【夕暮れ】空が美しく色を変える時間、一日の終わりにゆっくりと楽しみたい年代別ソング
2025.09.01
夏の喧騒が遠ざかり、少しずつ秋の気配が深まる9月。日が暮れるのも早まり、空がオレンジから深い青へと美しく色を変える「夕暮れ」の風景が、印象的な季節となりました。
今月はそんな「夕暮れ」をテーマに、一日の終わりに見せる安らぎと、ふと胸に広がる切なさに寄り添ってくれるような年代別ソングをピックアップしてお届けします。
美しい夕焼けを眺めながら物思いにふける時間にぴったりのメロディから、夜の帳が下りる瞬間の静けさを感じさせるナンバーまで、ノスタルジックなプレイリストと共に、この季節ならではの情緒あふれるひとときをお過ごしください。
記事の最後には、そんな秋の夕暮れに楽しみたい、旬食材を使ったおすすめの菌活レシピもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
INDEX
- 9月のプレイリスト
- 秋の夕暮れ時に楽しみたい、昭和の楽曲5選
- 秋の夕暮れ時に楽しみたい、平成の楽曲5選
- 秋の夕暮れ時に楽しみたい、令和の楽曲5選
- 秋の夕暮れ時に楽しみたい、旬食材を使ったおすすめ菌活レシピ
紹介楽曲が聴ける!オリジナルプレイリスト
※楽曲をフルでお聴きいただく場合は「Spotify」アプリをダウンロードのうえ、ぜひお楽しみください。
昭和 -showa-

① SWEET MEMORIES / 松田聖子
サントリーのCMソングとして話題となった名曲。当初誰が歌っているか明かされず、その歌声が注目を集めました。日本語詞の切ないヴァースから、英語詞の甘いコーラスへと展開する構成が特に素晴らしく、アイドルから大人のアーティストへとイメージを確立させた、夕暮れ時に合う一曲です。
② セカンド・ラブ / 中森明菜
中森明菜の透明感あふれる歌声が、ため息のように切なく響く初期の代表曲。恋に揺れる繊細な乙女心を描いた歌詞と、美しいストリングスのアレンジが胸を打ちます。一日が終わり、静けさと共に寂しさが訪れる夕暮れ時に聴くと、その儚くも美しい世界観に深く引き込まれていくようです。
③ 翳りゆく部屋 / 荒井由実
パイプオルガンの荘厳な響きから始まる、荒井由実(松任谷由実)の初期の名曲。「翳りゆく部屋」というタイトルが、まさに夕暮れの光が差し込む室内の情景を描き出します。愛の終わりを歌った哲学的な歌詞とドラマティックなサウンドが、夕闇が迫る瞬間のどこか寂しくも美しい時間に寄り添います。
④ 学生街の喫茶店 / ガロ
美しいコーラスワークが印象的な、ノスタルジーを誘う一曲。学生時代に通った喫茶店で、友と語り合った過去を思い返すというストーリーが描かれています。夕暮れの街の片隅で、ふと青春の日々が蘇る…。そんな情景が目に浮かぶような、少し感傷的で優しいメロディが心に染み渡ります。
⑤ ガンダーラ / ゴダイゴ
ドラマ『西遊記』のエンディングテーマ。異国情緒あふれる壮大なサウンドが、聴く者を遥か彼方の理想郷へと誘う名曲。インドのガンダーラを目指す旅は太陽が沈む西への旅路でもあり、夕日の風景とミッキー吉野によるシンセサイザーの幻想的な音色が完璧にシンクロし、心を解き放ってくれます。
平成 -heisei-

