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急増!子どもの“スマホ首・肩こり”を予防するストレッチ

2025.07.07
急増!子どもの“スマホ首・肩こり”を予防するストレッチ

暑さが本格的になり、体力や食欲が落ちて夏バテ気味になっているお子さんや保護者の方も多いのではないでしょうか?こまめに水分補給したり、身体を冷やしすぎないようにしたりして、体調管理に気をつけてお過ごしくださいね。

さて、話は変わりますが、近年子どものスマホ首(ストレートネック)や肩こりが増えていることはご存知でしょうか。背景には、外遊びの減少、ゲーム機やタブレットが生活に浸透したことがあり、今や大人だけの問題ではなくなってきたと言われています。
スマホ首は首や肩のこり、頭痛、集中力の低下、姿勢の崩れなど発育発達にも様々な影響を及ぼすという報告もあるため、早めに対策をしていきましょう。

そこで今回はスマホ首や肩こりの予防・改善にもつながる上半身のストレッチをご紹介します。ストレッチの習慣化には保護者の方の声かけも重要です。就寝前などにお子様に声をかけ一緒にストレッチをしてみてはいかがでしょうか?

「遊び」で健やかな発達を!
▶おすすめの遊びはこちら
Let’s Try!
「食事」で健やかな発育を!
▶おすすめの食事はこちら
Let’s Eat!

<Let’s Try!>

STEP1【肩と肩甲骨周りのストレッチ】

  1. あぐらを組んで座り、肘を曲げて両手を開きます。
  2. 手と肘を身体の前で合わせます。
  3. 合わせた手と肘が離れないようにしながら腕を上にあげて、3秒キープします。
  4. これを10回繰り返します。
  • ワンポイントアドバイス:開く・閉じる・伸ばす動きに合わせて「1・2・3」と声を出しながら行うと呼吸を止めずにストレッチできます!

STEP2【肩甲骨と体幹のストレッチ】

  1. 身体の左側を壁に軽くつけ、右膝を立て膝立ちになります。
  2. 両手を前方へまっすぐ伸ばします。
  3. 右手を外側へ動かし壁に触れるまで開きます。
  4. 右手を戻し1の姿勢に戻ります。
  5. 左の手のひらを壁につけ、壁を軽く触れながら上に開きます。
  6. 左手が右手と同じ高さまで開けたら左手を戻し1の姿勢に戻ります。
  7. 1〜6を5回繰り返します。
  8. 反対も同様に行います。
  • ワンポイントアドバイス:目線は動かす方の指先を見て、頭も一緒に動かしましょう!

STEP3【背中の筋肉を使おう】

  1. あぐらを組んで座り、タオルを両手に持ち腕をまっすぐ上に伸ばします。
  2. タオルを両手で引っぱったまま、胸の前まで下ろします。
  3. 腕をまっすぐ伸ばし1の姿勢に戻ります。
  4. タオルを両手で引っぱったまま、首の後ろまで下ろします。
  5. 1〜4を10回繰り返します。
  • ワンポイントアドバイス:タオルを下ろすときに大きく息を吸うと腰が反りにくくなります!

今回のまとめ

4月からご紹介している姿勢づくりや下半身のストレッチもスマホ首の予防・改善に効果的ですので合わせてチャレンジしてみてください。

【過去のストレッチ一覧はこちら>】

次回からは運動に活かすための体幹トレーニングをご紹介します!

<Let’s Eat!>きのこの力で子どもの健やかな成長をサポート

7月に入り、本格的な夏が始まりました。夏は、発汗に伴って水溶性のビタミンやミネラルを失いやすくなります。水分補給は意識的に行う人も増えていますが、ビタミンやミネラルは十分に補給できておらず、不足しやすい傾向にあると言われています。そのような状態は夏バテのような症状にも繋がるので、ビタミンやミネラルの豊富なきのこを食べて夏に必要な栄養を補い、夏バテ予防に備えましょう。

<厳選レシピ>

profile

監修 長谷川 尋之

松本大学人間健康学部健康栄養学科専任講師
兵庫大学を卒業後、管理栄養士免許を取得し、運動と栄養の両面から研究する運動栄養学を大阪体育大学大学院で学ぶ。大学院卒業後は、スポーツクラブアクトス、チームニッポン・マルチサポート事業(栄養)で健康づくりの運動指導やトップアスリート栄養サポートに従事して現職に就く。現在は、運動栄養学の教育・研究とともに、県内・外のアスリートの栄養サポートを行う。
【資格】
管理栄養士、日本スポーツ協会公認スポーツ栄養士、修士(スポーツ科学)

監修 カラダのメンテ(⻑野県松本市のパーソナルジム)
代表:⼭本 葵

順天堂⼤学卒業。⼤学在学中に⼋千代リハビリテーション学院とのWスクールを経て理学療法⼠免許を取得。卒業後は相澤病院にてスポーツリハビリテーション業務に従事しトップから成⻑期アスリートの競技復帰を⽀援。その傍ら、⽇本⾃転⾞競技連盟マウンテンバイクのトレーナーとして東京五輪に、⽇本スケート連盟ショートトラックナショナルチームトレーナーとして北京五輪に帯同。現在は様々な競技のトップアスリートから⼩学⽣までの⾝体づくりを⾏っている。
【資格】
理学療法⼠、⽇本スポーツ協会アスレティックトレーナー、中・⾼保健体育教員免許

副代表:百瀬 優規

⾼崎健康福祉⼤学卒後、理学療法⼠免許取得。卒業後は相澤病院で整形外科や内科など幅広い疾患のリハビリテーション業務を担当。その後、オーストラリアへ留学し政府認定のトレーナー資格を取得。帰国後はトップアスリートから⼩学⽣まで幅広くトレーニング指導を⾏う。現在は⽇本スケート連盟ショートトラック強化スタッフとしてジュニアナショナルチームを中⼼にトレーニング指導も⾏っている。
【資格】
理学療法⼠、Cert3 fitness(オーストラリア政府認定トレーナー資格)