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菌活コラム

花粉・寒暖差・紫外線…悩みの多い春のお肌は「きのこ」で解決!

2025.03.10
花粉・寒暖差・紫外線…悩みの多い春のお肌は「きのこ」で解決!

3月に入り春らしさを感じる季節になりましたね。一方で、この時期は花粉の飛散や寒暖差、紫外線、新年度への準備による疲れやストレスなど環境の変化が大きく、『肌悩み』が出やすい時期でもあります。
そこで今回は、春を笑顔でスタートできるよう、春に肌トラブルが出やすくなる原因や、食事でできる肌ケアのポイントをご紹介します。

INDEX

春に肌トラブルが出る原因とは

調査によると、春は一年の中で最も『肌の不調を感じやすい季節』と言われています。その原因は何なのでしょうか。はじめに、春に出やすい肌トラブルの原因を詳しく見ていきましょう。

花粉の影響によるもの

年々花粉の飛散時期が早まり、飛散量も増えているとの情報を見聞きすることが多い春。花粉は肌に付着すると肌荒れの原因となるアレルギー反応を起こすため、かゆみや赤みが出やすくなります。さらに、マスクやティッシュにより繰り返し肌に摩擦がかかり、肌荒れや乾燥を引き起こすこともあります。

自律神経の乱れによるもの

3月は季節の変わり目により寒暖差が激しく、加えて、新年度や新生活のスタートに向けた準備で慌ただしい時期でもあります。
寒暖差や忙しさにおけるストレスは、美容に関係の深い「自律神経」の乱れにつながります。自律神経は血行を促したり、肌の生まれ変わりをコントロールしたり、美容に繋がるホルモンバランスを調整したりするため、バランスが崩れると肌にも不調が表れます。

紫外線によるもの

紫外線量は3月から増えはじめ、4月になると夏と変わらない紫外線量になることがわかっています。
肌が紫外線を浴びると、シミや肌荒れの原因となるメラニン色素が大量に作られたり、肌老化・シワやたるみの原因となる活性酸素が作られたりすることから、肌トラブルが出やすくなります。

春の肌悩みには「きのこ」がおすすめ

花粉や自律神経の乱れ、紫外線ダメージの影響が出やすい春の肌は、食事で肌の内側から整えておくことが大切です。中でも美容ケアに役立つ栄養が豊富な「きのこ」を意識的に取り入れることが解決のポイント。
そこで、春の肌悩みにおすすめのきのこが持つ効果をご紹介します。

保湿・紫外線ケア・ストレスケアに「エルゴチオネイン」

きのこに含まれる「エルゴチオネイン」は、紫外線や花粉のダメージによって乾燥しやすい肌にうるおいを与える栄養素。強力な抗酸化作用もあり、疲労や肌老化の原因となる活性酸素を抑える効果も期待できます。菌類であるきのこや、一部の細菌しか作り出すことができない成分のため、きのこからたっぷり摂ることがおすすめです。

肌の新陳代謝を助ける「ビタミンB2・B6」

きのこに含まれる「ビタミンB2・B6」は、肌の生まれ変わりである「新陳代謝」を助ける栄養素です。春はそうでなくとも、様々なストレスにより新陳代謝が乱れやすい季節。脂質を代謝するビタミンB2やタンパク質を代謝するビタミンB6など、肌に嬉しい栄養素をしっかりと摂ることで肌の正常な生まれ変わりをサポートし、肌ダメージを修復・再生することが大切です。

自律神経の集まる腸を整える「食物繊維」

きのこに含まれる「食物繊維」は、自律神経が集まる腸を整えるのに役立つ栄養素。腸の老廃物の排出を助けたり、腸の善玉菌のエサとなったりすることで腸を整え、自律神経のバランスも整えます。また、腸が整うことで肌に必要な栄養素の吸収が良くなりますし、肌トラブルの原因となる老廃物の排出にも役立ちます。

菌活と合わせて効果アップ♪睡眠ケア・運動のすすめ

きのこを取り入れるインナーケアにプラスして、春の肌ケアのためには、質の良い睡眠や適度な運動習慣を心がけることも大切です。

質の良い睡眠は、肌を修復・再生するのに役立つ「成長ホルモン」の分泌を促します。
毎日ぐっすりと眠ってすっきりと起床できるよう、睡眠環境や睡眠時間を見直すなど、小さなところから意識していきましょう。
そして適度な運動は、自律神経のバランスを整えたり血行を促したりして肌に栄養が届きやすい状態に整えます。また、ストレスの解消や腸の働きを助ける効果もあり、美容と健康の両方への嬉しい効果が期待できます。

健康的な食生活、中でも「きのこ」を取り入れることを意識しながら、睡眠の質や運動習慣も心がけることで、春に出やすい肌悩みの改善・予防につながります。始まりの季節「春」を笑顔でスタートするためにも、日々の食習慣と生活習慣を整えていきましょう。

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