Do My Best, GO! 〜アスリートの舞台裏

プロアスリートを支える食事に迫る。第14回 ブレイクダンス・Nao選手インタビュー

2022.01.01
プロアスリートを支える食事に迫る。第14回 ブレイクダンス・Nao選手インタビュー

明日への一歩を応援する「Do My Best, Go!」。第14回は注目の競技ブレイキンからNao(魚地菜緒)さんが登場。プロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE」の選手としてだけなく、役者やモデルとしても活躍する彼女に、強く、そして美しくいるための日々の食事やコンディションについて話をうかがいました。

ダンスはどのようなきっかけで始められましたか?中学3年生の時には「日本中学校ダンス部選手権」で優勝をされていますが、もともとダンスが得意だったのでしょうか?

中学校の部活を選ぶ時に、仲の良かった友だちの影響でダンス部に入りました。最初の1年間はずっと、同級生の中でも全然というか、一番できていなかったかもしれません。でも何がきっかけかわからないですが、一度コツをつかむと、一気にできるようになりました。そんな印象ですね。

ダンスはかなりハードなスポーツだと思いますが、食事もたくさん食べていましたか?

そうですね。中学校の時がいちばん量を食べていたかもしれません。身長も伸びました。高校生の時は部活というかたちでダンスをしていなかったこともあり、中学の頃に比べると練習量は減ったのですが、しばらく同じペースで食べていたので、少し太るくらいでした。

現在、プロのダンサーとして食事には気を遣っていますか?

はい。とくにシーズン中は栄養士さんなどにもアドバイスを受けながら、食事を取るようにしています。栄養士さんに言われて特に意識しているのは、ブレイクダンスの運動の量に比べて、いろいろな栄養が取れていないこと。なので、野菜を中心にバランス考えて食事を取ることを意識しています。

ただ考えるきっかけになったのは、ダンスというよりもアレルギーやアトピーの症状がひどくなったからです。とくに花粉症がひどくて、その季節になると練習に集中できなくなったことも度々ありました。食べるものによって状態が改善されることもあったので、「ちゃんとしよう」と思うようになりました。

シーズン中、食事制限などもありますか?

次のラウンドの演技プランによって食事の内容も若干変えています。例えば、自分が持ち上げられて回る役の場合は、相手の負担を考えて体重を少し落とすことを考えますし、逆に自分がハードに動く場合は、スタミナやパワーが必要になるので、少し多めに食べないといけません。

©D.LEAGUE 21-22

ちなみに、自炊はされていますか?

たまにですが、栄養士さんからのアドバイスをもとにお鍋やみそ汁をつくります。鍋料理には、野菜やきのこをよく使います。きのこは主役というわけではないですが、栄養もあって、香りや味がアクセントになるので、重宝しています。

Naoさんは、モデルとしても活躍されていますが、美しさを保つ上で、取り組んでいることはありますか?

水はたくさん飲みます。美容のためというのもありますが、単純に好きなので。あとは甘いものが食べたかったら、スイーツよりもフルーツ食べるようにしています。また、お肌や身体のコンディションには腸内環境も大切と聞くので、腸の状態も意識しています。

昨年から始まったDリーグではKOSÉ 8ROCKSのメンバーとして活躍されるNao選手ですが、メンバーに指名された時の感想は?

(チームディレクター兼ダンサーを務める)ISSEI君から声を掛けられて、メンバーを見たら、皆ブレイクダンス界の有名人ばかりで、喜びよりも、不安のほうが大きかったです。ちょうど自粛期間中だったので、個人的にダンスのパフォーマンスも落ちていました。モチベーションも、体力も色々と戻さなきゃという感じでしたね。

KOSÉ 8ROCKSのダンスの魅力は?

これぞブレイキンっていう、ブレイクダンス。単純に、見た目でもわかりやすく、すごい!と思ってもらえるアクロバティックな技を楽しんでもらいたいです。

©D.LEAGUE 21-22

ブレイキンは2024年のパリ五輪で追加種目として加わりました。Dリーグの中でもKOSÉ 8ROCKSには注目が集まりそうですが、今季の目標は?

