11月の特集テーマ
スッキリ暮らす、片付けのヒント

モノは3層に分けて、捨てる・片づける・仕舞う【片付け中級編】

2017.11.20

毎日の快適空間を叶え、時短やくつろぎを叶えるための片付け術。今週は、片付け中級編として、今年の大掃除に実践したい家の中にあるモノの仕分け法をお伝えします。 今週の「きのこで菌活。」コラムでは、腸内をきれいにすることで免疫力を高め、身体の中から冷えを解消する方法をご紹介していますが、トレンドコラムでは、モノを3層に分けて考えることで、お部屋をスッキリきれいにして暮らす方法をお伝えします。

毎日の快適空間を叶え、時短やくつろぎを叶えるための片付け術。今週は、片付け中級編として、今年の大掃除に実践したい家の中にあるモノの仕分け法をお伝えします。 今週の「きのこで菌活。」コラムでは、腸内をきれいにすることで免疫力を高め、身体の中から冷えを解消する方法をご紹介していますが、トレンドコラムでは、モノを3層に分けて考えることで、お部屋をスッキリきれいにして暮らす方法をお伝えします。

教えてくれたひと
すはらひろこ(Suhara Hiroko)片づくおうちプランナー
一級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー認定講師、華道草月流師範。暮らしの「もやもや整理」に365日取り組む、片づけ・収納・模様替えのエキスパート。建築とインテリアの資格と共働き経験から生まれた、無理なくできる効率の良いメソッドに定評がある。住宅の商品開発や収納用品の企画監修をはじめ、雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。新聞やWEBでの連載執筆をはじめ著書・監修書も多く、人気講師として各地でセミナーを多数開催。近著「シンプルに暮らす 無印良品で片づく部屋のつくり方」(エクスナレッジ)がある。
【おうち素敵ラボ】
http://ouchisuteki.com

「とっておいても、結局使っていないものばかり」を解消する

毎日のポスティング、学校からの配布物、化粧品を買ったらついてくるサンプルなど、買わなくても増えるモノってありますよね。家にモノがあふれてしまうのは、「いる、いらない」の仕分けを先送りにしていることが元凶。年末の大掃除を自ら大変なものにしてしまっているのです。わかっているけど、できない片付け…、日々どのようにしていけばいいのでしょうか。

「家にあるたくさんのモノは3層に分けて考えることで、不用品は捨て、必要なものは使いやすい場所へ片づけることを実行しやすくなります。大掃除で、家の中をまとめて片づけるときには、どこから手を付けたらいいかわからないもの、そんなときにも役立つ考え方なんですよ」

すはらさんの話す「3層」とは、暮らしの中でたまったモノを『上ずみ層』『中間層』『沈殿層』に分けるというもの。上ずみ層は、郵便物や学校からのプリントなど、日々たまっていく小物。中間層は、数カ月以上放置して存在を忘れているモノ。沈殿層は、思い出深いモノです。


【上ずみ層】毎日増えるもの:郵便物、チラシ、新聞、学校からのプリント など
【中間層】使っていない服や家電、客用布団など「いつかは使うかも」と思っている物
【沈殿層】日記、写真、人からいただいた手紙やプレゼントなどの思い出の品

完璧は難しいし、モノに囲まれていても心地いいこともあります。マイペースで何とかなるのがこの3層の仕分け。整理しやすい『上ずみ層』から捨て始めればストレスなく確実に不要なモノを減らしていくことができます。ここは今すぐにでも手を付けましょう。」

上ずみ層の片付け方法

上ずみ層は「日常的なゴミ」捨てられるものは捨て、とっておくものも上限を決めて。
1、チラシやDMは玄関にゴミ箱を置いて、いらないものは即捨てる。封を切るためのはさみや、個人情報を消すスタンプなども玄関にいておくと習慣化しやすい。
2、コンビニでもらうお箸やレジ袋をとっておきたい人は、収納場所を決めて、そこに入らない分は捨てる習慣を。
3、学校のプリントなどは、散らからないように一時置き場を用意。1か月に1度は見返す習慣をつけ、古いほうから捨てる。

