寒くても足を運びたい!晩秋~冬のおすすめスポット・アクティビティ6選
2025.11.10
晩秋となり、冬の足音が近づいてくるこの時期。過ごしやすかった秋が過ぎてしまう寂しさと、冬ならではのアクティビティが楽しめるワクワク感が入り混じる時期ですね。
また、寒さの厳しい日が増え、出かけるのが億劫に感じる方も多いかもしれません。しかし、晩秋から冬へと季節が移ろう今だからこそ楽しめる景色もたくさんあることをご存知でしょうか。
そこで今回は、寒い時期でも足を運びたくなるおすすめスポットやアクティビティを6か所、寒さに負けない身体づくりに役立つ食事のポイントとともにご紹介します。
INDEX
- ① 函館市熱帯植物園(北海道)
- ② 近江町市場(石川県)
- ③ 長瀞ラインくだり(埼玉県)
- ④ 須磨離宮公園(兵庫県)
- ⑤ 四国カルスト(高知県~愛媛県)
- ⑥ ホウェールウォッチング(沖縄県)
- 寒さ対策は万全?寒さに負けない身体づくりを叶えるきのこのチカラ
① 函館市熱帯植物園(北海道)

北海道函館市にある函館市熱帯植物園は、たくさんの熱帯植物が観賞できる温室型の植物園。冷え込む冬の函館観光の合間に、ちょっと暖を取るにもぴったりのスポットです。
園内は、まるで北海道にいる事を忘れて、常夏気分を味わえるような植物たちが出迎えてくれます。
そんな植物園の真の見どころは「温泉に入るお猿さん」。冬の時期限定で猿専用の温泉が園内に設けられ、猿たちが温泉でくつろぐ様子を間近で眺める事ができます。
顔を真っ赤にしながら湯に浸かってリラックスしている猿たちの姿を眺めていると、なんだかこちらまでほっこり温かな気分になりそうです。
- 猿の赤ちゃんが生まれた場合は、安全のため温泉が一時中止されることがあります。出産時期は例年春頃のようですが、訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
<スポット情報>
住所:北海道函館市湯川町3丁目1-15
電話番号:0138-57-7833
営業時間:
・4月~10月:9時半~18時
・11月~3月:9時半~16時半 ※休園日:12月29日~1月1日
入場料:大人300円/小中学生100円
ウェブサイト:https://hako-eco.com/
② 近江町市場(石川県)

近江町市場は石川県金沢市の約300年の歴史を持つ屋内型市場で、「金沢市民の台所」ともいわれています。
冬の時期にはカニや牡蠣などを始めとする新鮮な海産物を購入できます。
自分で選んだ新鮮な海産物をその場で食べる事ができるため、食べ歩きスポットとしても人気があり、地元の方だけでなく観光客にも注目される市場です。
近年では、食べ歩きにぴったりなスイーツ系やお肉系のストリートフードを提供するお店も増えてきており、あらゆるジャンルの食べ物を楽しむ事ができるのも魅力。
もちろん新鮮な魚介類を使用した料理が楽しめる食事処も多数あるため、食べ歩きだけでなく、しっかり食事を楽しみたい方にもおすすめです。
屋内型の市場なので雨や雪に左右されないのも嬉しいポイント。寒さをしのぎながら、ゆっくりと市場散策を楽しめます。
<スポット情報>
住所:石川県金沢市上近江町50(近江町市場商店街振興組合)
電話番号:076-231-1462
営業時間:9時頃~16時頃(店舗により変動あり)
ウェブサイト:https://ohmicho-ichiba.com/
③ 長瀞ラインくだり(埼玉県)

埼玉県・秩父・長瀞エリアを流れる荒川を和船で下る「長瀞ラインくだり」は、実は冬にこそ楽しみたいアクティビティのひとつ。
和船から見上げる長瀞のダイナミックで荒々しい岩畳や、自然が造り上げる渓谷の造形美が、冬の澄んだ空気の中でより一層引き立ちます。
紅葉シーズンに訪れると、赤やオレンジに色づいた紅葉と一緒に楽しむこともでき、この時期ならではの荒々しくも美しい絶景を感じる事ができます。
手元に暖かい飲み物を用意して、冬の冷たい空気を感じながら楽しむのもおすすめです。
さらに、寒さが厳しくなる1月頃からは毎年「豆炭あんかのこたつ舟」も運行します。ぽかぽかのこたつに入りながら景色を眺めることができ、冬ならではの体験を楽しむことができます。
<スポット情報>
住所:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
電話番号: 0494-66-0950
営業時間:2025年3月10日~12月4日 ※冬季1~2月は「こたつ舟」として営業
9時〜16時(状況により短縮となる場合あり)
ウェブサイト:https://www.chichibu-railway.co.jp/nagatoro/boat.html
④ 須磨離宮公園(兵庫県)

