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ライフアップコラム

知育遊び、香り、食事術…猛暑の夏の“おうち時間”をアップデートする暮らしの知恵

2026.08.05
知育遊び、香り、食事術…猛暑の夏の“おうち時間”をアップデートする暮らしの知恵

暑さのピークが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。お盆休みのシーズンとなり、家族と過ごす時間が増える方もいれば、子どもの夏休みで普段よりも忙しくなる方、暑さから逃れるために家でゆっくり過ごす方など、それぞれの過ごし方をされていることと思います。

そこで今回は、子どもや家族と過ごす夏のおうち時間が楽しく・快適になるアイデアや、夏バテ対策を後押しする食事のポイント・きのこレシピなどをご紹介します。この夏のご参考に、ぜひ最後までご覧ください。

INDEX

「特別なお出かけ」より「特別な時間」をつくる暮らしの工夫

年々増す暑さによって、長期休暇を家で過ごすという方も多いかもしれません。そこでまず初めに、家の中で親子で楽しめる遊びのアイデアや、毎日の疲れを癒すおすすめの“香り”の取り入れ方など、夏の暮らしをより充実させる工夫をご紹介します。

① 親子で楽しめる!知育遊びのアイデア

厳しい暑さにより、子ども達も外で遊べる時間が短くなり、おうち時間が長くなる夏休み。保護者の方にとっては「毎日何をして過ごそう…」「ゲームや動画の時間が増えている…」と悩む時期でもあります。
そんな日は、遊びながら学べる「知育遊び」を楽しんでみるのはいかがでしょうか。「どうして?」「すごい!」と親子でワクワクできる遊びは、子どもの好奇心や考える力を育てるきっかけにもなります。
今回は、身近な材料で簡単に作れる、おすすめの知育遊びを3つご紹介します。

光る“かち割り氷”

材料
● ビタミンB2入りの飲み物(エナジードリンクなど)200ml
● かき氷シロップ
● ジッパー付き保存袋
● ブラックライト(またはUVライト)

作り方
① 保存袋に飲み物を入れる
② かき氷シロップを小さじ2加える
③ 軽く混ぜて炭酸を少し抜く
④ 冷凍庫で凍らせる
⑤ 砕いて器に盛る
⑥ 暗い部屋でブラックライトを当てる

【ブラックライトの代用方法】
スマートフォンのライト部分に透明のセロハンテープを貼り、青色のペンでセロハンテープを塗りつぶします。青色の上からさらに紫色のペンで塗りつぶせば完成です。

光る不思議な現象に、大人も子どもも「なぜ光るの?」と親子で考えながら楽しめます。また、夏にピッタリのため、暑い日のおやつにもおすすめです。
*氷が光る理由は、ビタミンB2が蛍光物質(光を吸収して、違う色の光を発する物質)であるため、紫外線を出す「ブラックライト」の光を当てることで黄色い光を発します。
*かき氷シロップがなくても光を楽しむことができますが、かき氷シロップを使うことでよりカラフルなかち割り氷を楽しむことができます。

5分で作れる手作りアイス

材料
● 牛乳 100ml
● 生クリーム 100ml
● 砂糖 大さじ2
● お好みのフレーバー(ココア・いちごジャム・バニラなど)
● 氷 約500g
● 塩 大さじ山盛り3杯程度
● M・Lサイズの保存袋

作り方
① 小さい保存袋に牛乳・生クリーム・砂糖・フレーバーを入れてよく混ぜる
② 大きい保存袋に氷と塩を入れる
③ 氷と塩が入った大きい袋の中に、封を閉じた小さい袋を入れてしっかり閉じる
④ 布やタオルで包み、約5分間振る
⑤ 固まったら完成

氷に塩を加えると温度が下がるため、冷凍庫を使わずに振るだけでアイスができる過程を楽しめます。また、好きな味にアレンジできるのも魅力で、様々なフレーバーを試してお気に入りの味を見つけるのもおすすめです。

こどもビール

材料(180mlグラス2個分)
● りんごジュース(濁りのないもの) 300ml
● 粉ゼラチン
● 砂糖 大さじ1

作り方
① りんごジュース大さじ2を取り分け、粉ゼラチンを混ぜる
② 鍋に残りのジュースと砂糖を入れ、沸騰直前まで温める
③ 火を止めて混ぜたゼラチンを鍋に入れて溶かす
④ グラスの8分目まで注ぎ、冷蔵庫で冷やす
⑤ 残った液を氷水に当てながら泡立てる
⑥ 泡をゼリーの上にのせ、再び冷蔵庫で冷やして完成

ゼラチンは泡のまま固まる性質があるため、まるで本物のビールのように仕上がります。泡ができる様子を観察しながら楽しめて、お家で一緒に乾杯気分を味わえます。

身近な材料でも組み合わせ方や使い方を少し工夫するだけで、子どもにとっては新しい発見がいっぱいです。学びながら学べるアイデアで 「どうなるかな?」と一緒に考えながら、親子で楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

