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研究員の研究日誌

地域の方々とのふれあい「産業フェアin信州」出展レポート

2022.12.16
地域の方々とのふれあい「産業フェアin信州」出展レポート

はじめまして。ホクト(株)開発研究課の花山です。
今回は2022/10/21・22に開催された「産業フェアin信州」に出展した時のお話をさせていただきます。私たちの研究の様子をお伝えできたり、地域の方々と商品やきのこについて色々なお話しができたりと充実した2日間でした。

産業フェアは長野市内の「ビッグハット」という施設で開催されている多業種総合展示会です。地元企業を中心に事業の紹介や製品の販売を行なっていて、最新技術の体験コーナーやお子様が楽しめるショーなどもあり、どなたでも気軽に楽しめる展示会となっています。

ホクトからはきのこセットや加工食品(レトルト食品や乾燥きのこなど)の販売ブース、研究活動の紹介ブースを出展しました。

きのこセットも加工食品も大人気で、お昼過ぎには完売してしまった商品もありました。来年はもっと用意します!
個人的にはきのこがゴロっと入ったカレーや4種類のきのこが入った炊き込みご飯の素が特にオススメです。ホクトHPのオンラインショップでも購入できますのでぜひチェックして下さい(^^)/

そして、私は研究紹介ブースできのこの魅力についてご紹介していました。
地元の方々と「今年は山に行っても野生のきのこが少ないね~」なんて話をしたり、「これからはきのこいっぱい食べるね」と言ってくれた子がいたり、「ホクトのきのこが美味しいからいつも食べているよ」と言って下さる人がいたり。きのこについて皆さんとお話しできて幸せでした。

下の写真は、毎年ご好評をいただいている、研究紹介ブースの展示の一つ「ジャンボきのこ」です。こちらは「ジャンボぶなしめじ」。隣に置いた商品のぶなしめじと比べるとすごく大きいことがわかるかと思います。

さらに、下記は「ジャンボエリンギ」です。立派に育ちました。実は、ホクトはエリンギの大きさでギネス記録を持っています。

普段商品として販売しているきのこは500 mLペットボトルくらいの培地で栽培されていますが、大きな鉢いっぱいの培地で栽培するとここまで大きく成長します!お客様からは「ここまで大きくなるのに何年かかるんですか?」と聞かれます。実は、商品とそれほど変わらない日数でここまで大きくできるのです!!

今回皆さんとお話していて意外だったことは、ホクトのプレミアムライン商品の生どんこ、霜降りひらたけがどのようなきのこなのか知らない人がかなり多いということでした。どちらのきのこも、ホクト独自の特徴を持っているのです。

生どんこは、生なのに乾燥きのこの様な独特な割れ目模様が特徴的です。どんこと言えば乾燥しいたけの呼び方で知られていますが、そのどんこの味わいを水で戻す手間をかけずに楽しめるのが“生どんこ”です。

霜降りひらたけはエリンギとひらたけがかけ合わさったきのこで、野生には存在しない種類のきのこ。動物で言うとウマとロバの交雑種「ラバ」みたいなイメージです。

詳しい話や開発秘話などは今後の研究日誌でご紹介できればと思います。

また、今回の展示会を通してみなさんとお話することで、改めて、きのこが愛されていることや、この会社で働いて良かったなと感じました。一方で、もっともっと、きのこの魅力を伝えていきたいと感じました。

これからもきのこの研究をするだけでなく、イベントや食育などいろいろな場で発信していきますので、ぜひご興味を持っていただけたら嬉しいです。

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