人類が知りつくせないほどの種類があるきのこ。その一部をご紹介します。
【きのこアルバム】アカヤマドリ
長野も梅雨に入り、ジメジメと蒸し暑い日々が続いておりますが、きのこにとっては最高の季節がやってきました!
今回は、梅雨明け頃からみられる、とても有名な初夏のきのこをご紹介いたします。
イグチ科のきのこ、「アカヤマドリ」です!
アカヤマドリというと、以前ご紹介したヤマドリタケモドキ(=ポルチーニ)と名前が似ていますね。
この2つ、実は結構遠い種にあたるそうですが、発生時期と発生する場所はよく似ていて、ヤマドリタケを探しに行ってアカヤマドリを見つける、なんてこともよくあるのだとか。
“アカヤマドリ”という名前ですが、和名では「赤山鳥」と書きます。一説では、大きな傘の表面が、山鳥の羽に似ていることからその呼び名がついたそうです。
鳥の名前がそのままきのこの名前になってしまうとは、驚きです!
きのこは名前だけでも想像が膨らんで面白いですね。
さてこのアカヤマドリですが、食べごろのものだと味が強くとても美味しい人気のきのこなんです。
食べごろはやはり成菌のものになりますが、下の写真のような幼菌のものも食べられますよ。
きのこ自体の味が濃いので、てんぷらやソテーなど素材そのものを味わう料理が適しています。
ただ、あまりのおいしさからか“虫”がとても入りやすく、虫のついていない「極上品」と出会えることは非常に稀だそうです。
また、このアカヤマドリというきのこ、雰囲気や、写真の中の葉っぱと比べても分かるように、かなり大きくなります。
生長に伴いだんだんと傘にひび割れが生じ、大きなものでは傘が20cmを超えるものもあるんです。
残念ながら、あまり大きくなると食べるのには向かないそうですが…。
きのこ狩りでは、目を凝らして目的のものを探しますが、このアカヤマドリはその大きさからとても存在感があり、探さなくとも“目に飛び込んでくる”きのこといえます。
雑木林に発生し、遠くからでも目立つこの“アカヤマドリ”。
初夏のレジャーなどで目にすることもあるかもしれませんね!
皆さんも、最高の夏をお過ごしください♪
「こんなきのこを見つけた!」という情報がありましたら是非きのこらぼに教えてください♪
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◆◇アカヤマドリ◆◇◆
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