スポーツをする理想の身体づくりPowered by 医療法人 雨宮病院2020.03.01
Body Make Method最終回は“良い姿勢”についてです。4月から気持ちのよいスタートを切れるよう、身体も整えていきましょう。
良い姿勢がとれると「ケガをしにくい」「パフォーマンスが良くなる」だけでなく、「代謝がよくなる」「内臓の働きが良くなる」「気持ちが前向きになる」等、メリットがたくさんあるというお話は前回までで触れさせてもらいました。
では良い姿勢とはどんな姿勢でしょうか?
立つ姿勢を例にご自身の姿勢をチェックしてみましょう。
立ち姿勢を横からみて耳の穴から垂線をひいたときに、耳-肩の中央-大転子(大腿の側面で骨が出ている場所)-ひざの中央-くるぶしが一直線になる
線が「良い姿勢」にある部位を1ヶ所も通らなくなってしまいます。
写真の赤線は負担がかかりやすい筋肉、赤丸は負担がかかりやすい関節を示しています。
(姿勢によって負担の位置はかわるので良い姿勢を維持できるよう意識することが大切です。)
良い姿勢のキーワードとなるのは「インナーマッスル」とも呼ばれる「体幹」です。
体幹トレーニングで姿勢を整え、4月から良いスタートが切れるよう準備を始めましょう。
腹筋と股関節の前側の筋肉を鍛えるエクササイズ
※両脚を伸ばすときはできるたけ遠くに足を伸ばすように意識しましょう
10回繰り返し
腹筋と背筋を鍛えるエクササイズ
※腕を遠くに伸ばすように意識します。また、腕を伸ばした時に体が曲がらないように注意しましょう
背筋とお尻周りの筋肉を鍛えるエクササイズ
※腰が落ちてこないように注意
エクササイズ①〜③を1セットとして3セット繰り返す (3セットが難しい場合は、1セットから始め徐々に回数を増やしていきましょう。)