兵庫県神戸市にある須磨離宮公園では、毎年10月下旬から12月上旬にかけて秋バラが見ごろを迎えます。
この公園には約300種・4000株ものバラが植栽されており、そのうち秋に見頃を迎えるのが約200種・3000株。落ち着いた色合いの秋バラが、園内を華やかに彩ります。
毎年5月頃と11月頃には「バラの鑑賞会」が開かれており、今年の秋の鑑賞会は12月7日まで開催される予定。
バラの育て方講座や写真展、ワークショップなどの関連イベントが充実しているため、期間中は多くのバラ愛好家で賑わいます。
また、この時期はポインセチアや紅葉など、秋冬の植物と共に楽しむ事ができるのも魅力のひとつ。
神戸の中心部からもアクセスしやすい距離ですので、海辺の観光地と共に訪れるのもおすすめです。
<スポット情報>
住所:神戸市須磨区東須磨1-1
電話番号:078-732-6688
営業時間:9時~17時(木曜定休日 ※祝日の場合は開園)
ウェブサイト:https://www.kobe-park.or.jp/rikyu/
⑤ 四国カルスト(高知県~愛媛県)

四国カルストは、高知県と愛媛県にまたがる広大な高原地帯。
「天空の道」と呼ばれる県道383号線は、標高1,000m~1,500mの圧巻の景色が広がります。
11月頃には秋の終わりを告げる紅葉の名残と、冬の始まりを感じさせる澄み切った空気が織り交ざり、移ろう季節の美しさを五感で味わいながらドライブを楽しむことができます。
高原は牧草地帯となっており、運が良ければ牛たちが放牧されていることも。
果てしなく続く広大な草原と、標高1,000m以上あるあらゆるビュースポットを巡りながら、冬の始まりのドライブ旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
尚、その年の積雪量によっては12月の初旬から「天空の道」が閉鎖してしまう場合があります。訪問は11月中がおすすめですが出発前に道路状況をご確認ください。
<スポット情報>※一般社団法人 愛媛県観光物産協会
住所:愛媛県松山市大街道3丁目6番地1 岡崎産業ビル
電話番号:089-961-4500
ウェブサイト:https://www.iyokannet.jp/
⑥ ホウェールウォッチング(沖縄県)

夏のアクティビティのイメージがあるホエールウォッチングですが、沖縄では冬場にピークを迎えます。
ホエールウォッチングは、ツアーに参加しても天候や運次第で見られない場合もあると言われていますが、沖縄県にある座間味島では、毎年12月頃からザトウクジラの回遊が最もよく見られる時期となるため、短い旅程でもクジラの群れに遭遇できる確率が上がるようです。
水辺から顔を出して飛び跳ねるダイナミックなクジラの姿を楽しむことができるホエールウォッチングは、沖縄の冬を代表する人気アクティビティ。
この時期は那覇から座間味への日帰りツアーもたくさんあるので、沖縄旅行で訪れるスポットの中に組み込んでみてはいかがでしょうか。
<スポット情報>
住所:沖縄県座間味村座間味109
電話番号:098-987-2277
ウェブサイト:https://zwwa.okinawa/
寒さ対策は万全?寒さに負けない身体づくりを叶えるきのこのチカラ
今回は、寒さを忘れて楽しめる冬ならではのアクティビティやスポットをご紹介しましたが、寒くなる時期のお出かけを楽しむためには日頃からの体調管理が欠かせません。
毎日の食生活で“寒さに負けない身体づくり”を意識しておくことが大切です。
身体を温めるためには、栄養素を代謝したり血行に関わる「ビタミンB群」が欠かせませんが、ビタミンB群を豊富に含む食材が『きのこ』です。
きのこに豊富な「ナイアシン(ビタミンB3)」は、体内の血液の巡りを促進する効果があるため、身体を温めるのに役立ちます。また、きのこには、糖質の代謝を促してエネルギーとともに熱を作り出す「ビタミンB1」も豊富なため、冷えにくい身体づくりをサポート。
さらに、きのこには血液の原料となる「葉酸(ビタミンB9)」も豊富に含まれていますが、葉酸は限られた食材にしか含まれないため、きのこをとり入れることで効率よく身体を温めることができます。
加えて、きのこには腸を整える食物繊維が豊富に含まれており、腸を整えることで必要な栄養がしっかりと吸収されるため、代謝を良くして健康な身体をつくることにもつながります。
寒さ対策に役立つ「きのこ」を食事に取り入れて、これから迎える冬もアクティブに楽しめる身体をつくっていきましょう!



