きのこで菌活。

きのこでカンタン♪食生活のポイントを押さえて、温め対策

菌活1

「万病の元」といわれる“冷え”ですが、おいしい食事で撃退できたら理想的ですよね! 今週のトレンドコラムでは、みんなで楽しむ楽しいパーティーテクニックやレシピをブロガーの臼井さんにお教えいただいていますが、「きのこで菌活」では、「冷え対策」に効果的な秋の味覚やおすすめの食べ合わせ、調理方法を教えていただきました。旬の食材を上手に取り入れて、これからのイベントシーズンも楽しく過ごせる寒さ知らずの健康な身体を手に入れましょう。

 

—————— 教えてくれたひと ——————

管理栄養士 国際中医師 瀧本靖子<

瀧本靖子 (管理栄養士 国際中医師)

体調不良を薬膳で治した経験から中医学のおもしろさに魅了され、中医学・薬膳の世界へ。現在は、飲食店の薬膳メニューの監修やセミナー講師を務める一方で、薬膳教室を主宰し、薬膳料理を教えている。西洋栄養学と薬膳を融合させた理論と料理作りが得意。

 

免疫力の向上で冷えを改善しよう!

—— 編集部:“冷え”を改善するためには、きのこに豊富なβグルカンやビタミンB群などの摂取が効果的というお話を伺いましたが、実際にはどのような食事を心がければいいでしょうか?

—— 瀧 本:きのこは、種類も豊富でどんな料理にも合わせやすい食材ですが、冷たいものよりは温かい料理にして食べた方がよいですね。物理的に体温の低下を防ぐ効果もありますが、冷たいものは胃腸の動きを鈍らせてしまいます。胃腸が正常に機能していないと、消化や吸収の効率が下がり、熱を生み出しにくくなってしまうんですね。

—— 編集部:なるほど。では、ビタミンやミネラルが豊富なきのこに身体をポカポカと温めてくれるような食材を積極的に合わせることも大切ですね!

—— 瀧 本:そうですね。寒い季節は、「体外に熱を放出しないように」と血管が収縮して血行が悪くなる傾向にあるので、ネギやショウガ、ニラやニンニク、唐辛子など、血行を良くし、身体を温めてくれる食材を使うのも効果的だと思います。たとえば「きのこのペンネ アラビア―タ風」などは良いですね。
 

きのこのペンネきのこのペンネアラビアータ風

 
—— 編集部:そのほかに、きのこと合わせるのにおすすめな冷えに効果的な食材はありますか?

—— 瀧 本:例えば中医学では、サンマやイワシ、サバやアジ、ラム肉や鶏肉なども身体を温めるといわれています。サンマにソテーしたきのこを和えて食べる「さんまのエリンギトマトソースかけ」はいかがでしょうか。ぱぱっとつくれる「きのことチキンの照り焼き風」なども良いかもしれません。
 

さんまのエリンギトマトソースかけさんまのエリンギトマトソースかけ

 
きのことチキンの照り焼き風きのことチキンの照り焼き風

 

—— 編集部:腸内環境を整えることで血行をよくする食物繊維や、代謝を活性化するビタミンB群、むくみによる血行不良を改善するカリウムなどの身体を温める効果のある栄養素を含むきのこと、それらの食材を合わせることで、一層の効果が期待できそうですね!

 

胃腸に優しい調理方法で、身体の芯から温まるきのこ料理を積極的に

 

エリンギ
 
—— 編集部:身体を温めるために、おすすめの調理方法はありますか?

—— 瀧 本:私が冷え解消メニューを作るとしたら、きのこを炊き込みご飯おかゆに入れたりします。きのこに含まれるビタミンB群は水に溶け出しやすいのですが、炊き込みご飯なら、溶け出した栄養素をお米がしっかり吸収してくれます。また、きのこはソテーにしても大変おいしいですが、栄養素を余すことなく摂取できるスープも良いかと思います。身体を温めてくれるエビと合わせて使うとより良いですね。
 

きのこの五目ごはんきのこの五目ごはん

 
きのこたっぷり!ヘルシーお粥きのこたっぷり!ヘルシーお粥

 
きのことエビのすっきりスープきのことエビのすっきりスープ

 
—— 編集部:この時期、鍋料理なども身体が温まりそうです。

—— 瀧 本:温かいまま食べる料理は、確かにぽかぽか身体が温まりますよね。また薬膳の調理方法の原則としては、「胃腸に負担をかけない」という概念があり、揚げ物、炒め物よりは、蒸し物、煮物、汁物という調理方法が良いとされているんですよ。

—— 編集部:きのこらぼでも鍋料理の特集をしていますが、鍋はバリエーションも豊富ですし、胃腸にも優しそうですね。

—— 瀧 本:いいですね! きのこといえば、鍋料理の定番食材ですが、旬の根菜や鶏肉などの身体を温める食材とあわせてつくる煮物も、この季節にピッタリのメニューですよ。

 

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食物繊維で、腸内環境改善&身体をポカポカに♪