“目の日焼け”が肌ダメージに直結!?目からの紫外線対策で夏のキレイを叶える!
2026.08.17
8月も折り返しとなり、連日厳しい暑さが続いていますね。暑さに加えて紫外線がピークになるこの時期は、多くの方が日焼け止めや日傘などで肌の紫外線対策を行なっていることと思いますが、紫外線は目からも吸収されていることをご存知でしょうか?
実は、目も日焼けをすると言われており、目から紫外線を浴びると、目そのもののダメージはもちろんのこと、肌の老化やシミ、シワの原因となる活性酸素を全身に溜め込むことにつながってしまうのです。つまり、目の健康を守ることは、夏の美容対策にもつながるということ。
まだまだ紫外線のピークが続きますが、目の健康も含めた紫外線対策で、夏のキレイと健康を叶えていきましょう。
INDEX
意外な盲点!肌に影響する「目の日焼け」とは?
8月は紫外線が一年の中で最も強くなる時期。「肌の日焼け」対策はしっかり意識できていても、「目の日焼け対策」まで意識している方は少ないかもしれません。肌は日焼け止めを塗ったり、肌を露出させないようにしたりすることで紫外線対策ができる一方で、目はUVカット仕様のアイウェアをつけ続ける以外の紫外線対策が難しい傾向にあります。その結果、目は肌に比べて朝から夕方まで紫外線を浴び続けるという状況に陥りやすいため、目からの紫外線のダメージが蓄積されやすくなってしまいます。また、紫外線は目を通して全身にも影響を及ぼすことがわかっているため、健康とキレイのためにもケアすることが大切です。
世界保健機関(WHO)では、サングラスなどの保護もなく、長期間にわたり目が紫外線にさらされ続けると、白内障や翼状片といった眼疾患のリスクを高める可能性があると報告されています。また、非常に強い夏の紫外線は目の奥の網膜まで届くため、網膜にあるメラノサイトという細胞が刺激され、メラニン色素の生成が活発になり、肌の日焼けも促進されることが明らかになっています。晴れている日だけでなく曇りの日でも紫外線は存在し、目に届いてしまうため、外出時はUVカット機能付きのサングラスをかけたり、帽子を着用したりするなどして、目から入る紫外線量を減らす工夫が大切です。
目の健康維持にはデジタル機器も要注意!
紫外線に加えて、現代ではスマートフォンやタブレット、パソコンを使う時間が長くなり、性別や年齢を問わず目の負担が大きくなりやすい環境へと変化しています。特にスマートフォンやタブレットなどのデジタル機器は、その利便性から気軽に見やすく、隙間時間や待ち時間などに活用しやすいことから、使用時間が長くなりがちです。
しかし、デジタル機器を見続けると、見ることに集中してしまうため、無意識に行っている「瞬き」の回数が通常の約半分まで減るとも言われています。その結果、眼球の表面を潤し保護するための涙の膜が破れやすくなることで「目のバリア機能」が低下するため、ドライアイや目の乾燥、充血などが起こりやすくなってしまうのです。
物を集中してみているときは意識して瞬きを増やすことは難しく、また、目は一度傷つくと回復に時間がかかるとされています。目のバリア機能を下げたり傷つけたりしてしまわないよう、デジタル機器は使用時間や使用頻度を意識して、日頃から目を労わるよう心がけていきましょう。
目の健康に役立つきのこの栄養とは
目の使い過ぎや紫外線によるダメージは、サングラスや目薬などの身体の外側からのケアと合わせて、食事による内側からのケアも大切です。目の健康を保つためには、目の粘膜づくりや充血予防、眼精疲労を防ぐビタミンB2や、目の細胞の新陳代謝に関わるビタミンB6、目の周りの筋肉の疲れを和らげて疲れ目対策をサポートしたり、近年ではドライアイによる充血の解消に役立つことも報告されているビタミンB1などのビタミンB群が役に立ちます。そして、このビタミンB群が豊富に含まれている食材が「きのこ」です。
加えてきのこには、涙の生成を促しドライアイのリスクを減らすことがわかっている「ビタミンD」や、紫外線ダメージによってつくられた体内の活性酸素を取り除く働きを持つ抗酸化成分の「エルゴチオネイン」も豊富に含まれています。
