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なるほど!   きのこ

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きのこ鍋で夏冷え対策!免疫アップの新常識

新型コロナウイルスの影響で、今年の夏は室内で過ごす時間が長くなっている、という方が多いのではないでしょうか。多くの場合、室内で過ごす時間が増えることで運動不足になり、血の巡りが悪くなることで、身体にはさまざまな弊害が起こる可能性があります。

また、夏の暑さでエアコンを使用するこの季節は、もともと血の巡りが悪い身体に、エアコンによる「冷え」が加わり、例年以上に「夏冷え」が起こりやすくなる可能性があります。身体の冷えは免疫力の低下につながるため注意が必要!

そこでおすすめなのが、夏冷え予防や免疫力アップに効果的な「きのこで菌活」。
夏冷えの原因や、夏を元気に過ごすためのとっておきのレシピをご紹介します。

あなたは大丈夫?“巣ごもり夏冷え”を確認!


下記のチェックリストで、5個以上当てはまる場合は“巣ごもり夏冷え”傾向!今すぐ冷え対策を始めましょう。

チェックリスト

夏冷えの原因とは?

原因①:動かなくて身体が冷える
暑さや外出自粛によって、屋内で動かずにいると、全身の血流が悪くなります。そのせいで身体が冷えて全身が固くなり、老廃物も溜まることに。それにより、肩や首が凝る、足がむくむなどの症状にもつながってしまいます。

原因②:室内外の温度差
暑い屋外では血管が拡張して発汗による体温調節を行います。そのまま冷房の効いた屋内へ入ると、拡張した血管から熱が逃げて、発汗による蒸散熱を伴って身体から必要以上に熱が奪われ、深部体温が下がることに。特に首筋、手首、足首は比較的太い血管が皮膚に近く、冷えた空気にふれると熱が逃げやすい場所。冷房の効いた室内では、首回りや手首、足首を被うような工夫が必要です。

原因③:冷たい飲み物や食べ物を摂る機会が多い
夏は熱を逃がそうと血流が末梢に集中するため、内臓の血流が低下しやすく、消化機能が衰えます。そこへ冷たい飲食物の摂り過ぎで消化管の血流が低下すると、動きが悪くなって便秘になったり、消化吸収できずに下痢をしたり。発汗による脱水を予防するために夏の水分摂取は重要ですが、冷たい飲み物ばかりでなく、温かい飲み物や常温の飲み物も取り入れることが大切。特に、夏に胃腸の調子が悪くなるような人は、1日に1度は温かい食べ物を摂るように心がけましょう。

夏冷え撃退!暑い夏こそ、温かい「きのこ夏鍋」がオススメ

「夏冷え」を引き起こさない生活を意識すると共に、できれば食事でも対策をしたいもの。家で家族と過ごす時間が増えている今、簡単で栄養豊富な温かい「鍋料理」がおすすめ。

特に、身体を温め、免疫力を高める鍋に欠かせない食材が「きのこ類」です。
きのこには様々な栄養が入っており、例えば、糖質や脂質代謝に関わりエネルギーづくり(熱づくり)を助ける「ビタミンB群」、血行を促し冷えを予防する「ナイアシン」、免疫細胞の集まる腸を整える「食物繊維」、腸の免疫細胞を活性化させる「βグルカン」などが特徴的で、どれも夏冷えやコロナ対策に効果的な栄養素です。

このように温かい「きのこ夏鍋」を食べることで、身体を温め、複数の身体機能から免疫を活性化させるだけでなく、様々な健康効果が期待できます。

さらに、きのこには旨味成分も豊富に含まれるため、きのこを使った旨味たっぷりの鍋ならば「減塩」にも効果的!

きのこのうま味について詳しくはこちら▶

この夏オススメ!「きのこ夏鍋」レシピ

【監修者】
本文:奴久妻智代子先生(医療法人社団タイオン サーモセルクリニック 研究開発担当・医学博士)
レシピ:渥美まゆ美先生(管理栄養士、フードコーディネーター、料理家、健康運動指導士。)

今おすすめのきのこレシピ

きのことキャベツの鶏カレーマヨ炒め

きのこを食べて春の美容ケアを始めましょう♪きのこは別名『美容ビタミン』と呼ばれるビタミンB2やエルゴチオネインが豊富なので、毎日のキレイをサポートします。また、肌の材料となる良質なタンパク質が豊富な鶏むね肉を合わせることで効果を後押し!マヨネーズとカレーの味付けにきのこのうま味がマッチした食欲をそそる一品です。

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