① First Love / 宇多田ヒカル
平成を象徴する有名なラブソング。R&Bを基調としたサウンドと、若さゆえの純粋さと痛みを鮮烈に描き出した歌詞は、今もなお多くの人の心を掴んで離しません。夕暮れ時にこの曲を聴けば、誰もが胸の内にしまっていた「初恋」の記憶が、夕焼けの色と共に切なく蘇るはずです。
② あの日タイムマシン / long shot party
アニメ『夏目友人帳』のエンディングテーマとしても愛される名曲。過ぎ去った日々を「タイムマシン」に乗って見に行くような、温かくも切ない歌詞が胸に響きます。夕暮れ時、ふと学生時代の友達や懐かしい風景を思い出す…。そんなノスタルジックな感情に優しく寄り添い、明日へ向かう元気をくれる一曲です。
③ 鱗 / 秦基博
焦燥感と高揚感が入り混じる、エモーショナルな一曲。好きな人に想いを伝えようと葛藤する主人公の姿は、夕暮れ時に感じる、一日の終わりへの名残惜しさと明日への期待感が交差する気持ちとリンクします。夕焼け空に向かって叫んでいるかのような、スケール感のあるサビが胸を打ちます。
④ 茜色の約束 / いきものがかり
「茜色」に染まる空の下で交わされる、温かな約束をテーマにしたミディアムバラード。優しい音色と、どこまでも伸びていくボーカルが、心にじんわりと染み渡ります。大切な人と肩を並べて夕焼けを眺めるような、何気ない日常の愛おしさと幸せな未来への願いが詰まった、心温まる一曲です。
⑤ 強く儚い者たち / Cocco
JAL沖縄のキャンペーンソングとして大きな注目を集めた、Coccoの代表曲。生命の理を歌ったような寓話的な歌詞と、一度聴いたら忘れられない歌声が特徴です。アコースティックギターの物悲しい音色が、美しくもすぐに消えてしまう夕焼けの空のよう。独特の世界観が、夕暮れの不思議な感覚を増幅させます。
令和 -reiwa-

① マリーゴールド / あいみょん
「麦わらの帽子の君が揺れたマリーゴールドに似てる」という歌詞から、夏の終わりの夕暮れの情景が鮮やかに目に浮かぶ、令和を代表するヒット曲。どこか懐かしさを感じさせるメロディと、温かくも切ない歌詞が、夕暮れ時のノスタルジックな気分に寄り添います。
② 猫 / DISH//
あいみょんが作詞作曲を手掛けた、失った恋人を猫になぞらえて歌うロックバラード。特にアコースティックバージョンが大きな話題となりました。夕暮れ時、一人で部屋にいる時に感じるふとした寂しさや、戻らない日々への愛おしさにそっと寄り添い涙腺を緩ませる、切なくも温かい一曲です。
③ NATSUMONOGATARI / ゆず
自身の名曲「桜木町」をサンプリングし、夏の物語を現代のサウンドで再構築した意欲作。夕暮れの切ない空気感の中、過ぎ去った夏の恋の記憶が蘇る様子を描いています。過去と現在が交差するような構成が、ノスタルジックな気分を加速させる、儚く終わった恋を思い出す夏の終わりの夕暮れに聴きたい一曲です。
④ 世界の秘密 / Vaundy
温かみのあるアコースティックなサウンドと、優しく語りかけるようなボーカルが魅力の一曲。「世界の秘密に気づいてしまった」というフレーズが、夕暮れ時に物思いにふける中で、ふと大切な真理に触れたような感覚を呼び起こします。穏やかでピースフルな雰囲気が、心を安らぎで満してくれます。
⑤ Bad Orangez / Creepy Nuts
メロウで落ち着いたビートが、一日の終わりを告げる夕暮れ時の物憂げな空気に溶け込みます。R-指定の巧みなフロウが、とりとめのない思考や日常の断片を紡ぎ出し、内省的な世界へと引き込みます。「Bad Orangez」の夕日を眺めながら、物思いにふける時間に静かに寄り添ってくれる一曲です。
秋の夕暮れ時に楽しみたい、旬食材を使ったおすすめ菌活レシピ
NEXT ▶ 次回は「夜」をテーマに、静かな夜にしっとりと寄り添うようなプレイリストをお届けします。