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菌活コラム

イベントシーズン満喫♪うるおい&寒さケアで冬もキレイ

2023.12.01
イベントシーズン満喫♪うるおい&寒さケアで冬もキレイ

12月はクリスマス、忘年会、大晦日などイベントが盛りだくさん♪おいしい食事やお酒を楽しむ機会が増える一方で、冬の寒さも本格的になり、冷えや乾燥、体重増加などに悩まされる方も多くなる季節です。イベントシーズンを満喫できるように、日々の生活に無理のない工夫を取り入れながら対策していきましょう!

INDEX

・寒さ対策はココを温めよう!効果的に身体を温めるコツとは
・イベント続きの12月は「オルニチン」でアルコールケアも忘れずに
・肌のカサカサの原因は血行不良?!食事で意識したい栄養素とは
・ダイエットにも怪我予防にも!「きのこ」は運動量が減る冬の健康サポーター!

寒さ対策はココを温めよう!効果的に身体を温めるコツとは

寒さが厳しくなる季節、身体を温めるために意識したいのが「食事」です。前月の記事でもご紹介しましたが、身体を温めるためには、温かい料理や飲み物をとることや、食べたものをしっかり代謝できるように代謝に不可欠なビタミンB群を含むきのこ、豚肉を食べることなどが役に立ちます。

『食事で“熱を作る”身体づくり!そのポイントとは』>

そこで今月はまず、食事に加えて実践したい「温活」の知恵をご紹介!ポイントは、冷やすと風邪を引くと昔から言われている3つの首「首」「手首」「足首」と「くびれ」、つまりお腹を温めることです。

「首」「手首」「足首」には、血流の多い血管が皮膚の近くを流れており、ここが冷えることで血行不良が起こります。また、これらの「首」は、細い筋肉や腱のみで構成される部位のため皮膚から骨まで厚みがなく、部分的に芯から冷えやすいこともあり、優先的に温める必要があるのです。

そして「くびれ」のある腹部には、副交感神経の中枢が位置する仙骨や腸、肝臓、子宮、膀胱、腎臓など様々な臓器が存在します。この腹部から腰回りを温めれば、全身に温かい血液を流すことができ、内臓の働きが良くなることで代謝アップにも繋がります。

中でも肝臓はエネルギーの貯蔵庫でもあり、うまく働かないと排泄、代謝、解毒などのあらゆる機能に影響が及びます。また、腸は体温調整を行う自律神経と深く関わる臓器のため、腸の調子がスムーズなことが体温調整には不可欠。きのこには肝臓の働きを助ける「オルニチン」や腸の働きを整える「食物繊維」が豊富なため、内臓を元気にすることに繋がります。温活で身体を温めることに加えて、ぜひ菌活でも内臓を元気にすることを意識していきましょう。

イベント続きの12月は「オルニチン」でアルコールケアも忘れずに

忘年会やクリスマスなどでお酒を飲む機会も増える12月。お酒を翌日に残さないためにも、アルコールの分解・解毒を担う「肝臓」がここでも重要になります。肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、痛みを感じる神経がないため、病気になっても気づきにくいと言われています。身体の冷えやアルコールなど、肝臓に負担がかかりやすいこの時期は、特に肝臓のケアが不可欠です。

肝臓のケアには、先述の通り「オルニチン」が役立ちます。
オルニチンといえば「シジミ」に多いことで有名ですが、実はブナシメジやブナピーにはシジミの5〜7倍ものオルニチンが含まれています。オルニチンは睡眠の質を高めたり、成長ホルモンの分泌を促すことで筋肉づくりや肌ケアにも役立ったりすることが知られており、肝臓ケアに加えて日々の健康づくりにも効果的です。

また、お酒を飲む前にきのこ料理を食べておけば、きのこに含まれる食物繊維がアルコールの吸収を緩やかにしてくれるため、肝臓の負担を減らし、二日酔いの予防にも繋がります。きのこはうま味がありどんな料理とも相性が良いので、イベントシーズンの食事にぜひ取り入れてみてください。

NEXT ▶ 冬の乾燥肌や運動不足による冬太り&ケガ予防に役立つきのこのチカラ

12月のおすすめ菌活レシピ

profile

池田 正典(いけだ まさのり)

群馬大学医学部 卒業
医療法人雨宮病院 副院長

渡邉 華帆(わたなべ かほ)

理学療法士
雨宮病院リハビリテーション部

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