- 2月の特集テーマ
- 春のために!菌活でカンタン美人体質
きのこのチカラでデトックス!春までにぽっこりおなかを撃退
2018.02.12立春も過ぎ、少し早いですが“春”も、もうすぐそこまでやってきています。今週の「トレンドコラム」では、バレンタインに大切な人と話したい、チョコレートができるまでの人間ドラマとチョコレートの美味しい食べ合わせについてお届けしていますが、「きのこで菌活。」コラムでは、春に向けて冬太りのぽっこりお腹をどうにかしたいという方のためのきのこで菌活をご紹介いたします。体重の増加が気になる時には、カロリーコントロールと合わせて身体の内側から溜め込まない身体づくりを意識することが大切なので、食物繊維たっぷりのきのこで行う「きのこで菌活」がおすすめです。
立春も過ぎ、少し早いですが“春”も、もうすぐそこまでやってきています。今週の「トレンドコラム」では、バレンタインに大切な人と話したい、チョコレートができるまでの人間ドラマとチョコレートの美味しい食べ合わせについてお届けしていますが、「きのこで菌活。」コラムでは、春に向けて冬太りのぽっこりお腹をどうにかしたいという方のためのきのこで菌活をご紹介いたします。体重の増加が気になる時には、カロリーコントロールと合わせて身体の内側から溜め込まない身体づくりを意識することが大切なので、食物繊維たっぷりのきのこで行う「きのこで菌活」がおすすめです。
- 教えてくれたひと
中村愛香(管理栄養士・スポーツフードアドバイザー)2011年にホクト(株)入社。『きのこを通して健康や笑顔をお届けすること』をテーマに幼児、小学生、主婦、高齢者等、様々な世代に食育活動を展開。現在、空手の日本代表選手である岩本衣美里選手への食事のアドバイスをはじめ、スポーツ栄養セミナーも実施している。
冬太りに喝!きのこで老廃物を排出!
少しずつ暖かくなっていますよね。セーターで隠せていたお腹を「そろそろなんとかしたい!」とお思いの方が多いかと思います。新年度までまだ1ヶ月半あるので、今から始めたいのが老廃物の排出です。
――具体的には何を行えばよいのですか?
まずは腸内環境を整えることです。健康の要である腸に溜まった便と共に体内の老廃物などを排出することで、健康な身体づくりに役立ちます。すぐに効果を得られるわけではありませんが、毎日の食事を見直すことで溜め込みにくい身体を作っていけると思います。
――どんな食事を取れば良いですか?
まず必要なのは食物繊維です。食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」があります。水溶性・不溶性とそれぞれ働きが異なるので、どちらもバランスよく摂ることが大切です。水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになることで善玉菌が活性化したり、腸の蠕動運動を活性化させます。不溶性食物繊維は、便のカサを増やしたり、体内の有害物質や老廃物を排出する働きがあります。きのこにはどちらも含まれていますが、特に不溶性食物繊維が多い食材なんです。
辨野義己,一生医者いらずの菌活のはじめ方,マイナビ,2014年
――なるほど!他にも良い事はありますか?
体内の老廃物を排出して、腸本来の働きが正常に行われるのに役立ちます。このため、健康な身体づくりにもつながります。
きのこ✕春野菜で身体の内側からキレイになろう!

――きのこに含まれる食物繊維に老廃物の排出を助ける働きがあるとわかりました。そのほかに合わせて摂ると良い、オススメの栄養素はありますか?
きのこに豊富に含まれるカリウムです。カリウムは体内の水分量を調節する働きがあります。味が濃い食べ物ばかり食べていると、水分を溜め込みやすい身体になりやすいので、カリウムなどを一緒に摂取するように心がけると良いですよ。
――なるほど。きのこの他にカリウムが豊富な食材はありますか?
この時期から旬を迎える春野菜にも多くのカリウムが含まれています。きのこと春野菜を使ったレシピがホクトのホームページにたくさん掲載されていますよ。
――きのこに春野菜を合わせることでさらに良いのですね。おすすめのレシピを教えてください。
「きのことタケノコの春ちらし」は、春野菜のタケノコと菜の花を使用したちらし寿司です。きのこをたっぷり入れることで、食感に変化が出てとってもおいしくなりますよ。
――彩りもきれいでおいしそうです。では、いつもの料理にプラスできるような副菜でおすすめはありますか?
「きのこと菜の花のスクランブルエッグ」がおすすめです。きのこと菜の花を卵にプラスすると栄養価が高くなり、彩りもきれいになります。
――作り方も簡単で、これなら一人暮らしの方も作りやすそうですね。
はい。もう1品おすすめしたいレシピが、「レンジdeカンタンきのこと野菜の棒々鶏風」です。このレシピは電子レンジで作れるので、料理が得意でない方にも作りやすいですよ。菜の花などの春野菜をたっぷり食べることができ、きのこに豊富な食物繊維はカリウムが手軽に摂取できるおすすめのサラダです。盛り付けにもこだわれば、バレンタインにもぴったりですよ。
おすすめレシピ
- レンジdeカンタンきのこと野菜の棒棒鶏風
バレンタインにもぴったり! キレイと健康をサポートするサラダです。
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きのこには、別名「美容ビタミン」と呼ばれ、健やかな肌を保つのに役立つビタミンB2が豊富。また、ブロッコリーや菜の花には肌の土台となるコラーゲンの生成を促すビタミンCが、鶏ささみや豆腐には細胞やコラーゲンのもととなるタンパク質が含まれるため、きのこと合わせて摂ることがオススメです。