雨の日だからこそ美しい!梅雨を楽しむ全国の穴場スポット5選
2025.05.12
気温が徐々に上がり、初夏の気候が続いていますね。一方、5月の末頃から全国的に梅雨入りし、外出が億劫になることも。
せっかくの休日も、雨が降っているだけで憂鬱な気分になり、部屋で過ごす時間が多くなるという方も多いのではないでしょうか。
しかし、日本には梅雨の時期だけにしか楽しめない美しい景色がたくさんあります。こんな素敵な時期に外へ出ないのはもったいない!
そこで今回は、雨の日にこそ美しさを発揮する、梅雨に行きたい全国のおすすめスポットを5か所、梅雨時期の気分を上げる食事のポイントとともにご紹介します。
INDEX
- ① 四季の里 緑水苑(福島県)
- ② 苔の里(石川県)
- ③ 騎西あじさいロード(埼玉県)
- ④ 梅宮大社(京都府)
- ⑤ 篠栗九大の森(福岡県)
- 梅雨時期の体調管理は「ビタミンD&食物繊維」の豊富なきのこにお任せ!
① 四季の里 緑水苑(福島県)

福島県にある「四季の里 緑水苑」は、敷地面積が約30,000坪もある自然型池泉回遊花庭園です。
1年を通して様々な花の開花が楽しめる日本庭園で、雨の季節は色とりどりのあじさいの花が庭園に咲き誇ります。
水辺に咲く紫陽花の花が水面に映る様子も趣深く、雨の日にこそ訪れてしっとりと楽しみたい庭園です。
桜やアヤメ、ツツジなどの季節も大変美しいですし、園内にはドッグランやバーベキューピッチもあるため、1年中様々な目的で訪れたい福島の自然溢れるスポットです。
<スポット情報>
住所:福島県郡山市喜久田町堀之内字赤津14
電話番号:024-959-6764
見頃:6月下旬頃~
ウェブサイト:https://ryokusuien.com/
② 苔の里(石川県)

雨の日にこそ美しく輝くものは紫陽花の花だけではありません。この時期にこそ美しさを発揮する植物、それは苔。
石川県小松市の温泉地である粟津温泉のすぐ近くにある苔の里は日本有数の苔庭です。
ジメジメと陰気なイメージのある苔ですが、丁寧に手入れが施された苔庭は、既存のイメージを覆す迫力と美しさがあります。その光景は「日本の侘び寂び」そのものであると海外からも評価されており、近年は外国人観光客の姿も増えてきたそうです。
環境保護の観点から、一般開放されているエリアは限られているのですが、開放エリアではガイドさんの解説を聞きながら見学する事も出来ます。
苔の里を訪れた後は、近くの粟津温泉でのんびり滞在するのも良いですね。
<スポット情報>
住所:石川県小松市日用町寅71番地付近
電話番号:090-7083-6969(日用苔の里整備推進協議会)
ウェブサイト:http://forestofwisdom.org/
③ 騎西あじさいロード(埼玉県)

埼玉県加須市にある騎西あじさいロードは、玉敷公園や騎西総合公園、騎西文化・学習センターへと続く遊歩道。
全長約1,500メートルの道の脇には約10,000本のあじさいが植えられています。写真映えスポットとして知る人ぞ知る埼玉の名所のひとつなので、素敵な写真を撮るのにもぴったり。
また、見頃の時期には「加須市騎西あじさい祭り」が開催されています。
道の脇にあじさいの花が仲良く並んで咲く様子を眺めながら花道を歩けば、1.5㎞もあっという間!晴れていたら道の先にある公園でピクニックもおすすめ。
周辺は騎西あじさいロード以外にもあじさいスポットがたくさんあるので、街歩きも一緒に楽しむことができます。
<スポット情報>(加須市)
住所:埼玉県加須市外川
電話番号:0480-73-1111
見頃:6月中旬頃~
ウェブサイト:https://www.city.kazo.lg.jp/index.html
④ 梅宮大社(京都府)

