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4月の特集テーマ
いつでもツヤ肌!~紫外線に負けない健康な肌を手に入れよう~

こんなにカンタンで大丈夫!?
代謝アップで肌荒れ解消♪

2017.04.17

お肌のためには、腸内環境を改善して、しっかりと栄養素を身体に摂り入れることが大切だと先日のコラムでお伝えしました。では、何を食べることが美肌への近道なのでしょうか? 今週の「トレンドコラム」では、食の世界で夢を叶えた中山咲子さんに、夢を叶える秘訣についてお話をお伺いしていますが、目的に向かって自信をもって進んでいくときには、美しいお肌も自信をつけるための一つの要因になりますよね。今週の「きのこで菌活。」では、気候が安定しない春の時期に起こりがちな肌荒れに効果的な食事ときのこに豊富な“美容ビタミン”についてのお話をお届けします。

お肌のためには、腸内環境を改善して、しっかりと栄養素を身体に摂り入れることが大切だと先日のコラムでお伝えしました。では、何を食べることが美肌への近道なのでしょうか? 今週の「トレンドコラム」では、食の世界で夢を叶えた中山咲子さんに、夢を叶える秘訣についてお話をお伺いしていますが、目的に向かって自信をもって進んでいくときには、美しいお肌も自信をつけるための一つの要因になりますよね。今週の「きのこで菌活。」では、気候が安定しない春の時期に起こりがちな肌荒れに効果的な食事ときのこに豊富な“美容ビタミン”についてのお話をお届けします。

中西由紀
教えてくれたひと
中西由紀(管理栄養士 フードコーディネーター)

大学在学中にフードコーディネーターの資格を取得し、料理教室や雑誌などで料理撮影のアシスタント経験を積む。現在は、雑穀でダイエットや肌荒れを克服した自身の経験を踏まえ、その魅力を伝える“雑穀管理栄養士”として活躍中。

ビタミンB群を豊富に含むきのこは、優秀な代謝アップ食材

――美肌を目指したければ、何を食べると効果的なのでしょうか?

皮膚や粘膜、髪の健康を維持する働きがあるビタミンB群を積極的に摂ることをおすすめします。ビタミンB群は、きのこに多く含まれている栄養素なのですが、別名“美容ビタミン”とも呼ばれているんですよ。

――きのこに多く含まれているビタミンB群には、どのようなものがありますか?具体的な効果も教えてください。

ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、ナイアシンとビオチン、パントテン酸という8種類のビタミンの総称です。ビタミンB群は身体の基礎代謝に働きかけて「老廃物を身体にため込まない」「摂取した栄養素が身体に行き届きやすくなる」「血行をよくする」など、美容と健康にプラスとなる効果を発揮します。中でも、“美容ビタミン”と呼ばれるビタミンB2は、肌の調子を整えるのですが、不足すると、脂質の代謝が鈍くなり、過剰に分泌した皮脂が詰まってニキビの原因となる、肌の再生がうまくいかずにターンオーバーが乱れるなど、お肌トラブルの原因に。ビタミンB2は、美肌には特に欠かせない栄養素なのです

――きのこが美肌にいい理由がよく分かりました!

それだけではありませんよ。きのこには、他にもタンパク質の代謝に有効なビタミンB6もまた豊富に含まれているのです。皮膚や粘膜の細胞の素となるのがタンパク質なのですが、これだけ摂っていればいいかというと、そうではないんですね。摂取したタンパク質を新しい細胞として生まれ変わらせるためにはB6のサポートが必要なんです。
代謝とは、身体の中で起きる化学変化。様々な栄養素が関わりあっているので、こうしたビタミンB群をバランスよく摂取することで、効果的な代謝アップが期待できます。ビタミンB群を豊富に含むきのこは、手軽に代謝を促せるおすすめの食材といえますね。

きのことタンパク質を組み合わせたメニューで代謝を促進!

ブナピー

――ほかにもビタミンB群の摂取にきのこがいい理由があれば教えてください。

きのこはビタミンB群の宝庫ですが、低カロリーなことも魅力の1つです。たとえば、豚肉にもビタミンB1がたっぷり含まれていますが、毎日豚肉のおかずばかり食べるわけにもいきませんよね。脂質やタンパク質の過剰摂取にもつながり、カロリーオーバーになってしまいます。その点、きのこはカロリーが低いので、毎日の料理に加えやすいんです

――ビタミンB群を効率よく摂取する食事方法には、何がありますか。

ビタミンB群は水溶性のビタミン。体内に蓄積することができないので、定期的に摂ることが大切です。きのこはどんなジャンルの料理にも合うので、毎日摂取するという意味でも重宝する食材。ただし、ビタミンB群は水溶性のビタミンなので、調理の際に炒めたり、蒸したりするとせっかくの栄養素が外に出てしまうんですね。ビタミンB群を効率的に摂取するのであれば、スープや味噌汁などの汁物がおすすめですよ。

――おすすめの食べ合わせはありますか?

せっかく基礎代謝が上がって血行が改善しても、肌の材料となるタンパク質が不足しているとキレイな肌は作られないので、きのこと一緒にタンパク質も摂ってあげることで、健康でキレイな肌をつくることができます。それこそ、豚肉をはじめとする肉類、魚や卵、お豆腐などの大豆製品も有効です。こういった食材と組み合わせることで、効果的に代謝を促進することができます。
たとえば、エリンギの入ったヘルシーな肉団子にきのこたっぷりのあんをかけた「たっぷりきのこのあんかけ肉団子」はいかがでしょうか? きのこと一緒に豚肉を食べることで肌の土台となるタンパク質が摂取できますし、きのこはあんにしているのできのこのビタミンB群も余すことなく摂れますよ。

おすすめレシピ

たっぷりきのこのあんかけ肉団子

肉団子とあんかけ両方にきのこを使用した強力菌活メニュー!
きのこに豊富なビタミンB2は別名美容ビタミンと呼ばれ、皮膚や粘膜の再生を促し、ターンオーバーを正常に整え美肌をつくります。

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