きのこで菌活。

パーティシーズン!「ココロとカラダ」をいたわる秘策

菌活とは菌の力を利用した食品を食べることで、健康やキレイを目指し、もっとイキイキとした生活を送ろう!というものです。
チーズ、ヨーグルト、味噌、きのこなどの食品はビタミンや豊富な栄養を含むことから、整腸作用や美肌効果、老化防止などが期待できる女性の味方です。

その中でも、きのこに注目してみてください。

「菌」という字の訓読みは、なんと「きのこ」。実は、きのこは菌をそのまま食べることができる唯一の食材なのです。きのこは低カロリーなのはもちろん、腸内の善玉菌のエサになる食物繊維が豊富で、腸内環境の改善に役立つ優れものです。さらに、様々な美容・健康機能の研究も進んでいます。さらに旨みもたっぷりで、どんな料理にも相性がよく、いつもの食事にきのこを入れるだけで簡単に、手軽に「菌活」ができるのです。毎日の美容と健康は、食事から。さぁ、毎日きのこで菌活続けましょう!

菌活についてもっと詳しく知る!

今月のきのこで菌活
vol.9「パーティシーズン!ココロとカラダをいたわる秘策」

師走に入り、忘年会やクリスマスなどのパーティシーズンに突入!仕事もプライベートも忙しくなり、ついつい暴飲暴食になりがちですが“菌活”を取り入れてこの時期を賢く過ごしてみましょう。

アルコール対策にはオルニチン

飲み会が続いてしまうこの時期は、連日のようにアルコールを飲む機会が増えます。酒は“百薬の長”とも言われますが、飲み過ぎは疲労や生活習慣病の原因に。そこで、意識したいのが「オルニチン」です。オルニチンは別名燃焼系脂肪酸とも言われていて肝臓の働きを助けるので疲労回復や二日酔い予防が期待できます。

オルニチンを多く含む食材といえばシジミなのですが、なんとブナピーはシジミの5倍以上のオルニチンが含まれています。シジミ100gあたりのオルニチン含有量10~15mgに対して、きのこ100gあたりオルニチン含有量はブナシメジ:140mg ブナピー:110mgもあります(ホクト調べ)。生姜を効かせ、ブナピーやブナシメジをたっぷり入れたお味噌汁など、二日酔い対策におすすめです。

また、きのこにはミネラルであるカリウムも含まれています。カリウムは多くとり過ぎた塩分を排出する働きがあるので、お酒を飲んだ翌朝のむくみ対策にもなって一石二鳥ですね。

エリンギで食べながら出来るダイエット!

忘年会やパーティシーズンですと、どうしても外食が続いてしまいカロリーオーバーに。そんな時期だからこそ外食の時はおもいっきり楽しみつつ普段の食事に気を付けて体調管理を行いましょう。

例えば、ごちそうを楽しんだ翌日のお食事は低カロリーな食材を食べてカロリーをコントロールするなどいかがでしょうか。こんにゃくや海藻、野菜、そして100gあたり20キロカロリーのきのこを組み合わせてリセットメニューを作ってみましょう。特にきのこの中でも“エリンギ”は不溶性の食物繊維が多く含まれており糖質や脂質の吸収を抑制することから中性脂肪抑制効果(※1)が期待出来ます。

エリンギは繊維が縦に入っているので、繊維に沿って切ったり、繊維を断ち切るように輪切りにしたり切り方で歯ごたえも変わるので、調理で工夫するのも美味しくダイエットをするポイントです。

GABAでストレスフルな年末を乗り切ろう

抑制系の神経伝達物質であるGABAはアミノ酸の一種で、ストレスを和らげ興奮を落ち着かせるという働きが有ります。年末は連日の飲み会で体を酷使するだけでなく、多忙でストレスも溜まりがちに。そんな時期にGABAが不足してしまうと、リラックスできずに神経が緊張した状態が続き体調不良を招く原因になってしまいます。そこで、バランスのよい食事をとりながらGABAを含む食材に着目するというストレス対策はいかがでしょうか。

GABAを多く含む食材は、発芽玄米、トマトなどの野菜、果物、きのこなどですが、ストレス対策の為には1日に30~50mg程度の摂取が望ましいとされています。トマト1個にきのこ1パックを加え、ソテーして食べるなど、GABAを含む食材を組み合わせながら手軽に取り入れてみましょう。

外食が増える季節だからこそ、ココロとカラダをいたわって楽しく健康的に過ごす年末を目指してみましょう!

【監修】管理栄養士 川村郁子先生

  • ※1:中性脂肪抑制効果:薬理と治療 vol.35-no.9掲載(2008年)

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