京都市右京区にある梅宮大社は、奈良時代に建立された歴史ある神社。隠れた花の名所として知る人ぞ知るスポットです。
年間を通して四季折々の花の姿を楽しめる神社なのですが、梅雨の時期に見頃を迎えるのが花菖蒲とあじさい。
花菖蒲は様々な品種が自生しており、青や白、紫など色とりどりです。雨の降る日に水辺で咲き誇る水芭蕉の姿はどこか物悲しく、儚い美しさを纏っています。
また、あじさいに関しても約60種類の品種が敷地内に群生しており、こちらもまた色とりどりで可愛らしい姿を見せてくれます。
嵐山の竹林や銀閣寺なども雨の日に美しいスポットとして有名なので、雨に濡れて趣を増す京都の町を、花菖蒲と共に楽しんでみてはいかがでしょうか。
<スポット情報>
住所:京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
電話番号:075-861-2730
拝観料:5月下旬~6月中旬頃
ウェブサイト:http://www.umenomiya.or.jp/
⑤ 篠栗九大の森(福岡県)

篠栗九大の森(ささぐりきゅうだいのもり)は、九州大学福岡演習林の西端に位置する森で、九州大学と篠栗町が共同で運営管理をおこなっています。
約17ヘクタールの森には様々な樹木が植えられているのですが、中でも雨の多い時期に訪れたいのは森の中心にある蒲田池の周りにある「水辺の森」です。
水辺の森には「ラクウショウ」の木が自生しており、根元が池の水に浸かった状態で立つその姿が「ジブリの世界のよう」とも言われています。
雨が少ないと池の水位が上がらないため、この幻想的な風景を見る事ができるのは一年のうちでも限られた期間のみ。
その年の降水量によっては梅雨でも水位が上がっていない可能性があるため、訪れる前に問い合わせをする事をおすすめします。尚、靴がドロドロになるので、レインシューズや汚れても良い靴を履いていくようにしましょう。
<スポット情報>
住所:福岡県糟屋郡篠栗町和田1009
電話番号:092-947-1111
見頃:6月~8月
ウェブサイト:https://www.town.sasaguri.fukuoka.jp/soshiki/sangyo/1/1/1434.html
梅雨時期の体調管理は「ビタミンD&食物繊維」の豊富なきのこにお任せ!
梅雨の時期も、日本ならではの美しさを楽しんでいきたいですね。
一方、雨の日や曇り空が続く梅雨の時期は、日光に当たる時間が少なくなるため、気分が沈みやすくなります。さらに、湿気や低気圧の影響で不調を感じやすくなることも。
これは日光を浴びる事によって生成されるビタミンDや、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが減少することが原因です。
天候をコントロールする事は出来ませんが、日々の食事や生活習慣を少しだけ見直すことが、雨の日でも元気で健康に過ごすことの秘訣です。
中でも毎日の食事に「きのこ」を取り入れるのがおすすめ。
きのこには、日光に浴びることで増え、限られた食材にしか含まれないビタミンDが豊富なため、梅雨時期に積極的に摂りたい栄養素です。また、セロトニンは腸内細菌の働きによって増えるため、腸内環境を整えておくことも大切です。きのこには腸を整える食物繊維が豊富なため、セロトニンの生成にも役立ちます。
他にもきのこには、疲労回復や美肌に役立つビタミンB群も豊富に含まれているため、この時期の元気な身体づくりをサポートします。
さらに、自宅でもできる簡単なストレッチや筋トレもセロトニン生成の手助けになってくれますので、食事にプラスしてとり入れることもおすすめです。
栄養バランスの整った食事や軽い運動など、日々の生活習慣を意識して天気に左右されない健康で強い身体を作り、梅雨の時期も元気にお出かけを楽しんでいきましょう!