まずはチャンピオンシップに出場することです。出場枠は6つあるのですが、レギュラーシーズンの上位4チームがストレートインできて、残り2つはワイルドカードになります。もちろん優勝を目指しますが、そのためにも確実にチャンピオンシップに出場しないといけません。ですから12ラウンドが終わる時に、上位4チームに入っていることが目標です。

目標達成に向けての課題は?

個人的なことなりますが、チーム状況もあって、すべてのラウンドに出場できるわけではないと思うので、出られる時は、たくさんの人の印象に残るパフォーマンスを見せたい。メンバー外になった時も、ビデオを撮ったり、外から見た感想を言ったり、それから学生の選手もいるのでその代役をしたり、チームをしっかりサポートしていきたいです。

自分は元々ステージに立つのが好きでした。最近はコロナの影響で、その機会が少なくなっていたので、まず立てるステージがあることがうれしいです。それにプラスして、お客さんの反応も! 観てくださる方がいるのといないとでは全然違います。踊っている最中もお客さんの表情、動き、反応はしっかりと見えていますよ。だから自分も「よし、頑張るぞ」という気持ちが沸いてきますし、多少疲れていても頑張れます。

ダンスは現在、学校教育にも取り入れられています。苦労している子どもたちも多いと思うのですが、上達するコツやアドバイスはありますか?

周りの目を気にしないことです。恥ずかしがっていると動きも小さくなってしまうので、深く考えず、音を聞いて、とにかく楽しくやってみるといいかと思います。

では、アスリートとして、食事面で子どもたちへのアドバイスはありますか?

健康がいちばんだと思うので、無理にダイエットとかはしないで、まずはたくさん食べてほしいですね。

きのこらぼ限定公開 INTERVIEW

Nao選手の Do my best,GO!

■好きな言葉、座右の銘は?
大好きなハロープロジェクトの歌詞の中にいっぱいあります。高校時代からずっと支えてもらっています。

■ストレス解消法やリラックスの方法は?
お散歩行ったりとか、好きなもの食べたりとか。

■忘れられない試合は?
高校生の時に出場した台湾の大会ですね。一緒に長くやってきた「Nishikasai CREW」というチームでの最後の舞台でした。アウェーの雰囲気になってもおかしくなかったのですが、日本から来た私たちにも、掛け声とかいっぱいしてくれて、踊っていてとても気持ちがよかったことを覚えています。それ以降、私はソロや少人数で踊るスタイルになったので、その意味でもこの大会が転機になりました。

■これからの目標、目指す姿は?
チームではDリーグでの優勝!個人では、自分にしかできない、同じことができる人がいても、私のパフォーマンスがいいって言われるような存在になりたいです。

■Naoさんにとってダンスとは?
私をポジティブにしてくれるもの。もしダンスがなかったら生きていても楽しくないんじゃないかなって思うくらい、ダンスに助けられています。ダンスのレベルはまだまだですけど、ステージ立っている時が一番自分に自信が持てるんです。

Nao選手が今食べたい菌勝メシ

コメント

運動量に比べて栄養が不足しがちなので、野菜やきのこを中心に、いろいろな栄養素を取ることを意識しています。お鍋は栄養豊富で、身体があったまって元気になります。きのこは栄養があり、香りや味のアクセントになるのも良いですね!

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profile

Nao/魚地菜緒

(うおちなお)

2000年2月26日生まれ 東京都出身。160㎝

B-girl/KOSÉ8ROCKS所属
中学校のダンス部でブレイクダンスを始める。エアートラックスやヘッドスピンといった回転系の技を武器に頭角を現わし、10代の頃から多くのダンスバトルやコンテストに出演。ユースオリンピック予選を通過するなど海外の大会でも活躍し、スキルアップさせてきた。2020年より日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE」に参戦。今後の活躍が期待されるダンサーのひとり。役者&モデル「魚地菜緒」 としても活躍中!

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