夏の肌トラブルは「冷え」が原因!?“食べる”冷え対策でキレイ&満喫の夏に!
2026.07.13
梅雨明けのニュースが徐々に聞こえ始め、本格的に暑い夏が始まりますね。様々なイベントが多くなる一方、暑さが増すこの時期は、冷房の使用頻度が増加することや、冷たい飲み物や食べ物をとる機会が増えることによって「夏冷え」に悩む方が多くなります。顔や身体は暑いのに手足の先など末端の冷えを感じている方も多いのではないでしょうか。
冷えは「万病のもと」ともいわれるように健康に影響を及ぼすほか、血流が滞ることで肌トラブルやむくみを引き起こすなど、美容面の不調にもつながってしまいます。
これから迎える夏本番も健康に、そして美容面でも自分に自信がもてるよう、日々の食事や生活習慣から「夏冷え」を予防していきましょう。
INDEX
夏の“冷え”は健康と美容の大敵!
この時期は暑さが増す一方で、汗をふき取らないままにしていたり、薄着で冷房に当たったり、冷たい食べ物や飲み物の摂取が増えたりすることで、気がつかないうちに“身体の内側が冷えている”という方が少なくありません。特に女性は体内でのポンプの役割を果たす“筋肉”の量が少ないことから、血流低下を起こしやすいため、冷房による冷えの影響を受けやすいとされています。
また、冷えにより血管が縮むことで血流が悪化すると、肌細胞へ十分な酸素や栄養が届かなくなるため、肌のターンオーバーが乱れ、シミやシワ、くすみ、乾燥、肌荒れなどの肌トラブルが起きやすくなります。
肌の不調の他にも、血流が滞ることによって全身のむくみや腸の不調、太りやすさなどにもつながるため注意が必要です。さらに、身体が冷えると免疫細胞の働きが低下しやすくなり、夏風邪などを引き起こすこともあります。
そのため、健康と美容を叶えるためには、夏こそ意識して「冷え」を改善することがカギとなるのです。
ビタミンB群不足が冷えの原因に?
身体が冷える原因は冷房だけでなく、冷たい飲み物や食べ物をとる機会が増えたり、食欲が低下することで栄養バランスが崩れ、エネルギー代謝に必要な栄養素が不足したりすることにもあります。特に、糖質をエネルギーへ変換する際に必要な「ビタミンB1」は、不足すると疲労感やだるさにつながりやすくなります。そして、疲労が蓄積すると、睡眠の質の低下や血流悪化を招き、肌のターンオーバーにも影響するという悪循環に陥ってしまいます。さらに、ビタミンB1は糖質を代謝する際にエネルギーとともに熱を作り出し身体を内側から温める働きもあるため、夏冷え対策には不可欠な栄養素なのです。
また、ビタミンB群の一つである「ナイアシン(ビタミンB3)」も身体の中でエネルギーを作り出す働きをサポートする栄養素。食べたものをエネルギーへ変換する際に必要で、不足すると疲れやだるさにつながってしまう場合もあります。また、ナイアシンは皮膚や粘膜の健康維持にも関与しており肌荒れを防ぐのに欠かせないため、美容面でも重要な栄養素の一つです。さらに血流とも関係しており、身体を温めたり、体内のあらゆる循環を促したりする働きがあるとされています。
そのため、冷房や冷たいものの摂りすぎによる「夏冷え」で血流が低下しやすい夏は、ビタミンB1やナイアシンといったビタミンB群を積極的に摂り、身体の内側から温めることが美容と健康の維持につながります。
美容ケアの救世主!きのこで内側から夏のキレイを叶える
先ほどもご紹介したように、夏冷え予防にはビタミンB群が欠かせませんが、ビタミンB群やそのほか夏のキレイと健康に嬉しい栄養素を豊富に含む食材としておすすめなのが「きのこ」です。
きのこには身体を温める働きのあるビタミンB1やナイアシンの他にも、美容に役立つ栄養素が豊富に含まれています。夏は身体の冷えだけでなく、紫外線量の増加や汗による肌への刺激、エアコンによる乾燥などによって、様々な肌トラブルが起こりやすい季節ですが、きのこには肌の健康に欠かせない食物繊維や抗酸化成分も豊富です。
特に、きのこに豊富なビタミンB2は別名「美容ビタミン」とも呼ばれ、皮膚や粘膜の生まれ変わりに関わり健やかな肌作りを助けてくれます。さらに、きのこには紫外線によって体内で増加し、シミやシワの原因となる“活性酸素”を除去する働きをもつ抗酸化成分の「エルゴチオネイン」や、体内の老廃物の排出を促すことでむくみ対策や美腸作りに役立つ「食物繊維」なども豊富です。
夏冷えや夏の日差しに負けずにキレイを保つためにも普段の食事に「きのこ」をとり入れてみてはいかがでしょうか。
筋肉を動かす&深呼吸も夏冷え対策に効果的!
