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【9月の菌活】「食欲の秋」を味方に!
筋トレで体の基礎づくり

2017.09.01

教えてくれたひと
河村玲子(かわむら れいこ) 
<保有資格・スキル>管理栄養士、全米エクササイズ&スポーツ協会 パーソナルフィットネストレーナー、ティップネスアスリートサポートチーム 管理栄養士、タイ古式ストレッチセラピスト、PAIピラティスマット ベーシック~アドバンス

「体づくりを、食事と運動両面からサポートをする。」をコンセプトにパーソナルダイエティシャントレーナー(管理栄養士×トレーナー)として活動。パーソナルトレーナーとしてはトップレベル、130時間を超える指導を、TIP.X.TOKYO渋谷とティップネス蒲田にて行っている。管理栄養士としては、雑誌「Tarzan」や「anan」の監修やフィットネスクラブ、食品企業ホームページ向けのレシピ作成の他、各種団体の栄養コラムの執筆、アスリートの栄養サポートも行っている。
ブログ:PDT河村玲子のブログ
facebook:facebook

「食欲の秋」を味方に!筋トレで体の基礎づくり

9月に入り、栗、秋刀魚などの秋の味覚が店頭に並ぶようになってきました。
秋といえば「食欲の秋」という言葉が浮かびますが、年間を通しておいしいものは採れるのに、どうして秋だけ「食欲の秋」というのでしょうか?
実は、秋は寒い冬に向けて脂肪を蓄えようと体の準備が始まるため、食欲が増すことが一つの理由です。
そこで今回は食欲が増して、体づくりの材料「食事」をたくさん食べられるこの時期だからこそ取り入れたい運動「筋トレ」と、その効果を増す食事術「きのこで菌活」についてのお話です。

体づくり

筋トレ×潤滑栄養素による体づくりの効果

運動といえば、大きく分けて3種類の運動があります。
ウォーキングやジョギングなどの「有酸素運動」。スクワットや腹筋などの「筋トレ」。そして近年注目が集まっている、動きのための「ファンクショナルトレーニング」。
どれもパフォーマンスを上げるには大切な運動ですが、動くための基礎となる筋肉を増やすことに着目した時は、筋トレが効果的です。
筋肉がつくと、瞬発力やパワーが上げやすくなるだけでなく、一般的には体のラインが整ったり、エネルギーを消費しやすくなったりと嬉しい効果も見込めます。

体づくりに最適な筋トレといえばスクワット!?

体づくりのために何か1種目ということであれば、一番のお勧めはスクワットです。
スクワットは体の中で筋肉が一番集まっている脚を中心に、お腹や背中などの体幹部分も使う全身種目だからです。全身の筋肉をバランスよくつけることができるほか、食べ過ぎてしまった時でも、効率よくエネルギーを消費できます。

きのこで菌活!潤滑栄養素で筋トレ効果倍増!?

筋トレによる体の基礎づくりに欠かせないのが、「ビタミンB群」です。
きのこに豊富な「ビタミンB2」は、脂肪を燃やすのに必要な他、成長をサポートする働きがあります。タンパク質から筋肉を作るために欠かせない栄養素「ビタミンB6」はきのこにも含まれますが、タンパク質とビタミンB6を豊富に含む食品、鮭や鶏肉などと合わせると、さらに筋トレ効果が高まります。体づくりという観点からは、「食欲の秋」は体の材料を補給しやすい季節ともいえます。材料をたくさん補給したら、「きのこ」の潤滑栄養素で材料を代謝して、体づくり!
秋×筋トレ×菌トレ、体づくりの名コンビで食欲の秋を味方に強い体の基礎を作りましょう!

おすすめレシピ

きのこと鮭のハーブ蒸し

強い体の基礎をつくるには、たんぱく質と良質な脂質、そしてきのこに含まれる潤滑栄養素が欠かせません。筋肉づくりの材料たんぱく質と、それを代謝するのに欠かせないビタミンB6を豊富に含む鮭と、ビタミンB6をはじめとするさまざまな種類の潤滑栄養素がとれるきのこの組み合わせは、運動盛りの子どもや、筋肉をつけたいアスリートの方におすすめです。

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