【きのこ川柳】2023年冬 四半期大賞発表

いつも、きのこ川柳に多くの作品をご応募いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、2023年10月〜12月のノミネート作品の中から四半期大賞を発表します！

選　評

新型コロナウイルス感染症の五類移行後、初めて迎えた2024年のお正月。この年末年始は、コロナ禍以前と同じように多くの方が、帰省したり友人と集まったりと、思い思いの時間を過ごされたのではないでしょうか。会いたい人同士が規制なく集まり、食卓を笑顔で囲む様子が「みんなで囲む」「お笑月」という言葉から想起でき、また、「お笑月」と表現されている点には、新しい年を笑顔で迎えたいというしなやかーるさんの前向きな思いも感じます。
平穏な、大切な日々があることの喜びを象徴する一句だと思い、選出させていただきました。

おめでとうございます！
受賞されたしなやかーるさんには、1万円分のギフト券を贈呈いたします。

選　評

きのこの美容効果を「スッピン」「ベッピン」という韻を踏んだ２語を用いることでリズミカルに表現された一句。十七音の中で、菌活でお肌の調子が良いことや、効果に対するてぬき親父さんの喜びや驚き、さらに、「お肌は腸の状態を表す鏡」ともいわれるように、美肌のためには食事が欠かせない、というメッセージも感じます。思わず「うまい！」と言いたくなる、ウイットに富んだ一句だと思い選出させていただきました。

選　評

美味しそうにご飯を食べる姿を愛おしそうに見つめる、まっきんとっしゅさんの優しいまなざしが想起される一句。「りすのほほ」という比喩からは、きのこご飯を口いっぱいにほおばる嬉しそうな相手の方の姿が目に浮かぶと共に、お二人にとって「食卓」が、ほっと安らげる場所なのだろうと想像でき、心が温かくなる一句だと感じました。「食事」は栄養を摂るだけでなく、心が元気になったり、絆を育んだりと、身体だけでなく心も元気にするものなのだと改めて気付かせてくれる一句でもあるように思い選出させていただきました。

おめでとうございます！
ホクト賞を受賞された てぬき親父さん、
まっきんとっしゅさんには、5,000円分のギフト券を贈呈いたします。

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