菌活で夏までに痩せる!正しい知識で健康ダイエット
2024.05.06初夏を迎え、気持ちの良い過ごしやすい気候となりました。気温が上がり徐々に薄着になると、初夏のオシャレを楽しみたい!という気持ちが高まる一方で、体型が気になりダイエットをしなければ…と思う方も多いかもしれません。
ダイエットというと、いつもよりも“食事量を減らす”意識が強くなりますが、「食事を抜くダイエット」は、筋肉量が低下したり、ビタミン・ミネラルが不足したりと代謝が落ちて太りやすくなってしまいます。
今回は“食べながら”身体を整える「インナーからのケア」で健康的に理想のスタイルを目指す、おすすめのダイエットの話題をお届けします。
INDEX
・なぜ体重が増えるのか?ダイエットへの第一歩とは
・薄着の季節のダイエット!摂りたい食材・栄養素を一挙紹介
・「食事のクセ」を直してダイエット!痩せやすい身体をつくる上手な食べ方とは
・“きのこはダイエット食材”その理由を解説!
なぜ体重が増えるのか?ダイエットへの第一歩とは
そもそもどうして体重が増えてしまうのでしょうか?
理由は、日頃の運動不足や、脂肪の原因となる糖質や脂質の摂り過ぎ、身体の冷えなどがあげられます。このような習慣があると、ダイエットの基本となる消費カロリーよりも摂取カロリーが大きくなってしまったり、筋肉量の低下により代謝が落ちたりして、痩せにくく太りやすい体質に変わってしまいます。
また身近な食べ物の中には、代謝を高めて脂肪燃焼を促したり、体内の老廃物の排出を助けたりする栄養素などダイエットのサポートをする栄養が含まれているため、「食事を抜く」「そもそも食べない」という極端な制限をすることで、かえって太りやすい体質になってしまっている可能性も考えられます。
ダイエット成功のためには、代謝を高めて「しっかりと燃える」身体をつくること、そして代謝の妨げとなる「老廃物」をしっかりと排出できる身体づくりが大切です。
薄着の季節のダイエット!摂りたい食材・栄養素を一挙紹介
では、どのような栄養素をとっていけばよいのでしょうか。美味しく食べながら健康的なスタイルを目指す、おすすめの栄養素や食べ物を見ていきましょう。
「タンパク質」の豊富な魚や肉類
魚や肉類に含まれるタンパク質は、
・カロリーを消費する筋肉の材料となる
・脂肪燃焼作用のある成長ホルモンの材料となる
といったダイエットに欠かせない栄養成分です。
タンパク質を含む肉や魚類は、噛み応えがあり少量でも満腹感を得やすい食べ物でもあるため、毎日3食に欠かさず摂り入れることがおすすめです。
「食物繊維」の豊富なきのこ、野菜、根菜、海藻
食物繊維が豊富なことで知られるこれらの栄養素。食物繊維には、
・食事でとった糖質、脂質の吸収を抑える
・胃腸に水分を溜めて空腹ストレスを緩和する
・噛む回数を増やすことで満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防止する
といったダイエット効果が期待できます。
特にきのこは食物繊維以外にも、糖質・脂質を代謝して燃やすことでダイエットをサポートするビタミンB群も含む、ダイエット応援食材です。
きのこ、ヨーグルト、チーズなどの菌食材
これらの菌食材は「痩せ菌」と呼ばれる腸内細菌を増やす効果が期待できます。
「痩せ菌」が作り出す「短鎖脂肪酸」という物質には、ダイエットの大敵となる便秘を解消したり、脂肪の吸収を抑えて体内の脂肪燃焼を助けたりする働きがあります。
腸は「考える臓器」とも呼ばれるため、腸の状態が整っていることで、体内に必要な栄養素は吸収し、余分な脂質・糖質は吸収しないで排出するといった、痩せやすい身体づくりに繋がります。
「食事のクセ」を直してダイエット!痩せやすい身体をつくる上手な食べ方とは
ダイエットを意識する時、必要な栄養素をとることに加えて、「食べ方」に気を配ることも痩せやすい体質づくりのポイントになります。
痩せやすい体質づくりに役立つポイントは次の3つ。
・食物繊維やビタミンの豊富なスープ、汁物、野菜、おかずを先に食べる
・炭水化物、脂質の多い食べ物を最後に食べる
・よく噛んで食べる
汁物やおかずを先に食べておくと、体重増加の原因となる炭水化物や脂質の量を自然に減らすことができ満腹感も得られやすくなります。またこのような食べ方は、炭水化物や脂質の体内への吸収をゆるやかにすると言われています。
さらに食事中はゆっくりよく噛んで食べるようにすると、満腹中枢が刺激され食べ過ぎやカロリーオーバーを防ぐことができるでしょう。
“きのこはダイエット食材”その理由を解説!
ここまで、ダイエットに効果的な栄養素や食べ方をご紹介してきましたが、それらすべてを叶える食材が「きのこ」です。
きのこには、
・糖質、脂質の吸収をゆるやかにし、腸の痩せ菌を増やす「食物繊維」
・糖質や脂質の代謝を助けて燃焼を助ける「ビタミンB群」
・カロリー消費を助ける筋肉の材料「植物性タンパク質」
・むくみの原因となる余分な塩分、水分を排出する「カリウム」
といったダイエットに効果的な栄養成分がバランスよく含まれています。
またきのこは、豊富な食物繊維と菌類であるがゆえの独特の食感があり、噛み応えがあることで少量でも満腹感が得られたり、うま味が豊富なため減塩効果が期待できたりして、すっきりボディをつくるのにも一役買ってくれます。
ダイエットの意識が高まるこの時期、ヘルシー食材きのこをはじめ、食事の内容を工夫することで、ぜひ健康的に、身体の内側から痩せやすい体質をつくっていきましょう。
今月のおすすめ菌活レシピ
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きのことスナップえんどうのスープ
【ダイエット】
きのこは100gあたり約20kcalと低カロリーなうえ、食物繊維が豊富なので満腹感アップにも役立ちます。 -
きのこのヘルシーハンバーグ
【エネルギーチャージ】
きのこと豚肉には糖質の代謝を助けてエネルギーをつくるビタミンB1が豊富に含まれています。 -
きのこペーストのヘルシーカルボナーラ
【腸から健康】
きのこに豊富な食物繊維は、腸に溜まった老廃物の排出を促したり、腸の善玉菌を増やすことで腸を整えます。 -
霜降りひらたけとアスパラガスのソイリゾット
【ほっと一息】
きのこに豊富な食物繊維は、自律神経が集まる腸を整えることでほっと一息気持ちを和らげます。 -
霜降りひらたけとキャベツの酒蒸し
【健やかな肌】
きのこには肌の生まれ変わりを助けるビタミンB2や抗酸化物質のエルゴチオネインが豊富です。 -
生どんこと新じゃがのバターソテー
【自律神経を整える】
きのこに豊富な食物繊維は、自律神経の集まる腸を整えることでだるさや倦怠感のケアを助けます。
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