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きのこアルバム

人類が知りつくせないほどの種類があるきのこ。その一部をご紹介します。

【きのこアルバム】ノウタケ

夏の日差しが最も眩しい季節。既にお子さんが、夏休みに入っているご家庭も多いのではないでしょうか。
海や花火大会、BBQと夏ならではの遊びが楽しみな一方で、夏休みの宿題でしっかりと頭を使わないといけないのもこの時期の特徴…。今回は、見た目が脳に似ていることから、その名がついた「ノウタケ」をご紹介します。

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ノウタケは、梅雨の時期から秋に掛けて、林の中の地上に発生するきのこで、日本各地やヨーロッパ、北米、南米などに広く分布しています。大きさは、7㎝~15㎝と子どもから大人の握りこぶしくらいの大きさがあります。

成長したノウタケは茶褐色の外皮に覆われ、この外皮には、ビロードを思わせるような細毛がうっすらと生え、脳を思わせる「しわ」があります。また内部には「グレバ」と呼ばれる“胞子をつくる組織”があり、こちらはスポンジ状で弾力をもつという特徴があります。

ノウタケは、発生当初は白色をしていますが、成熟するにつれ茶色、褐色に変化していきます。そして最終的には、黄褐色の独特な匂いを持つ液汁を出し、徐々に自分自身を分解していきます。

分解が進み個体が乾燥すると、外皮が剥がれ内部の胞子がむき出しに。この胞子が風や虫たちによって飛散する事で、種を繁栄させます。様々な特徴を持つきのこの中でも、ノウタケの変化は非常にドラマチックだなと感じます。

また、写真からもわかるように、ノウタケには、他のきのこによくみられる傘が存在しません。頭部と柄部からなるきのこなので、このような変わった胞子の飛ばし方をします。

以前ご紹介した、「スミレホコリタケ」や「オニフスベ」もノウタケと同様の胞子の飛ばし方をするきのこになります。

スミレホコリタケについて詳しくはコチラ>
オニフスベについて詳しくはコチラ>

また、地方名では、けぶりばったけ、けむだし、ばくはつ、といった名前で親しまれており、いずれも胞子を飛ばす姿から付けられたのだと想像できます。

ちなみに、割ってみて中が白い状態(幼菌もしくは未成熟菌の状態)であれば食べることは可能と言われていますが、似た種に食毒不明とされる種も存在するため、専門家の目視での確認がない限りは、目で楽しむようにしていただければと思います。

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夏らしい眩しい日差しが、燦々と降り注ぐ季節がやってきました。この時期にしかできないレジャーや体験をめいっぱい楽しむとともに、体調管理にもしっかりと留意してこの夏を楽しんでいきましょう。

【出典】
・今関六也・大谷吉雄・本郷次雄 編(2011)「増補改訂新版 山渓カラー名鑑 日本のきのこ」株式会社 山と渓谷社,東京
・今関六也・大谷吉雄・本郷次雄 編(2011)「増補改訂新版 山渓カラー名鑑 日本のきのこ」株式会社 山と渓谷社,東京
・前川二太郎 編著 (2021)「スタンダード版 新分類 きのこ図鑑」株式会社 北隆館,東京
・本郷次雄 監修 (1999)山渓フィールドブックス⑩「きのこ」株式会社 山と渓谷社, 東京
・今関六也・本郷次雄 編(1989)「原色日本新菌類図鑑(Ⅰ・Ⅱ)」株式会社 保育社, 大阪

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◆◇◆ノウタケ◆◇◆

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