スポーツをする理想の身体づくりPowered by 医療法人 雨宮病院2019.10.01
日本人の5人に1人は睡眠の問題を抱えており、特に働く人の20~40%に不眠や睡眠の質の悪さがあるといわれています。睡眠の質は病気の罹患率とも関係するため健康のためには質の良い睡眠をとる必要があります。
寝つきが悪い、眠りが浅いなど睡眠の問題は多岐にわたり、原因もさまざまありますが、その中の1つに「身体のリズムの乱れ」があります。
「目覚ましが鳴る少し前に必ず目が覚める」「いつも決まった時間におなかがすく」というように、ある時間帯になると身体が反応するという経験をしたことがあるのではないでしょうか?これは、内臓や脳などの細胞が作り出すサイクルの作用で「体内時計」や「概日リズム」といわれています。このリズムは24時間11分のサイクルで回っており、太陽の光をあびることでリセットされ、身体の1日がはじまります。
しかし、私たちの暮らしではケータイなどのブルーライトや夜でも照明に囲まれているため、夜でも体内時計がリセットされたり、昼と夜の区別がつかなくなり、睡眠障害を含め体調不良が起きやすくなっています。体内時計を整えるには夜の明るすぎる照明やブルーライトをみる時間を減らし身体のリズムに逆らわない生活が理想です。
さらに、現代社会では、ストレスや、スマートフォンの使用、デスクワークなどで筋肉も強張りやすいため、筋肉をリラックスさせ質の良い睡眠に導くストレッチをご紹介します。
寝る準備を整えるために就寝前はテレビや携帯を控えてゆっくり深呼吸しながらストレッチをしましょう。間接照明を使うなど照明は暗めにして行うことがポイントです。
回数:3回繰り返す
回数:左右3回ずつ繰り返す
回数:左右3回ずつ繰り返す