胸を開くヨガで、ポジティブに1年をスタート!
2023.01.01新年あけましておめでとうございます。2023年の幕開けです!
皆さんはどんな1年にしたいでしょうか。どんな年になろうとも、ポジティブなスタートをきりたいですよね。毎日を健康で過ごすためには、食事→運動→休養のストレス管理がとても大切です。
今回は「Body Make Method」の特別版として、3回に、渡り心と体を整える「ヨガ」をご紹介します。
新年をポジティブにスタートさせるとともに、新年度の4月をもっとキレイな自分で迎えられるよう、一緒に3ヶ月間取り組んでいきましょう!
初回となる今回は、「胸を開くヨガ」をご紹介します。
寒くて背中が丸まりがちになるこの季節。新たな1年が始まったのに憂鬱に感じる方は、丸まった背中のせいかもしれません。
首の付け根には自律神経が密集している場所があり、そこを意識しながら、身体の前面を伸ばすことで良い刺激になり、自律神経が整って気持ちも前向きになります。また身体の前面を伸ばすことで胸が開き、呼吸がしやすくなることで全体のパフォーマンスも上がります。
胸を開いてポジティブスイッチを入れて、1年をスタートしていきましょう!
おすすめのポーズを3つ、効果と共にご紹介します。
Let’ Try
伸びをする子犬のポーズ(ウッタナシショーサナ)
【効果効能】背中・肩のストレッチ、胸を開く、頭・首・肩の血行促進、心身のリラックス
① 四つん這いになり、足先を床につけて、かかとを上げる。肩の下に手首、お尻の下に膝をセット。
② 肘を伸ばしたまま両手を体の前へ歩かせ、膝ひとつ分、膝を後ろに引く。おでこを床につけてキープ。
*このとき意識したいのが、胸をしっかり開くこと。鼻呼吸で30秒〜1分キープ。
③ 【チャレンジ】さらに深められそうな方は、息を吐きながら胸の中心を床におろし、顎を床につける。胸を床におろしにくい場合は、膝を後ろに引き、胸と膝の距離を広げるとスムーズに。
門のポーズ(パリガーサナ)
【効果効能】胴体と背骨のストレッチ、ハムストリングスのストレッチ、肩を開く、腹部組織と肺の活性化
① 膝立ちになる
② 右脚を右へ伸ばし、足を床へ。右膝は右腰の真下(腿が床と直角になるように)、左膝と右膝が同じライン上にあるように伸ばす。
③ 息を吸いながら、左手を挙げる。吐く呼吸で右手を膝や脛に軽くおき、体側を伸ばす。
このポーズで30秒〜1分キープ。(つま先は横向きでも前向きでもOK)
息を吸いながら起き上がり、胴体を垂直に。右膝を左膝の脇に戻し、脚を反対にして繰り返す。
三日月のポーズ(アンジャネーヤーサナ)
【効果効能】そけい部のストレッチ、リンパの流れを改善、デトックス、全身のだるさ解消
① 四つん這いになり、息を吸いながら右足を両手の間に踏み出し、左膝を床につく。
② 吐く呼吸で、両手を右膝の上に軽く乗せる。股関節を安定させる。
③ 骨盤が安定したら、吸う呼吸で両手を挙げる。お臍を縦に伸ばし、胸を持ち上げるイメージ
④ 【チャレンジ】さらに深められそうな方は、右足を踏み込みながら上半身を左足の方へ体重移動させる。二の腕は耳の後ろまで伸ばす。お腹、胸がさらに伸びることを意識。
【ヨガをする時のススメ】
これらのポーズはベッドの上でも、TVを見ながらでも、子供と一緒でも、ペットと一緒でもできます。ヨガマットがないからな~と思わず、ご自身の好きな時に、好きな場所でやってみてください。
そして、この3つのポーズは特に、午前中にするのがおすすめです。呼吸がしやすくなり、その日のパフォーマンスも上がります。
寒くて姿勢も悪くなりやすい時期だからこそ、胸を開いて体を動かすことでポジティブマインドにしていきましょう!
【アスリートへのススメ】
ぜひウォーミングアップに取り入れていただきたい3種です。
胸を開くことは一方で、肩甲骨を寄せて、尾骨へ下げるイメージで、より背面のアプローチもできます。慣れてきたら鼻から大きく吸って、長く吐き切っていきましょう(6秒吸って、6秒以上で吐ききるペースが目標です)。
Canayogaチョイスきのこレシピ
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きのこたっぷりスンドゥブチゲ
見るだけで暖かくなるようなお鍋メニュー。鍋にはきのこ、肉、卵、体を温める生姜も入っていますので、一つでバランスよく栄養が取れて、尚且つ簡単!主婦にとって最大の魅力ではないでしょうか。
また1月は家族やお友達と新年の挨拶を交わしながら、お鍋をつつけたらより心まで温まりますね。 -
霜降りひらたけとかぶの薬味スープ
スープはヨガをするときに特におすすめのメニューです。お腹いっぱいの状態では困るけれど、ちょっと小腹がすいたなという時、体も温めてくれて水分もとれて、栄養もしっかり摂れるこのメニューはパーフェクトです。美容に嬉しい成分が豊富な霜降りひらたけも要チェックですね。
管理栄養士からの栄養ポイント
寒さが厳しいこの時期は、身体の内側からの体調管理が大切です。きのこたっぷりの温メニューは、ヨガと合わせることでポジティブなスタートを後押しします!
きのこには、免疫細胞が集まる“健康の要”の「腸」を整える食物繊維が豊富なので、丈夫な身体づくりに役立ちます。また、腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど自律神経が多く集まるので、腸を整えることはメンタルケアにも繋がります。今回のスンドゥブチゲと薬味スープは食物繊維がたっぷり摂れ、さらに身体の内側からしっかり温まるメニューなので、体調管理にもぴったりです。おいしく温まって、心と身体の調子を上向きにしましょう♪
profile
埼玉・東京と中心に活動しているヨガインストラクター。
自身の病気のリハビリを目的にヨガを始め、ヨガを通して健康的な体を手に入れることの大切さを実感。現在は、幅広い世代へのヨガ指導を行う一方で、一児の母としてママヨガや、自身のスポーツ経歴を生かし、アスリートヨガの指導も行う。
【資格】
RYT200(全米ヨガアライアンス) (ハタヨガ・陰ヨガ・マタニティヨガ・ホットヨガ・リストラティブヨガ・BOWSPRING)/アスリートヨガ/ケガゼロフィジカルチェックインストラクター/スポーツ医学アカデミー受講中
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