一流シェフ考案 12月の簡単レシピ
2021.12.01
一流シェフが登場する、プロのための料理技術専門誌「シェフ」とのコラボレーション企画「For amuse dish~シェフ考案レシピ~」。
ここでは、新進気鋭のシェフが、きのこの美味しさをより引き出し、活かしたレシピを考案。本格的な味わいをご家庭で楽しめる、プレミアムな一品をぜひご賞味ください。


スペイン料理レスラトン「ZURRIOLA」
本多 誠一 シェフ
1976年千葉県生まれ。’98 年に渡仏し、「ジョルジュ・ブラン」「ピエール・オルシ」、スイス「ドメーヌ・ドゥ・シャトー・ヴュー」で修業。フランス「ル・フロントン」でスーシェフ、スぺイン「カーサ・ウロラ」でシェフを務める。2006年に帰国し、「龍吟」を経て、’08 年「サンパウ」のスーシェフに就く。’11年、麻布十番に「ZURRIOLA」を開業 、’15年に銀座へ移転。
きのこと手羽元で作る、うま味がたっぷりの豪快パエリア
きのこ・鶏手羽・トマトのパエリア

きのこと手羽元の凝縮した濃厚なうま味と、パリッと香ばしいおこげが醍醐味。フライパンのフタはせずにしっかり水分を飛ばすことがポイントです。今回は直径20cmのフライパンを使用したレシピですが、26cmの場合は米120g、チキンブイヨン550gにします。霜降りひらたけと生どんこはうま味がたっぷり出るので、お好みで増やすと良いでしょう。


フレンチレストラン「AIX:S」
山下 敦司 シェフ
1970年千葉県生まれ。銀座のフランス料理店と大阪の菓子店を経て’95年に渡仏。「ル・クロー・ドゥ・ラ・ヴィオレット」「ル・ディヴェレック」「オーベルジュ・ド・レリダン」「トロワグロ」「ピエール・ガニェール」で働き、2000年帰国。代官山「ル・コルドン・ブルー東京校」の教授、半蔵門「ARGO」のシェフを務め、’17年に独立開業。
フランス家庭料理の定番、ホッとする美味しさ
霜降りひらたけとジャガイモのパイヤッソン

paillasson(パイヤッソン)とはフランス語で藁を編んだものの意味で、その見た目のように、ジャガイモのせん切りをパンケーキ状に焼いた家庭料理です。外側はカリカリ、中はホクホク。本来はジャガイモだけで作るものですが、霜降りひらたけを入れることで食感が楽しめます。トマトケチャップをつけても美味しいですよ。サラダを添えてブランチメニュー、肉料理のつけ合わせにも。