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─ 温故知新─ Monthly Music Gift Selection

春の訪れと始まりの季節を彩る年代別春ソング

2024.04.01
春の訪れと始まりの季節を彩る年代別春ソング

冬の寒さに耐え、待ち望んでいた春の訪れは、まるで世界が息を吹き返すような瞬間。
暖かくなる空気、ふわりと舞う桜の花びら、そして地面を覆う新緑は、私たちに外へと足を踏み出させ、何か新しい事を始めるきっかけをくれます。
また、ゆったりと春の日差しを浴びながら、草花の色と香りに心を委ねて日常の小さな変化を楽しむのもいいかもしれませんね。
今回はそんな春の温かさに包み込まれ、一歩を踏み出す始まりの季節を彩る曲を年代別にご紹介します。季節の変わり目ではありますが、皆さんが健やかで楽しく過ごせますように。

INDEX

・昭和世代の春ソング5選
・平成世代の春ソング5選
・令和世代の春ソング5選
・春ソングを楽しむプレイリスト
・音楽と一緒に楽しみたい春の菌活レシピ

昭和世代の春ソング5選

①君がいるだけで/米米CLUB

フジテレビ系ドラマ『素顔のままで』のテーマソングに起用された事でも有名なこの曲。
爽やかなメロディと“たとえば君がいるだけで 心が強くなれること 何より大切なものを 気づかせてくれたね”という歌詞が多くの人の心を掴みました。
4月からの新生活もこんな風に思える人と共に過ごせたら幸せですよね。

②ひだまりの詩/Le Couple

新しい生活の中で、ふとかつて自分を愛してくれた人の事を思い出す、なんて経験がある方も多いのでは?
そんな懐かしい人の事を“まるでひだまりでした”という素敵な比喩で表現した曲です。
幸せだった二人が思い浮かぶような歌詞を味わいながら聴いてみてください。
優しい歌声を聴きながら、ちょっぴり切ない気持ちになれる名曲です。

③チェリーブラッサム/松田聖子

曲名はプロデューサーの若松氏が長調的で似合うと考え、「ブロッサム」ではなく「ブラッサム」としたそうです。
意外にも曲中には桜を意味する言葉は登場しませんが、”何もかもめざめてく新しい私”や”つばめが飛ぶ青い空”という歌詞で、「新しい自分になる春」や「渡り鳥であるつばめが帰ってくる春」を間接的に表現しています。

④草原の輝き/アグネス・チャン

1973年にリリースされた楽曲。
彼女の代表曲の一つとして第15回日本レコード大賞新人賞を受賞するなど、人気を博しているこの曲は、広大な草原をイメージさせるメロディと、希望に満ちた歌詞が融合しており、聞き手に心地良い春の息吹を感じさせます。
透明感のある歌声もあいまって、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。

⑤春だったね/吉田拓郎

1972年にリリースされた日本を代表するフォークソングの名曲の一つ。
この曲は、切なくも温かい春の情景を描き出し、失われた愛を想う心情を繊細に表現しています。
彼特有の柔らかく哀愁を帯びたボーカルと、シンプルながら心に響くアコースティックギターの音色が、多くの人々の心に寄り添う楽曲となっています。

平成世代の春ソング5選

①桜坂/福山雅治

20世紀最後の累計売上枚数200万枚を突破した曲です。
タイトルは福山氏が当時住んでいた沼部駅付近の中原街道に実在する「桜坂」を想い、名付けられたそうです。
“愛と知っていたのに”という歌詞が二人の別れの無常さを感じさせます。
別れの季節でもある春に、しっとり聴き惚れてしまう美声に包まれてみてはいかがでしょうか。

②サクラ咲ケ/嵐

春の応援ソングとして人気が高いこの曲は、2005年3月23日発売の嵐14枚目となるシングル。
5人の歌声と軽やかなメロディが春のワクワク感を感じさせてくれる曲です。
“振り向くな 後ろには明日はないから”という歌詞に勇気づけられた人も多いはず。
くじけそうなその時、この曲がそっとあなたを支えてくれるはずです。

③春の歌/スピッツ

辛かったことも抱えながら、それでも前に進んでいくという力強さを感じるこの曲。
春風のように心に響くメロディと切なさすら感じる歌声が印象に残ります。
環境の変化に戸惑う春も、勇気を持って生きていけるような応援ソングと言えるでしょう。
“聞こえるか?遠い空に映る君にも”という歌詞に、寄り添ってもらっているような心強さを感じます。

④千本桜/黒うさP

2011年に発表された楽曲で、ボーカロイド(※)「初音ミク」が歌唱を担当しています。その壮大なサウンドと独特な歌詞は聴く者を圧倒します。
日本の伝統と現代文化が融合したような独特な世界観を持ち、美しさと儚さ、そして強さを象徴しているかのようなこの曲は多くのリスナーに深い印象を残しています。
※ボーカロイド=VOCALOIDの略称で、ヤマハが開発した歌声合成技術と、その応用ソフトウェアのことを表しています。

⑤Spring of Life/Perfume

2012年にリリースされた、ダンサブルなテクノポップ曲です。
明るく前向きな歌詞に「自分から行動しよう!」という勇気を貰えます。
「spring」という単語は「春」の他にも「バネ」という意味もあり、「人生のバネ」というタイトルともとれます。
新生活の不安とこの曲をバネとして、何か行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

令和世代の春ソング5選

①春を告げる/yama

ストリーミング累計再生回数が3億回を突破した、2020年4月17日リリースのyama(ヤマ)による初オリジナル曲
一度聴いたら癖になるキャッチーなサウンドと、透明感と繊細さに溢れる歌声に心を掴まれる人が続出しています。
歌詞には切なさや寂しさが綴られており、一人の孤独感に優しく寄り添ってくれるような曲です。

②春泥棒/ヨルシカ

作詞を担当したn-buna氏によると「春泥棒」は桜を散らしていく「春風」を指し、さらに桜を「命」、春風を「時間」に喩えているそうで、人生の儚さを感じます。
それを踏まえてこの曲を聴くと、散っていく桜の花びらを惜しみつつ最後に登場する”はらり 今、春仕舞い”という切なくも美しいフレーズが心に迫ります。

③StaRt/Mrs. GREEN APPLE

新しい事を始める時に訪れる、漠然とした不安を吹き飛ばしてくれるような軽快な歌声とメロディに彩られたこの曲。
“ここは遊び心で満ちよう!”や“もう苦悩と煩と悩は上等!”というフレーズに代表されるように、楽しみながら挑戦へ向かっていこうという前向きな歌詞に溢れています。
何かにチャレンジする人を明るく支えてくれます。

④やってみよう/WANIMA

2017年にリリースされたこの曲は、WANIMA特有のエネルギッシュでポジティブなメッセージを持つ曲で、私たちに前向きな気持ちを与えてくれます。
また、ライブにおいても観客との一体感を生み出すことで知られています。
その爽快感溢れるサウンドとポジティブな歌詞のおかげで新生活の不安もどこかへいってしまいますね。

⑤桜が降る夜は/あいみょん

春の訪れを感じさせる繊細かつ情感豊かなこの曲は、2018年にリリースされました。
桜の花びらが舞い落ちる夜の情景を背景に、切ない恋心とその儚さを描いており、あいみょん特有の詩的な歌詞が際立っています。
新たな恋の始まりや、過ぎ去った恋を思い出させてくれる出会いと別れの季節にぴったりの一曲です。

春ソングを楽しむプレイリスト


音楽と一緒に楽しみたい、今月のおすすめ菌活レシピ

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