8月の特集テーマ
美人力アップ!秋までにうるおい&ツヤを手に入れる

今年の秋は、憧れのツヤ肌&美髪で迎えたい!

2017.08.14

だるさや食欲不振に悩まされるこの季節……。実は、バテているのは身体だけではありません。紫外線にさらされる肌や髪も身体同様にお疲れモードですが、夏のうちからしっかり保湿や食事のケアをすることで、秋のツヤ肌&美肌が叶います。健康美人は1日にして成らず!今週の「トレンドコラム」では、良質な睡眠から美肌を叶える方法をお伝えしていますが、「きのこで菌活。」では、美容ビタミンをたっぷり含むきのこを食べて美肌を叶える方法をご紹介。次の季節に備えましょう。

だるさや食欲不振に悩まされるこの季節……。実は、バテているのは身体だけではありません。紫外線にさらされる肌や髪も身体同様にお疲れモードですが、夏のうちからしっかり保湿や食事のケアをすることで、秋のツヤ肌&美肌が叶います。健康美人は1日にして成らず!今週の「トレンドコラム」では、良質な睡眠から美肌を叶える方法をお伝えしていますが、「きのこで菌活。」では、美容ビタミンをたっぷり含むきのこを食べて美肌を叶える方法をご紹介。次の季節に備えましょう。

中西由紀さん

教えてくれたひと
中西由紀(管理栄養士 フードコーディネーター)
大学在学中にフードコーディネーターの資格を取得し、料理教室や雑誌などで料理撮影のアシスタント経験を積む。現在は、雑穀でダイエットや肌荒れを克服した自身の経験を踏まえ、その魅力を伝える“雑穀管理栄養士”として活躍中。

意外!? 夏にこそ徹底したい、肌の保湿ケア

――油断をしていたら、すっかり日焼けをしてしまいました……。日焼けが肌によくないといわれているのはなぜなのでしょうか?
 
そもそも日焼けとは、紫外線を浴びることによって皮膚が炎症を起こしたり、皮膚の色が変化することをいいます。肌が黒くなるのは、紫外線が肌に吸収されるのを防ぐために作られたメラニン色素の影響によるもの。肌を守ろうとして作られるものなので、メラニン色素自体が悪いものだと言い切ることはできないのですが、問題はターンオーバーが乱れている方の場合です。本来、肌の新陳代謝は28日というサイクルで行われていて、日焼けによってメラニン色素が発生した場合も、徐々に肌の表面に上がっていき、角質となって剥がれ落ちます。健全な肌であれば少しずつ肌の色も白く戻るのですが、ターンオーバーが整っていないと、いつまでたっても代謝が行われないため、肌の奥に色素がとどまり続けてシミとなってしまうのです。また、そもそも紫外線が「肌によくない」と言われている理由は、シミやシワ・たるみを引き起こしたり、皮膚がんなどの原因となりうるから。日焼け止めには、紫外線が体内に入らないようブロックする働きがあるので、忘れずに塗ることでメラニン色素の生成を防ぐことができますよ。また、きのこに豊富なビタミンB2を積極的に摂取することで、ターンオーバーを整えることもできます。
 
――日焼けをしてしまった後の効果的な対処法があれば教えてください。
 
日焼けをしてしまった日は、紫外線によって肌がカラカラに乾いてしまっているので、化粧水をたっぷりつけるなど水分補給を意識的にするようにしてください。乾燥している肌はバリア機能が低く、日に焼けやすい状態なので、日頃から保湿ケアを心がけることで、日焼け予防をすることもできます。
 
――近ごろ肌のコンディションもイマイチのような気がするのですが、日焼けのほかにも夏ならではの原因はあるのでしょうか?
 
エアコンが効いている今の季節は、実は肌が乾燥しやすい時期。肌のうるおい不足は、日焼けによるシミだけでなくシワやたるみの原因にもなるので、そういった意味でも保湿はしっかり心がけましょう。冷房による冷えや室内外の気温差、冷たいもののとりすぎや暑さによる睡眠不足など、夏は肌への負担が大きい時期。こうした要因が、肌のターンオーバーのさらなる乱れを引き起こしてしまうのです。ほかにも、暑さによる食欲不振で栄養不足に陥り、「新しい肌が作れていない」といった問題も考えられます。夏の間に蓄積された栄養不足の影響が大きく出始めるのは、実は秋になってから。秋のツヤ肌を叶えるためには、今の時期からしっかり食事をとって栄養補給をしておくことが大切なのです。

肌だけじゃない! 夏は髪にとっても過酷な季節

ブナピー

――肌だけでなく、心なしか髪の毛の調子もよくない気がします。これも紫外線による影響でしょうか?
 
紫外線対策というと肌に気をとられがちですが、頭皮や髪の毛は顔の何倍もの紫外線を浴びていると言われています。髪の毛はアミノ酸が結合したタンパク質でできているのですが、この結合を分解してしまうのが紫外線。髪の表面を保護しているキューティクルをはがし、乾燥させることで、枝毛や切れ毛、髪のパサつきといったトラブルを引き起こしてしまうのです。紫外線のほか、プールの塩素や海水といった夏ならではの外的要因もまた美髪を遠ざける原因のひとつと考えられます。
 
――頭皮が日焼けすることで、何か美容面での悪影響はあるのでしょうか?
 
紫外線によるダメージを受けることで、顔の肌同様、頭皮も乾燥し、ハリがなくなります。頭皮のハリが失われると、顔の皮膚を支えることができず、フェイスラインのたるみにもつながってしまうので要注意。頭皮のうるおい不足はフケや痒みの原因にもなるので、忘れずに日焼け対策、乾燥対策を行いましょう。
 
――肌や髪にとって、紫外線や乾燥は大敵であるということがよく分かりました。外からの保湿以外に、何かできることはあるのでしょうか? 食事の内容からターンオーバーを整える具体的な方法があれば教えてください。
 
食事の内容を意識することで、新しい肌や髪の生成を促すことができますよ。たとえば、きのこに豊富なビタミンB2は、皮膚や粘膜、髪の毛などの代謝に働きかけて、肌や髪の作生まれ変わりを促進してくれるので、健康的で美しいツヤツヤの肌や髪を取り戻すことできます。また、その材料となる肉や魚などの良質なタンパク質を摂取することで、健全な肌や髪の生成が促されます。
 
――ターンオーバーの促進におすすめのメニューはありますか?
 
それならば、ビタミンB群が豊富なきのこと、肌や髪のうるおいを保つ働きがあるビタミンAを含むパプリカを使ったメニューがおすすめです。パプリカにはメラニンの沈着を抑えるビタミンCも豊富に含まれているので、複合的に“キレイ”を叶えてくれることでしょう。エビを使った生春巻きならば、タンパク質も一緒に摂れて一層効果的ですね。
 

おすすめレシピ

きのことパプリカの生春巻き

きのことパプリカの食物繊維で腸内環境を整え便秘を予防、改善。腸内環境を整えることで栄養素の消化吸収もよりよくなります。また、きのこには、ターンオーバーを促すビタミンB2が豊富であり、パプリカに含まれるビタミンCにはメラニンの沈着を抑える働きがあるので、合わせることで一層美肌効果がアップしますよ。

レシピを見る動画を見る