大掃除のポイントは中間層を整えること。

迷いながらなんとなく持っているというのが「中間層」の特徴。自分の年齢と中間層の厚みは比例する傾向にあります。おすすめの片付けの基準は「いつか使えそう」は迷わず処分! 3秒考えて「捨てる」「捨てない」を判断しましょう。どうしても判断のつかないものは、保留段ボールを用意して、1年などの期限付きで保管を。期限まで使わなかったモノは処分します。

「中間層を整理する時には、『今日は食器の日』『今日は下着の日』など狙いを定めて実施するのが早く終わるコツ。整理したいものをすべて一回出して、必要なものを仕舞っていくのがポイントです。3秒で判断するというルールで片づけていくのが、私流の成功のポイントです」


「特に、相談が多く難易度が高いのがクローゼットの片付けなんです。衣類が片付けば家の中が8割片付いたといっても過言ではないほど。また、洋服を整理していくことで、ダイエットに成功したという方もとっても多いんです。でも、それは『痩せたらいつか着よう』という服を捨てることが実はポイントです。過去の自分と決別し、いつかではなく今始めて、痩せたら新しい服を買おう! と前向きな目的を持つことが成功しやすいポイントですね」

クローゼットの片付け方法

クローゼットを見直すコツは、下記のような処分服チャートに当てはめて、服を見直していくのがおすすめです。
すはらさんによると、下記のチャートの中でも(1)「いらない・捨てない」の服は無理に捨てなくてもOKとする。 (2)「いる・捨てる」の服は、新しいものを買い替えると決めるという2つのルールに則って整理していくとサクサク進みやすいといいます。

もう一つ、大掃除に思い切って片づけたいのがキッチンまわり。キッチンにも「中間層」にあてはまるモノがたくさんあります。

「キッチンには『いつか使えそう』と考えているモノがたくさんありませんか。それを整理することが、キレイなキッチンにするポイントです」

調味料やコーヒー・紅茶の賞味期限チェックは基本中の基本。賞味期限が切れているものがたくさんある場合は、普段から買いすぎている証拠です。また、手持ちの調理器具も年に一度は見直しましょう。洗うのが面倒だから使わないもの、新しいものを買ったけれど、古いものもそのまま持っているというものがキッチンを圧迫していることも。

『いつか使えそう』なジューサーやミキサー、ホットプレートなど、いつ、どこで使うという明確な予定のないものは不用品と割り切って潔く処分するのがおすすめ。いつか使いそうなものは使わないことがほとんどです」

沈殿層は無理に捨てない

沈殿層は捨てにくくて当たり前。しかも、捨てようかなと選別を始めると、思い出に浸ってしまって片付けが進まないという落とし穴も…。「片づける時間は1時間」と区切って片付けに取り掛かる、「何のためにとっておきたいのか?」を考えてみる、など無理に捨てようとしなくてもOKです。

「箱に入れてとっておくだけであれば、無いのと同じ。アルバムは見ることのできる場所に置く、読み返す可能性のない手紙は捨てるなどの整理ができるといいですね。若いママたちの間では、思い出の手紙や子どもの描いた絵などはデジタル化してとっておく方が増えています」

どこから手を付けていいかわからない、家中の片付けも、3層に仕分ければ、頭の中も家の中もスッキリしますよね。ご家庭ごとに収納スペースの量は異なるため、上ずみ層・中間層を整理しても、どうしても収納スペースが足りない、片付かない、そんなときに必要に応じて沈殿層を片付けるようにするのがおすすめです。

今週お伝えした片付けのポイント
◯ モノは3層に分けて、処分するもの・とっておくものを決める
◯ 迷ったら3秒考えて、決められなければ保留する
◯ 沈殿層は無理に捨てなくてもOK

【次週、11/27公開の記事では、片付け上級編として、実践したいアイデア収納についてお届けします】

【今週更新!きのこで菌活。】

今年の大掃除に向け「3層仕分け」を始めてみませんか。すっきりとしたお部屋やキッチンは、家事の時短にもつながります。毎日の食事にはきのこを取り入れることで、パパっと時短で栄養バランスを整え、免疫力をアップ。「身体温め」を実現しましょう。

今週の「きのこで菌活。」を読む ▶︎

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