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Let’s go kitchen!

野菜嫌いは、急いで克服しなくても大丈夫!五味五感で解決。

2026.01.08
野菜嫌いは、急いで克服しなくても大丈夫!五味五感で解決。

「野菜はどうして食べたほうがいいの?」と、子どもから聞かれることはありませんか?
しかし、大人もすんなり答えが出てこず、なんとなく、「身体が大きくなるために必要なのよ、だからしっかり食べたほうがといいのよ」と伝えながらも、大人自身も明確な理由がわからない、という方もいるのではないでしょうか。

日ごろから、子どもの野菜嫌いには神経質になりがちですが、実際に何にどういいのかという答えは1つではなく、複合的な理由があるからこそ、曖昧な理解になりがちです。
子ども達にとって野菜はあまり美味しくない食材、苦く感じたり、すっぱく感じたりがほとんど。まだ味蕾が充分に発達していない時は特にマイナスに感じるものだと思います。うま味や甘味が強い食材に対してはどんどん手が伸びるのは当たり前だと思いますし、それらと比べて嫌われる野菜たちは多いのも当然です。

野菜達はまず、単独ではなく、〖いろんな素材と組み合わせていただくもの〗だと考えるほうがよいと思います。肉などと組み合わせると野菜も肉もお互いに味や食感がおいしく感じるもの。野菜だけ食べると素材自体の味で判断してしまい、嫌いになるきっかけを作る事につながる仕組みになってしまうと思います。組み合わせることで相乗効果が生まれ、たとえばカツオと昆布のように、さらにおいしさを増すものがほとんどです。栄養の観点から見ても肉や魚の栄養も、野菜の持っている栄養素を組み合わせることにより吸収がよくなったり、消化を助けたりといわゆる代謝を助ける働きが野菜の持っている栄養素です。きのこも野菜ではないですが、それに似た栄養を持ち、また食物繊維も豊富でお子さんにもおすすめの食材です。

また、子ども達は野菜が嫌いと決めつける前に、日ごろの食事内容で素材がどう料理されているかをリサーチする事も大切ですね。同じ食材でも味付けや技法によっても全然ゴールが違ったりするものですから。
味には大きく分けて、甘味・塩味・酸味・うま味・苦味があり、五感には食感(触覚)、視覚、聴覚、味覚、嗅覚がありますよね。おいしさには、両方が大事です。
おいしさを感じることは“口の外から”始まっているので、まずはおいしそうな色どり、盛り付け、香り、音も大事な要素です。例えば、緑の野菜が茶色くなっていたり、ぐにゃっとなっていればやはりテンション下がりますよね。そんなことも子どもの好き嫌いになる要因となりやすいので、気を付けるとぐっと大好きになると思いますね。


<きのこの食感を生かしたカレーライス>
ぷりっとした食感も、おいしさのポイントに。
普段のご家庭のカレーに、きのこを大きめに切って入れてみるのもおすすめです。


<きのこの松風焼き風>
先日FM軽井沢のラジオ番組でもご紹介し、ご好評をいただいたお料理。お肉料理にきのこを合わせると、うま味と栄養が加わり、また食感もやわらかに。
下記にレシピもご紹介いたします。こちらは、便利な常備菜“きのこダネ”を使ったレシピになります。きのこダネもいろいろな料理に“うま味の素”としてご利用いただけますので、ぜひご活用くださいね。

■「きのこダネ」レシピ
【材料】
・エリンギ…100g
・マイタケ…100g
・ブナシメジ…100g
・ブナピー…100g
・塩…小さじ1/2
・サラダ油…大さじ1
【作り方】
①きのこは1㎝ほどに切って軽く揉んでおく
②フライパンにサラダ油を熱し、きのこを入れ、中火で6分ほど加熱する
③最後に塩をまぜ込み完成

■「きのこの松風焼き風」レシピ
【材料】
・豚ひき肉…100g
・もち麦…50g(ゆでもち麦120gほど)
・きのこダネ…50g
・玉ねぎ…50g
・ブラックオリーブ…4粒
・コルニッション…4本(20g)
・塩…小さじ1/2強
・黒胡椒…少々

【作り方】
①熱湯を用意して、もち麦をしっかりと茹で、洗って水気をとっておく
②ひき肉、塩をボウルに入れ、しっかりと粘りが出るまで混ぜる
③玉ねぎは微塵切り、コルニッション、オリーブは粗みじん切りにする
④きのこダネ、水気を切ったもち麦、玉ねぎ、コルニッション、オリーブ、黒胡椒を混ぜる
⑤アルミホイルの上に肉だねを1.5㎝厚さほどの長方形に伸ばし、
 オーブントースターで15分ほど表面がこんがりするまで焼く(1000W)
⑥お好みの大きさに切れば完成

ぜひ、試してみてくださいね。