目の健康を保ち、目からの紫外線ダメージをケアすることは、シミやシワを防ぐことにもつながるため、美容のためにも目の健康づくりに役立つ「きのこ」を食事に取り入れていきましょう。
今日から実践!日常生活の中でできるアイケアのコツ
一方で、眼精疲労は目そのものだけへの負担によって引き起こされる問題ではありません。近年問題になっているストレートネックもその一つです。
スマートフォンやゲーム機の画面を見るときには長時間猫背や前屈みの姿勢になりやすく、その間頭の重さを筋肉が支え続けるため、首から胸にかけての筋肉が常に緊張し、硬い状態になってしまいます。そうすると血流が低下し、目の疲れや肌の不調にもつながります。また、ストレートネックに気付かずに筋肉が緊張した状態が長年続くと、血流の低下によって引き起こされる不調も慢性的なものになります。そのため、毎日の食事に加えて、日常の姿勢を改善し、ストレッチなどで首・肩・胸まわりの柔軟性を高めて、日頃から眼精疲労の予防を通した美容ケアを意識することが大切です。
そこで今日からできる、日常の中でのアイケアを5つご紹介します。
- 20~30分ごとに20秒ほど遠くを見る。
- 画面に集中し過ぎないよう、意識して瞬きをする。
- ホットタオルで目の周囲を温める。
- 寝る1時間程度前からスマートフォンを見ないようにする。
- 日傘やサングラスで紫外線対策をする。
こうした小さな習慣の積み重ねが、目の健康を守り、美容ケアを叶える第一歩となります。自分では意識しづらい「目」だからこそ、食事や生活習慣から健康を意識して目を健やかに保ち、夏のキレイを叶えていきましょう!
年代別!アイケアのポイント
最後に食事や生活習慣に加えて、年代別に気を付けたいポイントと対策方法をご紹介します。
【子ども】
夏休み中の子どもたちは、ゲームやタブレット、スマートフォンの使用時間が長くなることで、近くを見る時間が増えがちです。近年では、子どもの近視が増加していると言われており、デジタル機器の使用時間の増加も原因の一つとされています。そのため、1時間に一度は外や遠くを眺めたり、身体を動かしたりする時間を作ることが大切です。また、屋外活動では帽子を着用し、紫外線から目を守ることも意識しましょう。
【若年層】
若年層は仕事や勉強でデジタル機器を使う時間が長く、加えて外出時の紫外線によるダメージが蓄積し始める世代です。デジタル機器の画面との距離は40cm以上を目安に保ちながら適度に休憩を取り、外出時には日傘や帽子の使用を心がけましょう。また、睡眠不足は目の疲れも悪化させるため、寝る前のスマートフォンは控え、生活リズムを整えることが大切です。
【中年層】
一般的に老眼は中年層である40歳頃から始まります。「目が疲れやすい」と感じたら無理をせず、デジタル機器の使用を控えて目を休ませる時間をつくり、必要に応じて眼科に相談しましょう。また、中年層は生活習慣の罹患率が増え始める年代ですが、生活習慣病の中でも高血圧症や糖尿病は網膜にも影響するため、目の健康を意識することと合わせて、定期的な健康診断を受けることが大切です。
【高年層】
加齢に加えて今までに蓄積した目のダメージによって、白内障や加齢黄斑変性症、ドライアイなどのリスクが高まりやすくなります。見えにくさを「年齢のせい」と決めつけず、違和感があれば早めに眼科を受診しましょう。さらに、高年層は暑さにより食欲が低下しやすく、目の健康をサポートする栄養素が不足しやすくなるため、ビタミンが豊富なきのこを積極的にとり入れることも大切。また、散歩などの適度な運動も目の健康維持に役立つため、この時期は熱中症などにも注意をしながら、身体を動かすことも意識していきましょう。
夏は特に、強い紫外線などによって目のダメージが大きくなる時期。目は毎日休むことなく働き続けている器官でもあるため、「見えていれば大丈夫」と考えるのではなく、美容のためにも日頃から意識してケアすることが大切です。外側からのケアと合わせて、目の健康に役立つ栄養が豊富な「きのこ」も取り入れることで、今年の夏は肌だけでなく「目」の健康にも意識を向けて、よりキレイで充実した毎日を過ごしていきましょう。
profile








