「手書き」は脳を活性化する?!一年をより豊かにする“書く習慣”のメリットと続け方
2026.01.14
新しい年を迎え、どんな一年にしようかと気持ちが高まる時期ですね。一方、お正月には書初めをしたり一年の計画や目標を手帳に書いたりと「文字」を意識する時期でもあります。
実は、文字を書くという行為は、脳が活性化され記憶力向上が期待できたり、ストレスの軽減にもつながったりするとも言われています。デジタル中心の現代ですが、新しい年を迎えたこの時期だからこそ「書く」ことを意識して取り入れ、心と暮らしを整えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、手書きがもたらす様々なメリットや心の変化、今話題の文房具などをご紹介します。あわせて脳の活性化を助ける「きのこ」を使ったおすすめの菌活レシピもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
INDEX
手書きがもたらす脳への良い効果
文字を書くという行為は、目で見て、考え、手を動かすという複数の働きが同時に行われる活動であり、実は、脳を活性化させるのにとても有効といわれています。書くことにより集中力や思考力が高まり、日々の生活にも良い影響が期待できますので、ここではまずは、「書く」ことがもたらすメリットをご紹介します。
「書く」ことが認知運動スキル・脳の活性化につながる

文字を書くときに何気なく行っている、「ペンを指で持つ」、「紙にペンを押し当てる」、「手を動かして書く」という動作は、注意力を必要とする複雑な認知運動スキルです。また、手の動作に加え私たちの脳では「何を書くかを考える」「文字の形を思い浮かべる」といった複数の働きが同時に行われています。
そのため、脳では視覚、言語、記憶、運動に関わる複数の領域が同時に働き、脳の広い範囲が使われることで、脳全体の活性化につながります。
一方、パソコンやスマートフォンでの入力は、決まったキーを打つ動作が中心となり、使われる脳の部位が限られてしまいます。手書きでは一文字ごとに判断と調整が必要になり、脳は常に考えながら動くため、自然と集中力や思考力アップにもつながるのです。
文字を書く時間が心と暮らしを整えてくれる

文字を書く時間は、忙しい日常の中で立ち止まり、自分自身と向き合う大切なひととき。思いや考えを文字にすることで、頭の中が整理され、気持ちにも自然と余裕が生まれると言われています。
新しい一年の始まりに手で文字を書く時間を持つことは、心を整え、暮らしのリズムを前向きに整えていくきっかけにもなるでしょう。
文字を書くことで自分を見つめ直すきっかけに
文字を書く習慣は脳を活性化するだけでなく、日々の生活にも穏やかな変化をもたらします。
例えば、考えを書き出すことで頭の中が整理され、やるべきことが明確になり行動に移しやすくなります。人は「やりかけのこと」や「気になっていること」を無意識に考え続けてしまう傾向があるため、書き出すことで効率よく物事を進めることにもつながります。
また、ゆっくりと文字を書く時間は気持ちを落ち着かせ、ストレスを和らげる効果も期待できます。手帳やノートに書くことで記憶に残りやすく、振り返ることで自分の成長や変化に気づけるのも手書きならではの魅力です。
忙しい毎日の中に「書く時間」を取り入れることで、日々の生活にやさしいリズムを生み出してくれるでしょう。
「書く習慣」で新しい一年のスタートを前向きに
書初めをしたり、新しいことを始めたくなったりと、1月は自然と気持ちが前を向く時期。そんな一年の始まりだからこそ、「書くこと」を習慣にするのがおすすめです。
目標ややりたいことを文字にすることで、思いは漠然とした考えから具体的な形へと変わっていきます。
ノートや手帳に書き留める行為は、自分の内側と向き合い気持ちに区切りをつける大切な習慣。文字にすることで意識が整理され、「こんな一年にしたい」という思いが、自然と行動につながりやすくなります。
新年に始める書く習慣は、暮らしのリズムを整えながら、前向きな一歩を後押ししてくれるでしょう。
書くことがもっと好きになる、小さなアイデア

書くことの効果や大切さを知ると、「書く習慣をつけたい」という気持ちが生まれるかたも多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、お気に入りの文房具を見つけることや、短い言葉を書き留る“ひとこと日記”を付けるなど小さい習慣から始めること。ここでは、日常の中で自然に文字を書くことを楽しめる小さなアイデアをご紹介します。
お気に入りの道具で“書く時間”をより心地よく
お気に入りのノートやペンを使うだけで、「書く時間」は少し特別なものになります。
紙の質感やペン先の滑らかさ、手にしっくりくる重さなど、自分に合った道具は、書くことそのものを楽しみに変えてくれます。
書くための環境づくりは、習慣づけるための大切な第一歩。机の上を整えたり、よく使うノートを決めたりするだけでも、自然とペンに手が伸びやすくなります。
最近では、1度ノックするだけで芯が出続けるシャーペンや、シーンに合わせて2種類のモードを使い分けられるシャーペンなど、集中力を途切れさせることなく書き続けられる工夫がされたものも登場しています。
ほかにも、書いた後すぐにこすってもにじみにくいボールペンや、「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」の3種類の質感の用紙から選べるノートなども人気です。
さらに、いつも使っているペンに装着するだけで書いた時間を記録・分析して、スマートフォンの専用アプリで可視化できるツールなども登場しており、これらをとり入れることでモチベーションの維持や集中力の継続にもつながります。
最新の文房具をとり入れたりお気に入りの文房具を使ったりすることで、書くことを楽しみながら習慣にしてみてはいかがでしょうか。
書くことを「習慣化」しよう
書く習慣は、長い文章を書こうとする必要はありません。“ひとこと日記”のように、その日にあったことを一言ノートに書き留めるなど、短い一文から書く習慣をつけるなど、書くハードルを上げすぎないことが、続けるための大切なコツになります。
ほかにも、毎日同じ時間にノートを開く、使うページをあらかじめ決めておくなど、小さなルールをつくるのもおすすめです。一日の終わりに一行だけ気持ちを書いたり、思いついた言葉をメモしたりするなど、小さな習慣から始めてみてはいかがでしょうか。
書き続けるうちに、自分の考えや変化が見えるようになり、振り返る楽しさも生まれてくるでしょう。
「書く」+「きのこ」で脳を活性化!
文字を書く時間をより心地よく、集中して取り組むためには、脳のコンディションを整えることが大切です。そこで注目したいのが、集中力の維持に役立つビタミンB1が豊富な「きのこ」です。
きのこに豊富なビタミンB1は、脳の唯一のエネルギー源となる糖質の代謝を促すため、集中力アップに良い影響が期待できます。
また、きのこに豊富に含まれる成分「エルゴチオネイン」は、強い抗酸化作用を持つため近年の研究では認知機能の低下を防ぎ、脳の活性化や認知症リスクの低下につながる可能性があるといわれています。
他にも、きのこには自律神経に働きかけてリラックスをサポートするGABAやストレスホルモンを抑制するオルニチンも豊富なため、心を落ち着かせて集中したいときにピッタリな食材です。
集中力アップにも役立つきのこをとり入れて、毎日の“書く習慣”をより充実したものにしていきましょう。






