朝食で体内時計を整える
2025.11.13
季節が進み、寒さを感じる時期になりましたね。寒くなるとついついお布団から出たくなくて、あと五分、あともうちょっと、となっていませんか?当然ですよね。
体温は朝が一番低く、しかも室温も低いとなれば、ついついベッドの上で時間が過ぎてしまう事に。そうなると起き上がる時間はズレて、いつもの朝の用意さえもままならず、時間に余裕がなく、食事をする時間も取れないという結果になる事が多くなるように思います。
これは目の前の事のみならず、身体の中の事も同じことが起こっています。身体の準備が整っていないまま、朝ごはんを摂らず、トイレもゆっくり行く時間を取れない状態とは、身体の不調を招く原因にもなりうると思います。
もともと脳は1日24時間より少し長く時間設定されているので、何もしなければ、毎日少しずつズレてしまいます。私たちは、それを毎日24時間サイクルに戻す必要が出てきます。そこで、毎朝決まった時間に起きて太陽の光を浴び、空気を吸って、また朝食を摂る事で24時間サイクルに戻すことができます。いわゆる体内時計のサイクルが整い、精神の安定も図ることが出来るのですね。
毎日違った時間の起床、寝不足は、内臓や脳の動きすべてに悪影響を与えますし、皆さんが良く耳にする生活習慣病とは、その名の通りに毎日の生活の乱れから引き起こされますね。また、そこに欠かせないのが“食べる”習慣です。

朝食を食べることは、朝の心を満たしてくれると同時に、内臓を動かすきっかけになります。忙しいこの時代に、生活の時間を指定することは難しくても、手軽に出来ることは、まず朝食を摂る時間を作ることだと思います。朝食の内容は難しくなくて大丈夫です。
今回は、私がおすすめの朝食に向くお味噌汁をご紹介しますね。お好きなきのこ2種類をほぐし、水とともに鍋に入れて中火で一煮立ちさせましょう。火を止めて味噌を溶き入れ、再び弱火にかけたら7㎜角の小さ目のさいのめに切った豆腐を入れ込み、温まれば葱の小口きりを入れたら火を止めて完成です。
味噌汁は身体を温めますし、きのこで腸までの内臓もケア出来て、元気なスタートを切れる事が出来るでしょう。ぜひ試してみてくださいね。