11月の特集テーマ
今年は冷え知らず!温め菌活レシピで冷えない身体

冷えと一緒に気になる乾燥肌はきのこで予防!

2017.11.27

秋から冬にかけて起こる乾燥肌の原因も、実は、“冷え”による血行不良が一因でした。栄養素が末端まで行き届かないことによるターンオーバーの乱れは、バランスのとれた食事を心がけることで解消していくことができます。肌の再生を促すきのこのビタミンB2や、新しい肌の材料となるタンパク質、粘膜を正常に保つビタミンA……。食材を少し意識するだけで、うるおい肌が叶います。今週の「トレンドコラム」では、アイデアで家の中を片付け、整える方法をご紹介していますが、「きのこで菌活。」コラムでは、お肌を整えるために早めに意識しておきたい「乾燥肌対策」をお届けします。

秋から冬にかけて起こる乾燥肌の原因も、実は、“冷え”による血行不良が一因でした。栄養素が末端まで行き届かないことによるターンオーバーの乱れは、バランスのとれた食事を心がけることで解消していくことができます。肌の再生を促すきのこのビタミンB2や、新しい肌の材料となるタンパク質、粘膜を正常に保つビタミンA……。食材を少し意識するだけで、うるおい肌が叶います。今週の「トレンドコラム」では、アイデアで家の中を片付け、整える方法をご紹介していますが、「きのこで菌活。」コラムでは、お肌を整えるために早めに意識しておきたい「乾燥肌対策」をお届けします。

中川洋子さん

教えてくれたひと
中川洋子(管理栄養士、健康運動指導士、シナプソロジーインストラクター)
栄養と運動の両方の免許を持ち、栄養パーソナルサポートやトレーニングジムで運動指導を行い、ジュニア選手からシニアまで「食」と「運動」を合わせた体づくりの指導を行っている。

きのこにはうるおい肌を叶える栄養素がいっぱい♪

――気温が下がってくるこれからの季節は、お肌も乾燥しがちです。この時期にお肌が乾燥しやすいのはなぜなのでしょうか?
 
「空気が乾燥していたり、エアコンの暖房の風でお肌が乾燥してしまう……」といった直接的な原因も考えられますが、別の要因として“外気温の低さからくるターンオーバーの乱れ”が考えられます。寒さで血管が収縮するため、血流が悪くなり、毛細血管の末端まで栄養素がいきわたらなくなってしまうと新たな肌をつくるための材料が行き届かず、“細胞が生まれ変われない”といった事態に……。本来だったら28日程度で生まれ変わっていくはずの肌が、いつまでも表面に残り続け、日に日に潤いが失われていくのです。
 
――冬場の乾燥肌も“冷え”と同じく血行不良からくるものだったのですね。こういったお肌のトラブルも食事で解決することはできるのでしょうか。
 
肌を作る細胞も食べたものの栄養素でつくられているので、食事によるケアで肌トラブルを解決することは可能です。例えば肌の再生を促すために、もっとも必要とされる栄養素が、肌の材料となるタンパク質とそれを代謝するビタミンB2。材料であるタンパク質だけあっても肌に生まれ変わらせることはできませんが、ビタミンB2と一緒に摂取することで、タンパク質から新たな皮膚や粘膜を産生してくれるのです。また、新しい細胞や血液を作る働きを手伝ってくれる葉酸、血液の循環を促し血行の改善により冷え症などの予防に働きかけてくれるナイアシンもまた美肌には効果的。これらの栄養素はどれもきのこに多く含まれているものなので、乾燥肌に悩んでいる方は、きのこを積極的に食べるといいでしょう。
 
――きのこを食べるとお肌がきれいになるのですね!
 
それだけではありませんよ。きのこには、肝機能を高めて代謝をサポートしてくれるオルニチンと呼ばれる成分が豊富に含まれているため、タンパク質の代謝を促し、肌細胞の生まれ変わりにひと役買ってくれるのです。肌にうるおいを与えてくれるトレハロースや整腸作用のある食物繊維も豊富なので、複合的に美肌に働きかけてくれることでしょう。

きのこのビタミンB1とネギ類のアリシンのパワーで血行を促進

ブナシメジ

――きのこと一緒に摂取するといい、おすすめの食べ合わせはありますか?
 
きのこと一緒に摂るのであれば、玉ねぎやにんにくといった食材と一緒に食べるのもおすすめです。ねぎ類にはアリシンと呼ばれる成分が多く含まれており、きのこに含まれるビタミンB1と一緒に摂ることでエネルギー代謝が高まります。また、アリシンの血行促進効果により血流がよくなることでターンオーバーも整っていくことでしょう。アリシン自体にも美肌やアンチエイジング効果があるといわれているので、一石二鳥といえそうですね!
 
――ほかにも、積極的に摂取をした方がいい栄養素があれば教えてください。
 
それならば、皮膚や粘膜を強化し、肌を乾燥から守ってくれるため小じわを防ぐ効果も期待できるビタミンAの摂取がおすすめです。ビタミンAはレバーやうなぎといった動物性食品やほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれます。また、美肌の代名詞でもあるビタミンC。果物や野菜に多く含まれるビタミンCにもコラーゲンの生成を助ける働きがあるほか、若返りを叶える抗酸化作用もあるので、セットで摂っていくといいですね。
 
――この時期にぴったりのうるおいレシピを教えてください!
 
ビタミンB群をはじめ、美肌にうれしいさまざま栄養素を含むきのこと、良質なタンパク質を含む鶏肉を組み合わせたメインディッシュはいかがでしょうか。ビタミンAやCを含むブロッコリーやにんじん、アリシンを含むにんにくや玉ねぎも使っているので、乾燥肌にお悩みの方にはぴったりの一皿です。
 

おすすめレシピ

きのことチキンのクリームトマトソース

寒くなると、お肌の乾燥も気になりますよね。
ターンオーバーを整えるビタミンB2が豊富な「きのこ」、肌細胞の形成や皮膚のバリア機能を守るために必要な良質のタンパク質を含む「鶏肉」、肌や粘膜を正常に保つ効果のあるβカロテンを含む「にんじん」の組み合わせで、美味しく食べて内面からしっかりと乾燥肌を予防しましょう! ケチャップに生クリームを加えたコクのあるソースが、特別な日の食卓にもマッチします。

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