走る・跳ぶなど、スポーツで疲労がたまりやすい下半身。下半身を鍛える目的はさまざまですが、下半身の筋肉には、運動能力を支えるだけでなく、つま先まで廻った血流を心臓まで押し戻す役割もあります。血流の滞りは疲労を招くことが知られており、特に夏場においては、血液の滞らない身体づくりが必要です。
体幹トレーナーとして長友佑都選手、金崎夢生選手、久保建英選手、池江璃花子選手など多くのアスリートをサポート。KOBAスポーツエンターテイメント株式会社 代表取締役
よく野球では「腰で打つ」などと言いますが、打撃のみならず、投げる・跳ぶなどの動力の起点は下半身となるため、一流アスリートも下半身強化をトレーニングのポイントとすることがよくあります。
下半身は上半身をしっかりと支える役目を担っているため、疲労が溜まりやすい場所でもありますが、比較的、高負荷のトレーニングを実施することで下半身を強化すれば、素早い動作やブレのないストップ動作を実現でき、さらに疲れにくい身体作りにも役立ちます。
夏場にトレーニングを行った場合、自分の身体を回復することもアスリートにとって欠かせないポイントです。疲労がたまると筋肉は熱をもち、体温が上がる傾向にあります。体力回復には睡眠をとることが欠かせませんが、体温の上がった状態だと、暑い夏の夜は眠りが浅くなり、疲労回復しにくくなってしまいます。寝る前のストレッチには、疲労回復を促し、身体をリラックスさせる効果がありますので、練習を行った日には、ゆっくりしっかりとストレッチを行うことがおすすめです。
カンタンテストで、
自分のチカラを知りましょう!
身体がぐらつかずにしゃがめるかをまずはチェック!
後ろに倒れてしまった人は、要注意です。
木場流 解説!下半身を支えるお尻の筋肉と、太腿の筋肉を強化するトレーニングと、暑い夏のリラックスのためのストレッチをご紹介!
これを左右3セット繰り返します。
これを左右3セット繰り返します。
寝苦しい夜もしっかり眠ることが大切。ハードなトレーニングのあとは、ストレッチをする習慣をつけよう。
講師プロフィール 木場克己(Katsumi Koba)一般社団法人JAPAN体幹バランス指導者協会 代表、KOBAスポーツエンターテイメント株式会社 代表取締役。
体幹トレーナーとして長友佑都選手、金崎夢生選手、久保建英選手、池江璃花子選手など多くのアスリートをサポートしている。
日本郵政グループ女子陸上トレーニングコンディショニングアドバイザー、スポーツクラブルネサンスプログラムアドバイザー。
木場克己オフィシャルホームページ http://kobakatsumi.jp
三城 円(Madoka Sanjo)管理栄養士、一般社団法人 日本パーソナル管理栄養士協会代表理事、ダイエットサロン San-CuBic代表、(一社)日本ジュニア・ユースアスリートサポート協会顧問