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生活リズム、夏休みの宿題、体調管理・・思い出深く、子どもの成長にもつながる『夏休みの過ごし方』

2021.07.01
生活リズム、夏休みの宿題、体調管理・・思い出深く、子どもの成長にもつながる『夏休みの過ごし方』

7月に入りました。コロナや暑さへの対策を講じつつ、毎日子育て・お仕事にと頑張っておられることと思います。ワクチン接種も進んでいるようですが、以前のような自由な生活に戻るには、もう少し時間が必要のようです。
さて、今月の下旬には夏休みが始まります。保護者会でも夏休みの課題についてのお話があると思います。そこで今回は、この時期に多いご相談を元に、夏休みが子ども達にとって成長のきっかけとなるような時間を過ごすためのサポート方法をお話したいと思います。

Q. 夏休みの生活のさせ方は、どのようにしたらよいですか。

A. 40日余りの夏休み。一日中子どもと一緒の生活。じっくり過ごせてうれしい反面、日常の家事に加え昼食とおやつの準備、後片付け、子どもの宿題の点検等々と考えると少々気が重くなりますね。

そこで、夏休みに入る前にまず行っていただきたいのが『生活の仕方の構造化』つまり、一日の生活の大まかな流れを決めて置くことです。計画を立ててもなかなかその通りには実行できませんが、表に書いて机の前等に貼っておくことで、意識して生活ができます。
学年によっては一緒に表を見ながら「次は何をするのだったかな?表を見てみようね。」などと声をかけるのもよいと思います。

「1日のスケジュール」の立て方

夏休みが始まる前に、一日の過ごし方を子どもと話し合って決めます。起床の時間、勉強の時間、自由時間、就寝時間等をタイムテーブルにまとめます。
その際に必ず、家族の一員としての仕事(玄関掃除、ゴミ出し、洗濯物をたたむ、食事の後片付け、お風呂掃除など)を入れましょう。お仕事は、子どもが家族の一員として生活している大切な存在であること、子どもがお仕事をしないと家族全員が生活する上で困ることが身をもって学べるものです。是非、相談して決めてください。

Q. 夏休みの自由研究の宿題は、何をさせたらよいか迷ってしまいます。

日常の学習の他に課題として出される『自由研究』は、何をさせてよいやらと迷いますね。自発的にテーマを決められる子どももいますが、テーマに迷ってしまう子どももたくさんいます。経験の少ない子どもたちには、全く見当がつかないと思います。その場合、できれば、保護者の方が提案してあげてください。お仕事をしていて、忙しい保護者の方も大勢いらっしゃると思いますが、自由研究のような活動は特に、子どもが成長した後もよい思い出として子ども、そして保護者の方の心にも残っているものです。少しだけ手を加えてあげてみてください。

自由研究の例

・花の色水づくりと色の変化の研究
(朝顔、オシロイバナなどの花を摘んで色水を作ります。そこに石鹸水や酢など、生活の中にある液を混ぜて、色の変化や仕組みを考えます。)

・星の観察
(星座が、時間を追ってどのように動いていくかを東西南北の空で観察します。)

・朝顔の蕾が花開く様子を観察
(翌日の朝に咲きそうな朝顔の蕾を見つけ、軸を切ってコップにさして開花の様子を観察する。高学年のお子さんでは、この時、ガクの上の花びらの部分に縦15mm×横5mm程度の穴をあけ、雌しべと雄しべの変化も観察すると更に良いです。)

・料理のレシピや栄養についての研究
(栄養について調べ、バランスの良い献立を立てて食事を作り、レシピと完成写真をまとめます)

・図書館の本を活用して興味のある分野について調べる
(地球温暖化、プラスチックごみ、日本の城、日本の伝統色・・など)

