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きのこアルバム

人類が知りつくせないほどの種類があるきのこ。その一部をご紹介します。

【きのこアルバム】ナギナタタケ

ナギナタタケ

 
桜の開花や暖かい日が増えてきた3月末、
きのこも人も、まもなく新年度を迎えようとしております!
 
この時期ですと長野の山にはまだ残雪があり、
春のきのこが姿を現すのはもう少し後になります。
 
そこで今回は、爽やかな「春の色」をイメージして、
「ナギナタタケ」というきのこをご紹介いたします!
 
皆さんの中には写真を見て、「これがきのこ?」と
感じた方もいらっしゃるかもしれません。
 
なんだか、花びらのようにも見えますよね。
 
ナギナタタケは夏から秋にかけて発生し、
成長すると10cm程度になる、細長く平たい形をした紡錘状のきのこ。
一般的には10数本ぐらいで束になって発生しているとのこと。
 
名前にある「ナギナタ」は、
昔からの武器である「薙刀」に似ていることから
この名前が付けられたそうです。
 
小さなきのこではありますが、武器の名がつけられると、
なんだか強そうなイメージになります。

 
ナギナタタケ
 
きのこの名前が“もの”に由来することは多く、
以前きのこらぼでご紹介したサンコタケもそのひとつです。
 
想像力豊かな名前が多く、
覚えるのも楽しくなりますよね。
 
また、学名のfusiformisですが、
fūs(ラテン語で「紡錘」)+Form(形状)より成り立っています。
 
ちなみにこの容姿…身近なあのフルーツにも見えませんか?
私だったら「バナナタケ」と名前を付けてしまうかもしれません(笑)。
 
非常に鮮やかな黄色のナギナタタケですが、
実は赤色の“ベニナギナタタケ”や
紫色の“ムラサキナギナタタケ”といった別種も存在します!
 
また、面白いことに、下の写真のようなよく似たきのこがあります。
 
ナギナタタケ
 
名前は“キソウメンタケ”。
 
ナギナタタケが数本~10数本で束になって発生するのに対し、
キソウメンタケは1本ずつ独立して発生することが多いのだとか。
 
小柄で鮮やかな色のきのこですが、よ~く見ると確かに別物です。
 
どちらも食に関して毒はないとのことですが、
小さいため食べる人はあまり多くないとのこと。
 
カラフルな別種があったり、よく似たきのこがあったり、
やはりきのこの世界は奥深いですね。
 
森の中を彩るこれらのきのこは
カラフルで比較的見つけやすいため、
ぜひ、山のなかで探してみてください!
 

「こんなきのこを見つけた!」という情報がありましたら是非きのこらぼに教えてください♪
 
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◆◇ナギナタタケ◆◇◆

ナギナタタケ 壁紙

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