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─ 温故知新─ Monthly MUSIC GIFT SELECTION

【温もり】冬の寒さの中、心がほっと温かくなる年代別ソング

2025.12.01
【温もり】冬の寒さの中、心がほっと温かくなる年代別ソング

本格的な冬が訪れ、コートやニット、マフラーなど冬のおしゃれを楽しむ季節になりました。街はイルミネーションに包まれ、白い吐息に年の瀬の気配を感じます。寒さが厳しくなるこの時期は、大切な人や思い出の「温もり」が恋しくなりますよね。

今月はそんな季節にぴったりの「温もり」をテーマに、冬の寒さの中で心に小さな明かりを灯すような、心が温かくなる年代別ソングをピックアップしてお届けします。

大切な人との絆、家族への感謝、そして自分自身を励ます優しいメロディなど、心温まるプレイリストと共に、穏やかな時間をお過ごしください。

また、プレイリストと共に、寒い日にぴったりの旬食材を使ったおすすめの菌活レシピもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

INDEX

紹介楽曲が聴ける!オリジナルプレイリスト



※楽曲をフルでお聴きいただく場合は「Spotify」アプリをダウンロードのうえ、ぜひお楽しみください。

肌寒い夜に身体を温める旬食材を使ったおすすめ菌活レシピ

昭和 -showa-

① あの鐘を鳴らすのはあなた / 和田アキ子

作詞を阿久悠、作曲を森田公一が手掛けた、日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞曲。「あなたに逢えてよかった」というストレートな歌詞が、人と人との絆の尊さを力強く歌い上げます。年の瀬、一年を振り返る時期に聴くと、支えてくれた人々への感謝の想いが溢れ、心の芯から熱くなるような温もりに包まれます。

② 青春の影 / チューリップ

リーダーの財津和夫が作詞・作曲を手掛けた名バラード。自分の夢を追いかけることよりも、愛する人を幸せにすることこそが生きる証だと歌います。派手な愛情表現ではなく、静かな決意と献身的な愛を描いたこの曲は、寒い冬の夜、大切な人と過ごす時間の尊さを改めて感じさせてくれる一曲です。

③ 大空と大地の中で / 松山千春

北海道の厳しい寒さを知る松山千春だからこそ描ける、生命力と希望に満ちた応援歌。「生きる」ことの喜びと厳しさを、雄大なメロディに乗せて歌い上げています。凍えるような寒さの中でこそ感じる人の温かさや、明日へ向かう勇気をくれるこの曲は、心に小さな明かりを灯すような力強さを持っています。

④ あなた / 小坂明子

当時16歳の小坂明子が作詞・作曲を手掛け、世界歌謡祭でグランプリを受賞した名曲。「もしも私が家を建てたなら」という歌い出しから、愛する人と過ごす温かい家庭の情景が描かれています。歌詞に登場する「暖炉」や横に座るあなたの笑顔など、ささやかで幸せな「温もり」が詰まった一曲です。

⑤ 上を向いて歩こう / 坂本九

永六輔作詞、中村八大作曲による世界的ヒット曲。悲しみや孤独を抱えながらも、涙がこぼれないように空を見上げて歩く姿を歌っています。夕暮れ時に、一人で空を見上げながら口ずさめば、シンプルで温かなメロディがそっと心に寄り添い、明日への小さな希望を灯してくれます。

平成 -heisei-

① Everything / MISIA

ドラマ『やまとなでしこ』の主題歌として社会現象的なヒットを記録した、冬のラブソングの定番。MISIAの圧倒的な歌唱力が、「あなたといること」の温もりと降り積もる雪の情景を壮大に描きます。「You’re everything」というストレートな歌詞が、寒さの中で見つける愛の温かさを感じさせてくれる名曲です。

② やさしさで溢れるように / JUJU

音楽プロデューサー亀田誠治の手による、JUJUの代表的なロックバラード。離れてしまっても、大切な人の幸せを願い続けるという無償の愛を歌っています。「あなたを包むすべてが やさしさで溢れるように」という祈りのようなメッセージが、冬の寒さの中で、心に温かい灯りをともしてくれます。

③ ロビンソン / スピッツ

草野マサムネの唯一無二の詩世界と、きらめくようなギターサウンドが魅力のスピッツ最大のヒット曲。「河原の道を自転車で走る君を追いかけた」という情景描写が、聴く人それぞれのノスタルジックな記憶を呼び起こし、心を温めます。少し不思議で、どこか懐かしい「温もり」を感じさせてくれる名曲です。

④ Winter, again / GLAY

GLAYが自身の故郷・北海道の厳しい冬と、そこに生きる人々への想いを描いた平成を代表するウィンターソング。TAKUROによる壮大な歌詞と、寒さの中にも力強さを感じさせるバンドサウンドが特徴です。厳しい冬を知っているからこそ感じられる、人の温もりや故郷への愛しさが胸に迫るような名曲です。

⑤ ありがとう / いきものがかり

NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌として書き下ろされ、日本中に温かな感動を届けた名曲。吉岡聖恵のまっすぐな歌声が、「ありがとう」というシンプルな言葉に込められた深い感謝を伝えます。大切な人に支えられて今がある――そんな当たり前の幸せを思い出させてくれる、心温まる一曲です。

令和 -reiwa-

① 三文小説 / King Gnu

ドラマ『35歳の少女』の主題歌。井口理の繊細なハイトーンボイスと常田大希の低音が織りなす壮大なバラードです。誰もが主人公である「人生」という物語を、その痛みも喜びも包み込むように肯定するような温かさがあります。冬に、じっくりと自分の人生と向き合いたい時に静かに響く一曲です。

② 優しい彗星 / YOASOBI

アニメ『BEASTARS』のエンディングテーマ。種族の壁を越えて結ばれた二人の絆と、「守りたい」という強い想いを、静かな夜空に輝く彗星になぞらえた一曲です。穏やかなメロディと、Ayaseによる物語性豊かな歌詞が、暗闇の中で見つける小さな光のように、切なくも温かい「温もり」を感じさせてくれます。

③ Presence / Superfly

ドラマ『アトムの童』の主題歌として書き下ろされた、力強い応援歌。越智志帆のソウルフルな歌声が「私が私であること」を強く肯定し、前へ進む勇気を与えます。「自分のままでいい」というメッセージが、孤独や不安を抱える心にそっと寄り添い、内側から燃えるような「温もり」を届けてくれます。

④ 冬のこもりうた / 原田知世

『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の主題歌。作詞・高橋久美子、作曲・伊藤ゴローによる楽曲で、原田知世の透明感あふれる歌声が優しく包み込みます。子守唄のように穏やかなメロディと、寒い冬にそっと寄り添う歌詞が、心の奥まで染み渡り、無垢な「温もり」を与えてくれます。

⑤ 恋だろ / wacci

ドラマ『やんごとなき一族』の挿入歌として大ヒットしたストレートなラブソング。ボーカル・橋口洋平が恋する気持ちの尊さを温かく、そして力強く歌い上げます。「誰かを想う」という最もシンプルな心の動きを全肯定してくれる歌詞が、冷えた心にじんわりと染み渡り、人を愛することの「温もり」を思い出させてくれます。

NEXT ▶ 次回は「澄み切る」をテーマに、新しい一年の始まりにふさわしい、清らかな冬の空気のようなプレイリストをお届けします。