花、紅葉、風景…秋を楽しむ、知る人ぞ知る全国のおすすめ行楽スポット5選

9月に入りようやく朝晩の気温が落ち着きはじめ、秋の気配を感じ始める今日この頃。一方で、朝晩と日中の気温差が大きくなることや、夏の間に蓄積した疲れで、なんとなく身体の調子が上がらない時期でもあります。

しかし秋はハイキングやピクニックに出かけるのにぴったりの気候で、旬の食べ物もたくさんあり、花や紅葉などこの時期にしか見ることが出来ない美しい景色を楽しめるスポットも目白押しです。

そこで今回は、秋を楽しみつつ心も身体も元気になる、そんなおすすめの旅先を日本全国から5か所、季節の変わり目の不調を撃退する食事のポイントとともにご紹介します。

① 三ツ石山の紅葉(岩手)

三ツ石山は、秋田県・岩手県・青森県にまたがる十和田八幡平国立公園内にあり、毎年秋になると紅葉登山が楽しめる事でも知られているスポットです。
山頂まで登ればオレンジや赤に染まる木々を眼下に収めることができ、見上げて楽しむイメージのある紅葉を見下ろすことができるというのが珍しく、毎年この時期は多くの観光客で賑わう人気の登山スポットです。
登山コースは複数あるので、自分のペースで楽しみたい方にもおすすめ。また、周辺には温泉もあるので、登山後は疲れた身体を温泉で癒すのも良いかもしれません。
見頃は9月中旬～10月中旬ごろですが、本格的に色づいた山々を楽しむ場合は10月に入ってからの訪問がおすすめです。

＜スポット情報＞
住所：岩手県八幡平市松尾寄木
電話番号：019-651-0626
営業時間：8:30〜17:15（岩手県観光協会）
ウェブサイト：https://iwatetabi.jp/spots/4831/

② 麦草峠と白駒の池（長野県）

麦草峠と白駒の池は八ヶ岳の北側に位置しています。
国道299号（メルヘン街道）の一部である麦草峠は紅葉が美しいことでも知られており、赤く色づいた峠でドライブを楽しむことが出来るのが魅力です。その道中にある白駒の池は、北八ヶ岳最大で、尚且つ日本で最も標高の場所にある池でもあります。
湖面に映る紅葉が美しく、近くは散策コースもあるので、メルヘン街道でのドライブの休憩に訪れるのにもおすすめのスポット。
見頃は9月下旬～10月中旬ごろで、多くの観光客で賑わいます。

＜スポット情報＞
住所：長野県南佐久郡
電話番号：0266-73-8550
営業時間：8:30～17:30（ちの観光まちづくり推進機構）
ウェブサイト：https://navi.chinotabi.jp/spot/3059/

③ 砥峰高原（兵庫県）

砥峰高原は兵庫県にあり、西日本で有数のススキの草原が広がる高原として知られています。
広大な高原に広がる無数のススキが風になびく姿は清々しく、秋の情緒を存分に感じることが出来ます。
この高原は、峰山・雪彦・生野高原とともに県立自然公園に指定されていて、多くのテレビドラマや映画のロケ地としても有名です。映画「ノルウェイの森」でも使用されました。高原内には複数の案内板が立っており、実際にロケで使われた場所を巡るという楽しみ方もできるため、映画を観てから訪れると、より映画の世界観に触れながら楽しむことができるのでよりおすすめです。
見頃は9月下旬～11月上旬頃となっています。

＜スポット情報＞
住所：兵庫県神崎郡神河町川上
電話番号：0790-31-8100
営業時間：24時間
ウェブサイト：https://www.kamikawa-navi.jp/guide/spot/795

④ しまばら火張山花公園(長崎県)

長崎県にある「しまばら火張山花公園」では、毎年秋が訪れると約1,000万本のコスモスを楽しむことが出来ます。
荒々しくそびえる平成新山と目の前に広がる可憐なコスモスの花畑のコントラストが素晴らく、コスモスの量や迫力には圧倒されてしまいます。
また同じ時期には、6万本もの遅咲きのヒマワリが咲いているので、終わりゆく夏に思いを馳せながら、やってきた秋を満喫するのにぴったりのスポットです。
見頃は10月上旬～11月中旬ごろですが、ヒマワリも同時に楽しむ場合は10月上旬の早めの時期の訪問がおすすめです。

＜スポット情報＞
住所：長崎県島原市上折橋町1465-2 砂防締切堤防内
電話番号：0957-62-3986(島原港観光案内所)
営業時間：9:00～17:00
ウェブサイト：https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/60681

⑤ 巾着田曼珠沙華公園 (埼玉県)

埼玉県日高市にある巾着田曼珠沙華公園（きんちゃくだまんじゅしゃげこうえん）では、毎年9月中旬から10月初旬にかけて、園内に植えられた500万本もの曼珠沙華が見ごろを迎えます。その数は日本一で、こちらの公園ではその時期に巾着田曼珠沙華まつりが開かれます。
曼珠沙華は、お彼岸の時期に咲く事から彼岸花とも呼ばれている花で、秋の風物詩のひとつとしても知られています。2017年には当時の天皇皇后両陛下も咲き誇る曼珠沙華を観賞しにお越しになられたそうです。
あたり一面が真っ赤に染まる光景は圧巻。ぜひ息を呑む美しさを体感してみてはいかがでしょうか。9月～10月中旬ごろまで音声案内で曼珠沙華の開花状況が確認できます。

＜スポット情報＞
住所：埼玉県日高市高麗本郷
電話番号：042-982-0268
営業時間：8:00～17:00（巾着田管理事務所）
ウェブサイト：http://kinchakuda.com/

きのこで季節の変わり目の不調対策！秋の行楽を楽しめる身体に♪

秋の行楽スポットを調べていると、なんだか心も身体もウキウキと軽くなってきますよね。
しかし、夏から秋に季節が移ろうこの時期は、不安的な気候から疲れやだるさを感じやすい時期でもあります。秋を楽しむためにも、日々の食事から栄養を補給し、身体の内側から整えてだるさをケアしていきましょう！

そこでおすすめなのが、「きのこ」を食事に取り入れること。
きのこには、季節の変わり目で乱れやすい自律神経を整える食物繊維や、肝臓の働きを助けることで疲れケアに役立つオルニチン、糖質の代謝を促して効率的なエネルギー補給に役立つビタミンB1などが豊富に含まれています。

さらに、まだまだ紫外線の多い9月の外出の際は食事から紫外線ケアをすることも大切です。きのこには、紫外線により発生した活性酸素の除去に役立つ“抗酸化作用”のあるエルゴチオネインや、細胞の生まれ変わりを助けるビタミンB２も豊富に含まれるため、美容ケアにも役立ちます。

きのこを取り入れて内側から整え、美しい秋を思い切り楽しんで楽しめる身体をつくっていきましょう。