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【きのこ面白情報】とよ田キノ子さんコラム Vol.6
ひんやり甘いきのこ
こんにちは。
とよ田キノ子です。
7月10日は「ブナピーの日」。
ブナピーちゃんのお誕生日(販売を開始した日)です。
純白の姿が印象的なブナピーは、
ホクトオリジナルの「ホワイトブナシメジ」という種類。
ちなみに、ブナピーの「ピー」は
「プルン(pulun)とした歯ごたえ」の「P」だそうですよ。
白いきのこには、森の中でもスーパーの陳列棚でも心を惹かれてしまいます。
美しいのは言わずもがなですが、気高さや品の良さも感じます。
さしずめブナピーちゃんは、箱入り娘のお嬢さんといったところでしょうか(笑。
お味はクセがないといいながらも、プルンとした食感できちんと存在感があり、
どんなお料理にもあうところは、ブナピーちゃんの懐の大きさといいますか、
よくできた人…いえ、よくできたきのこです。
このお嬢さん、タダモノではありません!
ということで、ブナピーちゃんに敬意を払いつつ
数あるきのこレシピの中から、ブナピーを使ったデザートをつくってみました。
私が監修した書籍『乙女の玉手箱シリーズ きのこ』でも紹介させていただいた、
「ブナピー de 水玉パンチ」のレシピを参考に、ちょっとアレンジ。
最初、きのこを使ったデザートって想像ができなかったんですが、
ゆでたブナピーはクセがないうえに甘みがあるので、
お料理だけでなくデザートにも使えることを知ってビックリ。
今回は、そのプルプルつるつる食感のブナピーを甘いシロップで煮て、
アイスクリームやヨーグルトとあわせてみました。
フルーツの酸味とひんやり甘いブナピーで、さっぱりといただけますよ。
私はヨーグルトとあわせるのがお気に入りです。
旬の果物(今回はブルーベリーとさくらんぼ)を組み合わせることで
ブナピーの食物繊維に加えてビタミンも摂れるので、女性にはうれしい美肌効果も!
さすがブナピーちゃん、女性の味方ですね。
色とりどりの果物と一緒に盛り付ければ、カラフルなデザートに。
つめたく冷やして見た目も涼やかに仕上がるので、これからの季節にぴったりです。
暑い夏のおもてなしには、ひんやり甘いきのこのデザートを
きのこ柄のキッチンクロスやカトラリーなどでコーディネートして
きのこづくしの “ブナピーちゃんのお誕生日会” を楽しんでみては?
お友達との楽しい会話も、ブナピーちゃんが盛り上げてくれるはずですよ。
とよ田キノ子
アートディレクター、グラフィック&ウェブデザイナー、きのこグッズコレクター。
2007年に“キノコ病”を発症し、以後「とよ田キノ子」名義で活動を開始。
キノコグッズコレクションの展示や、キノコをモチーフにしたイラスト作品展、
キノコイベント等を開催。
2011年9月、グラフィック社より出版された『きのこ(乙女の玉手箱シリーズ)』を監修。
日々、キノコの魅力を伝える“胞子活動”を行っています。
信州きのこの会会員。
とよ田キノ子さんウェブサイトはコチラ
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季節の変わり目は、不安定な気候から自律神経が乱れて不調を感じやすくなります。きのことさつまいもに豊富な食物繊維は、"健康の要"と呼ばれ、自律神経と深いかかわりのある「腸」を整えて、体調管理をサポートします。また、きのこのβグルカンやさつまいものビタミンCには免疫維持を助ける働きもあり、より効果が高まります。
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