② 「香り」で特別な時間と涼しさを演出

厳しい暑さが続く夏は、家事や育児、仕事に追われる毎日で心も身体も疲れがたまりやすくなります。そんなときは、疲れを癒したり気分をリフレッシュしたりできる「香り」を日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。香りには気分を切り替えたり、季節を心地よく感じたりする力があり、何気ない日常を少し豊かにしてくれます。
そこで次に、おすすめの香りや香りがもたらす効果をご紹介します。

・夏におすすめの香り

夏におすすめなのは、鼻に抜けるような清涼感のあるミントやユーカリ、みずみずしくフレッシュなレモンやグレープフルーツなど爽やかな香り。清涼感のある香りは気分がスッキリするだけではなく涼しさも感じやすいため、朝の家事や帰宅後のリフレッシュにもぴったりです。

・夏の悩みを解決する香り

夏ならではの悩みに合わせて香りを選ぶのもおすすめです。
暑さでなかなか寝付けなかったり睡眠の質が落ちていると感じたりする時は、ラベンダーやカモミールの穏やかな香りを取り入れることで心をリラックスし快眠をサポートします。他にも、暑さ自体の対策には、ペパーミントもおすすめです。ペパーミントに含まれるメントールという成分には神経を刺激することで涼しく感じさせる働きがあり、香りを嗅ぐだけで体感温度が4℃下がったという実験結果も出ています。

さらに、暑さで食欲が落ちているときは、グレープフルーツやスイートオレンジなどの柑橘系がおすすめ。香りに含まれるリモネンという成分が消化を促して食欲を刺激する働きがあるため、食欲が低下しやすいこの時期にピッタリです。
また、暑さで頭がぼんやりしたりだるさを感じたりする時は、清涼感のあるペパーミントやユーカリ、柑橘系の香りをとり入れることで気持ちがリフレッシュし、集中力を高めることにもつながります。

・香りの使い方のアイデア

暑さを和らげるには香りの使い方も重要です。ペパーミントをお茶パックに入れて湯船に浮かべたり、オイルを浴室の床に1~2滴垂らしたりするだけで入浴後も爽やかに過ごすことができます。
また、扇風機にハッカ油やミントのアロマを数滴垂らしたリボンをつけたり扇風機の近くにアロマストーンを置いたりすることで涼しさがアップするため、暑い日におすすめです。
他にも、枕にリラックス効果のあるラベンダーの香りを吹きかけたり、アロマスプレーを使ったり、冷たいおしぼりに柑橘系の香りを添えたりと、取り入れ方で毎日の快適さアップにもつながります。

夏の悩みや使い方、気分に合わせて香りを選ぶだけで、いつもの一日が少し心地よく変わります。この夏は、暮らしに香りの習慣を取り入れて、小さな癒しの時間をつくってみてはいかがでしょうか。

③ ベランダBBQは“頑張らない”がポイント

夏の風物詩の一つにBBQがありますが、「準備や片付けが大変そう」と、なかなか気軽にできないと感じる方も多いのではないでしょうか。そんなときは、“頑張らないBBQ”をテーマにしてみるのもおすすめです。
炭や火起こしは使わず、ホットプレートがあれば準備も後片付けもぐっとラクになり、ベランダや庭先で楽しめば、いつもの夕食がちょっと特別なイベントに変わります。
さらに、下味をつけて冷凍したお肉やカット野菜を活用することでより時短に楽しむことができます。例えば、食べやすく切った鶏もも肉や豚肉に、しょうゆ・みりん・酒を1:1:1の割合で合わせ、すりおろしにんにくやしょうがを少量加えて保存袋へ入れ、軽くもみ込んで冷凍しておけば、当日は解凍して焼くだけで完成します。野菜は市販のカット野菜を使えば、洗ったり切ったりする手間も省け、準備がさらにスムーズです。
また、焼肉だけではなく、メニューを少し変えるだけで楽しみ方も広がります。例えば、アルミホイルで作るきのこや鮭のホイル焼き、カマンベールチーズを温めて野菜やウインナーをつけるチーズフォンデュ、しょうゆを塗って香ばしく焼く焼きおにぎり、餃子の皮や食パンにピザソースとチーズをのせて焼くだけの即席ピザも、おすすめです。

ベランダBBQの魅力は、ごちそうを作ることだけではありません。夕暮れの風を感じながら家族で食卓を囲む時間そのものが、夏ならではの思い出になります。今年の夏は、「頑張って準備するBBQ」ではなく「気軽に楽しめるBBQ」で、家族との何気ないひとときを特別な時間にしてみてはいかがでしょうか。

