほど「カリウム」「食物繊維」が豊富とご紹介した「きのこ」もうま味成分が豊富な食材。きのこはどんな料理にも使いやすいため、料理にきのこを加えることで、簡単に減塩することが可能です。

梅雨が明ければ本格的な夏がやってきます。今の時期も、来る夏もスッキリボディで過ごせるよう、日々の食事や生活習慣を少し工夫することで、コンディションを整えていきましょう。

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