人類が知りつくせないほどの種類があるきのこ。その一部をご紹介します。
【きのこアルバム】ウラベニホテイシメジ
山の雪化粧をした風景の美しい季節がやってきました。寒さが厳しさを増す中、いよいよ2019年が始まります。
みなさんはどんな目標を立てられましたか?
今回のきのこアルバムでは、2019年のゲン担ぎとして、
“福の神”として信仰される七福神の一人“布袋様”の名を持つ「ウラベニホテイシメジ」をご紹介します。
ウラベニホテイシメジは、主に秋、ブナ科の樹林の地上に群生するきのこ。
傘の直径は5~15cmと中型のきのこで、群生している様子には可愛らしさがあります。
また、ウラベニホテイシメジは漢字で書くと「裏紅布袋占地」と書きます。
柄の根元が太く膨らんでいる様子をみて、昔の人はふくよかな姿の布袋様を想像したのかもしれません。
“布袋”と名のつくところや、根元がどっしりと太くなっているというのは、なんだか縁起が良いですね。
また、写真をよくご覧いただくと、傘に“白い繊維”のようなものがついています。
この“白い繊維”はウラベニホテイシメジの特徴のひとつで“絹糸状繊維”とも呼ばれるのですが、なんだか雪化粧をしているようで、可愛いですね。
また、きのこの傘の左下部分に、丸く繊維の無い部分が見えますが、こちらは誰かが触ったから繊維がはがれてしまった…のではなく、“指で押したような斑紋”が出るというウラベニホテイシメジの特徴になります。
ちなみに、ウラベニホテイシメジは食用きのこで、歯切れがよく、ほろ苦いところが特長。
ただ、毒きのこである“クサウラベニタケ”に大変似ており、誤食による食中毒が後を絶たないそうです。


判別のポイントとしては、ウラベニホテイシメジは
①傘に指で押したような斑紋がある
②柄の中身が詰まっている(クサウラベニタケは柄の中身がスカスカしています)
③苦みがある
だそうですが、クサウラベニタケと同じ場所に発生することもあるため注意が必要。よく似た紛らわしいきのこになりますので、専門家の判断がない場合は、見て楽しむようにして下さいね。
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“福の神”布袋さんきのこパワーで、皆様にとって幸せな1年となりますように!
2019年もきのこらぼを、宜しくお願い致します!
「こんなきのこを見つけた!」という情報がありましたら是非きのこらぼに教えてください♪きのこ発見!情報を送る
◆◇◆ウラベニホテイシメジ◆◇◆
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