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研究員の研究日誌

きのこで笑顔を収穫!社内きのこフォトコンテストの様子をご紹介

2025.08.04
きのこで笑顔を収穫!社内きのこフォトコンテストの様子をご紹介

皆さんこんにちは。ホクトの研究所、入社一年目の下八重です。今回は研究所内で開催された『きのこフォトコンテスト』についてご紹介したいと思います。

きのこを愛し、日常的に観察し、研究し続けるホクト研究員。そんな研究員だからこそ、スマホの中にはユニークなきのこの姿が多く眠っているのでは…そんな仮説から始まった今回の企画は『きのこ研究員に聞いた、スマホに眠ったきのこフォトコンテスト』と題して開催されました。

集まった写真はどれも、研究員だからこそ撮れる・見つけられるものばかりで、自然の中で輝く美しいきのこから日常の中で出会ったユニークなきのこの姿まで、個性豊かな写真が集まりました。今回はその中でも特に魅力的であった写真を4枚、投票を行った際の投稿者のコメント&投票者の声とともにご紹介いたします。

No.1【マイタケで作ったカーネーション。母の日ネタに…。】

……食品として出荷されなかったマイタケを造花のようにして、カーネーションに仕立てました。

■ 投票者の声
・「きのこがお花に見えるという発想がかわいらしいです♡」
・「色は黒いけど、形がカーネーションの花っぽくて、一瞬きのこに見えない!」

■投稿者コメント
自由で遊び心ある発想で心温まるユニークな一枚です。普段見ているきのこが愛情たっぷりの贈り物に変身しました。

No.2【クロハツのヒダ】

……クロハツというきのこの傘の裏側を至近距離で撮影したものです。

■ 投票者の声
・「自然の造形 好み。」
・「有機的な美しさがある。」
・「研究員のマニアックさが出ていて良いと思いました。」
・「きのこ愛を感じた。」

■ 投稿者コメント
静かに佇むクロハツの裏側に、自然がつくり出す精緻な造形美。研究者ならではの視点で捉えた、“ヒダ”に焦点を当てたマニアックかつ美しい一枚です。まさに研究員ならではのきのこ愛が伝わる逸品でした。

No.3【たぶんシロキクラゲ。美しい!】

……見た目が白く、ゼラチン質でふわふわとした形状のきのこです。中国を中心に、古くから食用・薬用として親しまれています。

■ 投票者の声
・「透き通っていて綺麗です。触ってみたい。」
・「見た目も可愛らしく、きのこへの愛が伝わりました。」
・「キクラゲは癒しの写真。」
・「幻想的で素晴らしい。」
・「研究員っぽい。」

■ 投稿者コメント
繊細な質感と独特のフォルムが魅力的で見る人の心をそっと癒してくれる、そんな静けさと美しさを併せ持つ作品です。まるで自然が生んだ“天使の羽根”のような輝きに、きのこへの愛情がにじみます。

No.4【きのこの町「大木町」シンボルのきのこ銅像】

……なんと2022年に何者かに盗まれる事件が発生し、話題になりました。

■ 投票者の声
・「本物のきのこだけではない、きのこ関連のモニュメントにもカメラを向けてしまうところに研究者のきのこ愛を感じました。」
・「たたずまいがなんとも癒されます。盗まれたとか聞くと可哀そうな感情が芽生えました。」
・「表情がなんとも言えない。何を見つめて何を想っているのか気になります。」
・「ちょっとシュールな写真で印象に残ります。一体何考えているんやろ…」

■ 投稿者コメント
盗まれたという背景やきのこの表情から、背中から悲壮感が漂ってくる何とも言えないシュールさが癖になります。“事件の主役”にもなった銅像に、温かな視線とユーモアを感じました。

いかがでしたでしょうか。
紹介した写真以外にもユニークな視点、アートな構図、そしてほっこりエピソードが詰まった数々の作品が集まり、どれも個性的で見ごたえがありました。

そんな中、本コンテストで最も多くの票を集め最優秀に輝いたのは……

No.4【きのこの町「大木町」シンボルのきのこ銅像】でした!

写真そのものの面白さと、背景ストーリーの絶妙なバランスに、多くの共感が寄せられました。

今回のフォトコンテストを通じて、自然のきのこだけでなく、「人工物としてのきのこ」にも多くの研究員が強く惹かれているということがわかりました。
日常の中に“きのこ”を見出す目線は、まさに研究員ならでは。一方で、自然の中で撮られた美しい写真からは、細部へのこだわりや撮影の工夫に、撮影者の深い観察眼ときのこへの深い愛情を感じました。
きのこを通して見える、研究員それぞれの“らしさ”を感じられるコンテストとなりました。これからもそんなきのこ愛を持ちながら日々きのこと向き合い、研究を行っていきたいと思います!

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。