菌活コラム

海が!山が!呼んでいる!

~夏を楽しむ菌活術とお盆にまつわる食エッセイ~

2021.08.01
海が!山が!呼んでいる!

夏休みが楽しみな8月。夏休みの恒例行事と言えば「お盆」。田舎で過ごす夏の思い出には、食の記憶も付きものです。お祭りで食べた焼きそばやかき氷、また、祖父母の家で親戚の叔父さんや叔母さん、いとこと一緒に食卓を囲んだ思い出がある人も多いかもしれませんね。今年の夏も、移動自粛などでいつものようにいかない方も多いかもしれませんが、今回は、夏に想いを馳せ、そして来年の夏に想いを寄せるような「お盆」にまつわる食の話題をお届けします。

家族が揃うお盆は、夏休みの一大イベント。田舎に帰ったら必ず食べたいものや、会いたい友人、行きたいお店、お祭りなど、楽しみにしていることもたくさんあるでしょう。生まれ育った場所は誰にとってもパワースポットですから、懐かしい風景や生活の匂い、家族の笑顔に癒され、心身をリセットできる特別な場所でもありますよね。

菌活コラム8月

最近ではお盆というと「夏休み」、「帰省」のイメージですが、もともとお盆とは、日本に古くから伝わる風習で、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれます。

お盆には亡くなった方やご先祖様があの世(浄土)からこの世(現世)に戻ってくるとされ、自宅でお迎えして供養するのが習わし。一般的には8月13日〜16日とされていますが、東京都多摩地区や金沢市など、7月13日〜16日に行われる地域もあるそうです。「送り火」「迎え火」などは、先祖の霊を迎え、再び送る際に行われる儀式で、「盆踊り」ももともとは先祖の霊を慰めるための念仏踊りがルーツと言われています。京都で有名な「大文字焼き」や長崎の「精霊流し」も送り火の一つ。このように、日本各地には様々なお盆の行事、風習があり、供養を願って食べる料理も地域によって特色があるようです。

菌活コラム8月

お盆は仏教行事のため精進料理を食べるのが基本なのですが、ほかに、ご先祖様があの世に戻る際に、精霊牛(ナスに割り箸などを刺して飾るお供え物)の手綱や荷物をくくる綱として使っていただくために、そうめんを食べる地域は日本各地にあるようです。また、「そうめんのように細く長く幸せが続くように」との意味合いもあるのだとか。

菌活コラム8月

長野県などの中部地方では天ぷらを食べる習慣が根付いていたり、北海道や東北地方には赤飯を食べる地域があるなど、お盆の定番料理は地域によって様々。しかし、共通するのは「ご先祖様を敬う」気持ちなのでしょう。例えば赤飯に使われる小豆は、昔は貴重な食べ物だったことから、ご先祖様にも召し上がっていただくという意味で食べられるようになり、また、小豆の赤が魔除けになるとも信じられていました。

こうした言い伝えや風習には、日本人の精神性が色濃く反映されていて、食べ物や習わしに込められた想いを知ることで日本人が「大切にしてきたもの」に改めて気づく良い機会にもなりそうです。今年はぜひ、故郷のお盆について知識を深めてみてはいかがでしょうか。

菌活コラム8月

現在、熱戦が続く東京オリンピックの招致に際しては、「おもてなし」が話題となりました。遠方からはるばるやってきた客人を迎え、心づくしの料理や会話でもてなすことは私たちにとってはごく普通のことですが、「もてなす」という行為は日本人特有の美徳でもあるのでしょう。ここ1年で、私たちのライフスタイルは一変してしまったかもしれません。でも、昔から脈々と受け継がれてきた「日本人の心」は失わずに、お盆やオリンピックも楽しみたいものですね。

コロナ禍となり、今年は2度目の夏休み。まだ不安がまったくなくなったわけではありませんが、長いトンネルの出口もきっともうすぐそこ。安全に配慮しながら思い出に残る夏を楽しんでくださいね。

菌活ポイント

8月は、夏の暑さがピークに。猛暑日、熱帯夜などが続くと疲れやストレスが身体にもジワジワと溜まってしまいます。そんな時期に意識したいのが、「腸からの健康管理」。免疫機能の約70%が集中する腸の状態を良好に保つことで、夏バテや体力減退、食欲不振を未然に防ぎ、元気に夏を乗り切ることができます。腸の免疫機能を高めるのに欠かせない食物繊維は、きのこに豊富に含まれています。きのこは、肉や魚など様々な食材と相性が良く、クセのない味わいなので夏場の栄養補給にも最適。腸をキレイにすることで、夏の不調対策だけでなく美容にも役立ちますよ。

厳選レシピ

関連する記事

きのこらぼに無料会員登録をしていただき、ログインした状態で記事をご覧いただくとポイントがもらえます。
貯まったポイントは、プレゼント応募にご利用いただけます。