夏の冷え対策には食事に加えて、全身の「血流」と「筋肉の動き」を意識することも重要です。特にふくらはぎは“第二の心臓”とも呼ばれ、歩行や軽い運動によってふくらはぎの筋肉を動かすことで下半身から全身の血液循環を助けています。夏場は暑さによって運動する機会が減りやすく、長時間同じ姿勢を続けたり座ったりしたままでいることが増えると、足を動かさないことによる循環不良が起こりやすくなります。体内の巡りが悪くなるとむくみや冷えにつながってしまうため、無理のない範囲でふくらはぎの筋肉を動かすウォーキングやつま先立ちなどの血流改善に役立つ習慣を取り入れていきましょう。
また、猫背姿勢や俯いてスマホを見続けることによって起こるスマホ首(ストレートネック)は、胸の周りや肩から首周辺にかけての筋肉が硬くなり、呼吸が浅くなる場合があります。呼吸が浅くなると自律神経が乱れやすく、睡眠の質の低下や疲労の蓄積、血流の低下につながり、全身の不調を引き起こしてしまうことも。
そのため、日常生活の中でストレッチや深呼吸もこまめに行うことで、巡りの良い身体を維持し、夏の冷えを予防していきましょう。
年代別!夏冷え対策のポイント
最後に、食事や運動のほかに、年代別に気をつけたいことと対策法をご紹介します。
【子ども】
子どもは体温調節機能が未熟なため、大人よりも冷房の影響を受けやすくなります。さらに、子どもは大人よりも体温が高いため汗をかきやすく、汗をかいたままにしておくと汗が蒸発するときに身体の熱が奪われることで、身体が冷えやすくなってしまいます。また、夜寝ている間に汗をかいて気がつかないうちに身体が冷える“寝冷え”などを引き起こすことも。冷たいものの摂りすぎにも注意して栄養バランスの良い食事をとり入れて、身体を内側から温めることを意識することが大切です。
【若年層】
若年層では、美容意識の高まりから無理なダイエットを行ったり偏食になったりすることで栄養不足になり、血流を促すのに欠かせない筋肉量が低下して“冷えやすい身体”になりがちです。また、過度なダイエットで筋肉量や脂肪が減ると身体の熱が外に逃げやすくなったり、そもそもの熱の産生量が低下したりするため、身体が冷えやすくなってしまいます。バランスの良い食事でしっかりと必要な栄養素をとり入れ、適度な運動と組み合わせることで、冷えにくく健康的な身体づくりを叶えましょう。
【中年層】
中年層は加齢とともに筋肉量が減少しやすい傾向にあります。筋肉には、熱を生み出す働きがあるため、筋肉量が減ると体温を維持しにくくなり、冷えを感じやすくなります。そのため、適度な運動を取り入れて筋肉量を維持することで冷えにくい身体をつくることが大切です。さらに、中年層は自律神経の調整機能も低下し始めるため、体温調節がうまくいかなくなることも。体温調節の機能を保つために、自律神経を整える働きのあるGABAや食物繊維が豊富なきのこもとり入れていきましょう。
【高年層】
中年層と同様となりますが、高年層は特に、筋肉量や自律神経機能の低下によって冷えを感じやすくなります。さらに、加齢とともに基礎代謝が低下することで体内で作られるエネルギー量が減少したり、血液循環機能が低下したりすることで身体の内側から冷えやすくなってしまいます。また、食が細くなることで熱を作るために欠かせない栄養素が不足しやすくなるため、エネルギー源となる糖質や糖質の代謝を促すきのこなどを組み合わせて、身体を内側から温めることが大切です。食事のほかにも、ストレッチや入浴習慣も取り入れ、血流を保つことも意識していきましょう。
夏は冷房や冷たい食べ物などによる冷えの影響で、健康面だけでなく美容面などの不調にも気を付けていきたい時期。冷えを予防するためには、身体を内側から温めるのに役立つ「きのこ」を意識した食生活と、軽い運動やストレッチなどを取り入れることが大切です。少しずつでも継続することで夏の身体や肌のコンディションを維持し、夏を満喫していきましょう。
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