かわいいきのこグッズや、不思議で楽しいきのこカルチャーをご紹介!
【きのこ面白情報】とよ田キノ子さんコラムvol.23
こんにちは。
とよ田キノ子です。
すっかり暖かくなってきましたね。
このきのこらぼでのコラム連載も、4月で1年となります。
心の赴くままにその時々のきのこグッズやお話を紹介してきましたが
少しでも新たなきのこの魅力を知っていただけたらいいなと思いつつ、毎回書いています。
このコラムは、私がキノコグッズを集め始めるキッカケとなったアイテムから始まりましたが
きのこグッズにはそのひとつひとつに、何かしらのストーリーが必ずあります。
入手するときの出来事もそうですが、誰がどのように作ったか、
そのアイテムが生まれたキッカケや文化・歴史などの背景…。
たとえば、フランスの「フェーヴ」とそれを取り巻く歴史、
「きのこ型のマトリョーシカ」からロシアの人々のきのこに対する情熱、
そして、それに劣らず日本でも古来からきのこと寄り添って暮らしてきたこと、などなど。
きのこを好きになっていなければ、知ることもなかったかもしれないストーリーたち。
きのこグッズが糸口となって、知らなかった物事に触れるたび、新しい世界が広がります。
小さいきのこの下には、目に触れない所で菌糸が広大に伸びているように、
どこにつながっているか分からないきのこの菌糸を辿っていくのが、たまらなく楽しいのです。
まったく、知的好奇心を刺激するニクイやつです!
このコラムでは、そんな物言わぬきのこたちの代わりに、
私が見た“菌糸を辿っていった先”をこれからもご紹介していけたらいいなと思っています。
そして、2年目を迎える4月からはますますパワーアップして
より一層きのこの楽しさをお伝えしたいと考えています。
これまでのようなきのこグッズのご紹介に加え、
きのこを通して繋がった人々(「菌友」と呼んでいますが)のお話を聞いてみたい!
ということで、菌友のみなさんの様々なきのこ話をお届けしていきます。
どんな方が、どのような視点できのこと向き合い、どのように楽しんでいるのか
きっと興味深いお話が伺えると思います。私も楽しみです。
まだまだ私たちの知らない一面を持っている、きのこ。
今後もこのミステリアスな友達の魅力をいろいろな角度からご紹介していきますので
2年目のきのこらぼをどうぞお楽しみに!
とよ田キノ子
アートディレクター、グラフィック&ウェブデザイナー、きのこグッズコレクター。
2007年に“キノコ病”を発症し、以後「とよ田キノ子」名義で活動を開始。
キノコグッズコレクションの展示や、キノコをモチーフにしたイラスト作品展、
キノコイベント等を開催。
2011年9月、グラフィック社より出版された『きのこ(乙女の玉手箱シリーズ)』を監修。
日々、キノコの魅力を伝える“胞子活動”を行っています。
信州きのこの会会員。
とよ田キノ子さんウェブサイトはコチラ
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