夏バテを予防する食事・生活習慣のヒント

暑さのピークが続くこの時期は、食欲が落ちたり、疲れが抜けにくかったりと、夏バテを感じる方も多いのではないでしょうか。特別なことを始めなくても、毎日の食事や生活習慣を少し見直すことが、暑い夏を元気に乗り切る身体づくりにつながります。そこで本章では、夏バテ対策に欠かせない栄養素や生活習慣のポイントをご紹介します。

① タンパク質は「こまめに」がポイント

夏はそうめんや冷たい麺だけで済ませてしまいがちですが、それではタンパク質が不足しやすくなってしまいます。たんぱく質は筋肉や身体をつくるだけでなく、疲労回復や免疫力の維持にも欠かせない栄養素です。一度にたくさん食べるよりも、朝・昼・夕食に加え、間食なども活用しながらこまめに取り入れるのがおすすめです。
タンパク質は、卵や豆腐、納豆、鶏むね肉、ヨーグルトなどの食品に豊富に含まれています。例えば、朝食に納豆、昼食に冷ややっこ、夕食に鶏むね肉のおかずなど、無理なく分けて食べるだけでも続けやすくなるため、ぜひとり入れてみてはいかがでしょうか。ちなみに、タンパク質と共に、タンパク質を代謝するのに必要なビタミンB6を合わせてとることも意識しましょう。ビタミンB6は赤身魚や肉類、バナナやきのこ類に含まれています。

② 酸味をプラスして食欲アップ

暑さによって食欲が低下しやすい時期ですが、そんなときは、梅干しやレモン、酢を上手に取り入れてみましょう。酸味は口の中をさっぱりさせ、食べやすさにつながります。
例えば、冷しゃぶにポン酢やレモンを添えたり、きゅうりとわかめの酢の物を一品加えたりするだけでも、食卓が夏らしく爽やかになります。また、食欲が低下し食べる量が減ると栄養不足になりやすくなるため、さっぱりとした食べやすいものをしっかりと食べて栄養を補給していきましょう。

③ 水分補給は「こまめ+習慣化」がカギ

水分不足は夏バテや熱中症の原因となるため注意が必要ですが、実はのどが渇いたと感じたときには、すでに身体は水分不足になっていることがあります。そのため、水分補給は「のどが渇く前」にこまめに行うことが大切です。

起床後、お風呂の前後、外出前後、寝る前など、飲むタイミングを決めておくと忘れにくく、しっかりと水分を補給することができます。基本は水やお茶がおすすめですが、たくさん汗をかいた日はスポーツドリンクや経口補水液を状況に応じて取り入れるのもおすすめです。ただし、糖分を多く含む飲み物は、糖分やカロリーの摂りすぎにつながるため、飲み過ぎには注意しましょう。

④ 冷たいものは上手に取り入れる

暑い日は冷たい飲み物やアイスが欲しくなりますが、とり過ぎると胃腸が冷え、消化機能が低下して食欲不振につながることがあります。
冷たい飲み物やデザートはとりすぎに注意し、冷たい麺やサラダだけで済ませる日は、みそ汁やスープなど温かい一品を添えるのがおすすめです。温かい料理を組み合わせることで胃腸への負担を和らげ、栄養バランスも整えやすくなります。

⑤ 睡眠の質と適度な休息も意識しよう

食事だけでなく、質のよい睡眠も夏バテ対策には欠かせません。寝る前1時間はスマートフォンの使用を控え、照明を少し落としてゆったり過ごす時間をつくると、眠りにつきやすくなります。
また、冷房を上手に使って寝室を快適な温度に保つことも、睡眠の質を高めるポイントです。毎日頑張り過ぎず、「今日はゆっくり休む日」と予定に組み込むことも、夏を元気に過ごすための大切な工夫ですので、適度に休むことも意識していきましょう。

夏バテ対策は、特別な健康法ではなく、毎日の小さな積み重ねが何より大切です。無理なく続けられる方法を取り入れながら、暑い季節を元気に乗り切りましょう。

夏の体調管理に役立つ「きのこ」のチカラ

夏も健康で元気に過ごすには水分補給だけでなく、エネルギー代謝を助ける栄養素をしっかり摂ることも大切です。

きのこに含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きを助けるため、夏バテ予防に役立ちます。さらに、エネルギーをつくる過程で熱を生み出すため、冷房による夏冷え対策にもおすすめです。また、きのこには汗とともに失われやすいカリウムも含まれており、不足するとだるさや倦怠感につながるため、積極的に摂り入れることが大切。

さらに、きのこにはタンパク質の代謝をサポートするビタミンB6や、睡眠や疲労ケアに関わるGABA、オルニチンも豊富に含まれています。他にも、きのこは低カロリーでさまざまな料理にとり入れやすい食材のため、毎日の食事にきのこをプラスして、夏を元気に乗り切っていきましょう。

忙しい毎日の中でも、少し工夫するだけで、夏の暮らしはもっと心地よくなります。家族との時間や自分の身体もいたわることも大切にしながら、今年の夏もより快適に楽しく過ごしていきましょう。