記事のイメージ

また、子どもが普段なにげなく口にする疑問について調べるのも面白いと思います。「ひまわりの花は、どうやって開いていくのかな。」「自転車がさびているけど、どうしてさびるのだろう。」「リニア―新幹線は、どこを走るのかな?」「渋沢栄一ってどんな人なんだろう。」お子さんの声にヒントがあるかもしれません。

自由研究を親子で楽しむ!「一緒に研究しよう!」

子ども一人で黙々とできるお子さんは、遠くから見守って良いと思いと考えますが、それでも、暗い夜に星の観察をしたり、夜通し蕾を観察したり、料理をしたりするときに、保護者の方が傍についていることは、子どもの観察の励みになります。また、観察することで大人にも新たな発見があったり、子どもの言葉から思わぬ気づきを得たりすることがあり、楽しめることもあります。
是非お子さんと一緒に、夏のひと時、研究の時間を楽しんでみてください。

研究は、仮説を立て、研究(観察)方法を決め、実験(観察等)する、考察をします。その中で、意見の交換もできます。また、実験や観察がうまくいかない時は、実験方法を見直す必要も出てくると思います。共にイデアを出し合って検討するのも楽しいものです。

夏休は、毎年来ますが、今年の夏休は一生に一度です。お子さんにとってはもちろんですが、保護者の方にとっても大切に楽しんでいただき、心に残る時間にしていただけると幸いです。

Q. 夏休みの宿題の一学期の復習のドリルは、理解しているのにまたやる必要があるのでしょうか。

漢字も計算も一学期にしっかり学習し、よく理解できているのですね。素晴らしいです。
個人差はありますが、人間の記憶は、時間とともに減少します。100%できていたことも40日余り何もせずにいて、9月になって復習のテストをすると、80%しか覚えていない、ことによると50%にまで減少していることが多くあります。

記事のイメージ

2学期に新たな学習をスタートするには、1学期の学習が土台になります。夏休みの40日の間に記憶の維持をするためにも、ぜひ、復習の時間を大切にしてください。1日15分でも30分でも、繰り返すことが大切です。
中には子どもの特性で、計算がうまくできない、漢字が覚えにくい子どももいます。その子なりの覚え方、分かり方が必ずありますので、そのような時には、、勉強の仕方を考える時間にもしてください。

7月の食事 ワンポイントアドバイス

夏休みの自由研究にも!うま味を活かした夏のきのこレシピ

今回は、夏の暑さや忙しさから料理を作るのが億劫になりがちなこの時期、“ほったらかして”おくだけで「きのこのうま味」がお料理を美味しくしてくれるきのこレシピをご紹介します。

ちなみに、きのこは夏の体調管理にもぴったりの食材です。例えば、きのこに豊富なビタミンB1やカリウムは汗で失われやすい栄養素ですが、エネルギー補給や筋肉の正常な働きをサポートすることで夏バテを防ぎます。また、きのこの食物繊維は免疫細胞の集まる腸を整えることで免疫力を高め、体調管理を応援します。簡単レシピでしっかり栄養をとって、楽しい夏をお過ごしください♪
(監修:ホクト管理栄養士 德田美咲)

オススメレシピ

  • レシピの画像

    きのこと豚こまのオイスターソース蒸し

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    きのこのつけ麺

  • レシピの画像

    きのこと夏野菜のスープカレー

また、「きのこのうま味」は自由研究の題材としてもぴったりです。例えば、きのこによって味わいが違うのか?複数種類混ぜ合わせることで味わいが変わるのか?どの組み合わせが一番美味しく感じるか?などなど・・。
うま味についてまとめたページでは、きのこのうま味の秘密やきのこダシの取り方もご紹介していますので、ぜひご覧ください。
▶きのこのうま味について詳しくはこちら

コロナ禍の夏休みです。一見すると自由が少ないように感じますが、考え方を転換して、家に居られることを喜びに替えて、家でできること・楽しめることを沢山見つけてください。お子さんとのかかわりを強め、絆が更に深まることを祈っています。

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