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きのこアルバム

人類が知りつくせないほどの種類があるきのこ。その一部をご紹介します。

【きのこアルバム】イヌセンボンタケ

イヌセンボンタケ

新緑が芽吹き、様々な花が咲く華やかな季節になりましたね。
今回は、そんな初夏に可憐に咲く花“すずらん”にも似たきのこ「イヌセンボンタケ」をご紹介します。

 
イヌセンボンタケは春~秋にかけて発生するきのこで、傘の直径は0.8~1.2cmと非常に小さく、表面に溝状の線や微毛があることが特徴的。柄は半透明で細く、なんとも儚げで可憐です。
以前ご紹介した「キララタケ」と同じナヨタケ科に属しています。

切り株や倒木などにびっしりと群れになって生えることが特徴で、名前のdisseminatusには「広く撒き散らした」という意味があります。
名前には「千本」とありますが、実際のところ、何万ものきのこがありそうですね。

イヌセンボンタケは発生したときは卵型をしていますが、成長と共に釣鐘形に変化します。
発生時は真っ白のため、まるで雪が降ったよう!
イヌセンボンタケは胞子が黒色のため、成長して胞子がつくられると、胞子の色が透けて傘の色が紫がかった灰色に変化してしまいます。なんだか少し、もったいなく感じます。

イヌセンボンタケ

▲発生後、幼菌時の様子

 
また、「イヌセンボンタケ」は漢字では「犬千本茸」と書きます。
“犬”とつく理由は、日本では昔から価値のないものに“犬”をつけることに由来しているそうで、実際に「犬死」や「負け犬の遠吠え」など、日本には様々な言い回しがあります。
イヌセンボンタケは毒の有無は不明ですが、脆く、味も良くなく、食用としても用いられることはないという特徴もあり、“犬”の名がついてしまったのかもしれません。

しかし、外国では犬の忠誠心の高さなどの理由から「犬は人類の親友である」とも呼ばれているので、本来の意味はネガティブだったとしても、いつか、身近なきのことしての意味で“イヌセンボンタケ”と呼ばれる日が来るかもしれませんね!

イヌセンボンタケ

 

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たくさんのイヌセンボンタケが集まった様子は、まるで梅雨時期に傘をさす人が密集するスクランブル交差点のよう。
雨の中でも可憐に咲くイヌセンボンタケのように、梅雨時期も雨を楽しみながら日々を過ごしたいものですね♪

 

「こんなきのこを見つけた!」という情報がありましたら是非きのこらぼに教えてください♪きのこ発見!情報を送る

 

◆◇◆イヌセンボンタケ◆◇◆

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